日記の検索 [タグ:コイカクシュサツナイ岳] 01~10(12件中)

おやぶん四半世紀越しで一八三九峰に立つ

ふ~ちゃん
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左股出合(689)

一八三九峰とおやぶんの因縁は深い。思えば25年前の大学一年生、先輩にいいぞいいぞとおだてられ、一八三九峰南面右股直登沢の1年生枠をかけて2人で飲み比べしたあげく、結局じゃんけんで私が勝って行くことになったが、イグチさんの滑落事故でその計画は破綻となった。翌年は大佐のリーダーで共に行くことになったが、入渓直前に台風の直撃を受け、一時撤退。体制を整え直し、メンバーに前年リーダーだったいわした師匠、イグチさんを加えてついに登頂を果たしたが、そこにおやぶんの姿は無かった。文登研に参加するために不参加であった。その後しばらくおやぶんは一八三九峰へ行く機会に恵まれなかったが、4年前にルベツネ山と共に行く計画を立てた。しかし、やはり悪天に祟られ、メインのルベツネ山に絞って一八三九峰はカットした経緯がある。

今回も台風5号の接近で、9日から10日にかけては悪天が予想されたため、一時は長期入山を余儀なくされる一八三九峰の山行を諦めて、日帰りないしは1泊程度の山行へ振り替えるつもりだったが、25年もの間待たされたおやぶんがついにしびれを切らせて、とりあえずいってみようと主張した。無理をしないのが信条であるが、この思いは無視できない。入山しても何もできずにエスケープすることも覚悟の上の条件で入山することにした。

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日高山脈中核の雪稜を行く

ふ~ちゃん
ヤオロマップ岳[image/jpeg:136kB]
朝焼けのヤオロマップ岳

このところまったく山に行っていなかった。山に行く暇がなかったわけではなく、相変わらずの出不精で行きそびれていた。これまでのうっぷんを晴らすべく、ゴールデンウィークには少し気合いの入った山行に行こうと決めた。これまで日高山脈の多くの稜線を歩いてきたが、未だ線を引いていない部分がいくつかある。そのうちのひとつが、日高の雪稜の中でも難所とされる、一八三九峰南西稜と、カムエク南西稜だ。今回の計画はこの二つの難稜をつなぐ贅なものだが、他人の記録をろくに読まない私は、そのヤバさを正確に理解していなかった。はたして楽観主義者の私は、いつも現場で泣きを見るのだが、今無事にこうして記録を書いている。しかし、真の核心はそこではなかったのかも知れない・・・

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コイカクシュサツナイ川~コイカクシュサツナイ岳~ヤオロマップ右沢

ふ~ちゃん
Co770 大滝[image/jpeg:298kB]
コイカクシュサツナイ岳北東面右股直登沢
Co790 函滝[image/jpeg:249kB]
ヤオロマップ右沢

中ノ岳ノ沢の後、脱力状態になって次のへ向かう意欲がなかなかわいてこないが、早めに気持ちを切り替えて無理矢理にでも沢に行かないとこのまま沢の季節が終わってしまうような気がする。本当は今シーズン中にキムクシュベツ川シュンベツ岳西面直登沢などを片づけてしまいたかったが、これらのゴルジュを一人で突破する精神力は今の私にはない。今回はアプローチが容易なコイカクシュサツナイ川遡行し、コイカクシュサツナイ岳に登り、ここ数年の課題だったヤオロマップ右沢を下降した。ヤオロマップ右沢ルートルオマップ川ほどではないが泳ぐゴルジュの沢で、一人で下降するには十分に過酷な沢だった。

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無名沢三ノ沢~一八三九峰

ふ~ちゃん
Co850 樋滝[image/jpeg:151kB]
Co850 泳いで手足をめいっぱい突っ張って登る

何とかこのまま無難に過ぎてくれたらと思っていたが、屈曲するゴルジュの先には、これはもうどうしたって泳ぐしかないと言う樋状のが待ちかまえていた。何とかしようにも周囲はツルツルの垂直の壁に囲まれてどうしようもない。これを越えられなければ、いったいどこまで戻って巻き直さなければならないのだろう。覚悟を決めてに飛び込む。正面から来る水流にあらがい必至に水をかく。私の泳力でも、何とか少しずつ前進する。いよいよ体力の限界となって流される直前で、両岸に手を伸ばして体をあげる。ツルツルの側壁にめいっぱい両手足を突っ張り、樋の中を進む。単独なので、こうやって泳いでこうやって取り付いてこうやって登ったという写真が撮れないのが残念であるが、釜持ちの樋滝はこうやって登るという典型のようなである。

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ヤオロマップ左沢~ヤオロマップ岳

ふ~ちゃん
Co630函滝[image/jpeg:139kB]
Co630 函滝

今回はあまいものこさん提唱の札内川二ノからヤオロマップ川へ乗っ越すルートの検証をかねて、ヤオロマップ左沢遡行してきた。乗っ越しルートはそれなりに使えることは使えるが、やはり帰りは少し苦労しそうだ。ヤオロマップ左沢は詰めのルートを間違ってしまったが、全体にガレの埋める沢ではある。

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コイカクシュサツナイ川~コイカクシュサツナイ岳~無名沢~一八三九峰

ふ~ちゃん
Co780-800二段[image/jpeg:171kB]
Co780-800二段
Co1150[image/jpeg:195kB]
Co1150

コイカクシュサツナイ岳を経由して、14年振りの一八三九峰を訪れた。コイカクシュサツナイ岳北東面直登沢一八三九峰北面直登はともに適度な難しさの良渓であった。

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無名沢~コイカクシュサツナイ岳

ふ~ちゃん
Co760ゴルジュ[image/jpeg:204kB]
Co760ゴルジュ
Co760ゴルジュ[image/jpeg:229kB]
Co760ゴルジュ
Co920[image/jpeg:193kB]
Co920
Co930 直瀑[image/jpeg:207kB]
Co930 直瀑

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日高山脈全山縦走 芽室岳~楽古岳

ふ~ちゃん
朝焼けに染まる幌尻岳[image/jpeg:42kB]
朝焼けに染まる幌尻岳
楽古岳[image/jpeg:67kB]
楽古岳

日高の全山縦走をするなら、前からこの季節だと思っていた。この季節なら硬く締まった雪稜の日高を駆け抜ける事が出来る。支稜にはいっさい目もくれず、夜明け前から行動を開始し、できる限り距離を稼ぎ、とにかく進める所まで進もうというマラソン山行であった。

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札内川七ノ沢本流~一八二三峰

ふ~ちゃん
C750 ゴルジュ[image/jpeg:177kB]
C750 ゴルジュ
Co820-840 大滝[image/jpeg:166kB]
Co820-840 大滝
Co1110 二股[image/jpeg:176kB]
Co1110 二股
シャワーを浴びるかん[image/jpeg:200kB]
シャワーを浴びるかん
Co1150 チムニー[image/jpeg:193kB]
Co1150 チムニー

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日高随一の滝沢へ

ふ~ちゃん
Co990[image/jpeg:96kB]
Co990

当時、この山行を計画したのは6月頃であったと記憶している。当初は、昨年一緒に行けなかったおやぶんをサッシビリチャリ川 一八三九峰南面直登沢へ連れてってやろうかな、ぐらいに考えていた。しかし、頻繁に義経岩へ行くようになり、オレンジ(5.11b)などに登れるようになってから、!!!*グレードでも登れるのでないかと考えるようになった。中ノ岳ノ沢の泳ぎの連続や、ソエマツ沢高巻きの嵐などは自信がないが、には少々自信があった-と言うか、当時はオレに登れないはないぐらいに思っていた-ので、全て直登可能と言われるこの沢ならば、行けるであろうと考えた。

当時、部内では相当な反対や不安の声があがったが、半ば強引にL会を通過させたのである。

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