無名沢三ノ沢~一八三九峰

ふ~ちゃん
目的
無名沢三ノ沢~一八三九峰遡行
日程
2007年08月28日(火) - 31日(金)
山域
中日高

行程

2007-08-28
コイカクシュサツナイ川~上二股 C1
2007-08-29
C1~コイカクシュサツナイ岳夏尾根~無名沢下降無名沢三ノ沢出合 C2
2007-08-30
C2~無名沢三ノ沢一八三九峰ヤオロマップ岳 C3
2007-08-31
C3~コイカクシュサツナイ岳コイカクシュサツナイ川札内ヒュッテ 下山

装備

2007年08月28日(火)

タイムレコード
時刻天候場所行動
15:05出発
16:10上二股C1

相も変わらず苫小牧からの長い長い道のりをロングドライブでコイカクシュサツナイ川出合に到着する。車の外に出ると、気温は高く暑いが、ちょっと風が吹くと爽やかで涼しさを感じる。気候はすっかり秋の気配である。

はすっかり渇水が進んでいる。と言うか、この時期のコイカクはこんなもんか。は多少水に濡れながら中を通過する。快調に進んで、上二股まで一時間ちょっとかかった。

今夜は皆既月食があるらしいが、この天場からは見えないようだ。先日から続く気管支炎がよくならず、咳が止まらないのがつらい。明日も天気はいいらしい。日が沈むと一気に気温が下がってきた。もう外で野宿出来るような季節ではない。早めにツェルトに潜り込む。

2007年08月29日(水)

2007-08-29 無名沢
タイムレコード
時刻天候場所行動
03:20快晴起床
04:35出発
06:35Co1305
07:55コイカクシュサツナイ岳夏頂
11:05一八二三峰南面直登沢出合
12:10無名沢三ノ沢出合C2

コイカクシュサツナイ岳夏尾根~南西面

コイカクシュサツナイ岳[image/jpeg:149kB]
コイカクシュサツナイ岳夏尾根を登る

天気はいいが気温は低い。夜明けとともに出発する。笹藪の踏み跡を行くが、気が付くと尾根からはずれてきている。迷い道があちらこちらに延びているようだ。引き返し、慎重に正しいルートを探す。尾根に取り付きぐんぐん高度を上げる。すぐに暑くなり、シャツとタイツを一枚脱ぐ。


一八三九峰[image/jpeg:148kB]
コイカク南西尾根から一八三九峰の北面

空は嫌になるくらいの青空が広がっている。しかし、休むと涼しい風が吹き、寒いくらいだ。夏尾根からは一八二三峰がきれいに見えてきた。ピークに出ると、正面には一八三九峰の雄姿がそびえていた。


下降沢 Co940-960[image/jpeg:151kB]
下降沢中間部の多段の滝

久しぶりにきれいに晴れ渡っているので、周辺のの様子を観察しながら無名沢を目指す。相変わらず下降沢までの藪は猛烈だ。急傾斜の斜面を降りて下降沢に出る。この沢を下るのも3度目だ。いつも通り淡々とを下る。はほぼすべてクライムダウンで、 Co930 の滝だけは、いやらし草付きをつかみながら左岸を小さく高巻いた。最後の滝はいつものように左岸のテラスを巻いて本流に降りた。

無名沢本流

下降沢出合[image/jpeg:148kB]
下降沢は淵に合流する

下降出合は、腰まで水に浸かるが特に問題ない。すぐ下の左岸テラスから巻く。一八二三峰南面直登沢出合のすぐ手前のS字のゴルジュも、水量は少なく特に問題はない。ここので、足下で何か動いたと思ってよく見たら、ハナカジカだった。この沢はあまり魚は居ないと思っていたが、カジカが居たとは。イワナもいるのだろうか?

一八二三峰直登沢出合天場は今年はわりと大きめに出来ていた。フキが刈られ、焚き火の跡がある。先日の北稜の K さんパーティの物だろう。今回はヒグマの気配はない。

呼吸を整え、三ノを目指す。河原が続くかと思ったら、すぐにゴルジュ状になり始める。泳いだ方が良さそうなもあるが、先日のシュンベツ川の件もあるし、もう寒いので巻けるところは出来るだけ巻いていく。


Co610[image/jpeg:151kB]
この先は泳ぐしかない

それでも Co610 出合は巻くことが出来ず、どうやら泳がねばならないようだ。そういえば、おやぶんと一八二三峰直登沢を遡行した時もここは泳いだような気がするなあ。先日の事で水に浸かることがちょっと怖くなっていて、なかなか思い切りが付かないが、覚悟を決めてサラシの中に足を踏み入れた・・・ら足がついた。おっとー。それでもの外までは泳いで下らざるを得ない。

一度泳いだら二度泳ぐのも同じなので、その後は適当に水に浸かりながら下る。岩盤とゴルジュはその後三ノ出合まで続いた。

三ノ出合

三ノ沢の天場[image/jpeg:150kB]
三ノ沢の天場と焚き火

三ノ出合もまた岩盤状で、本流には泊まるところは見あたらない。三ノ沢に入ると左岸に小さな河原があるので、少し早いが上流に天場があるとは思えないので、ここで泊まることにする。増水したらアウトだろうが、それは無名沢にいる限り、どこでも同じ事だろう。

三ノ出合付近に天場があるかどうか一番懸念していたが、それなりに快適そうな天場があって良かった。しかし、空はすばらしく晴れているが、北面の沢で周囲の岸は高く、全く日が当たらず寒い。あまり流木が溜まるような場所ではないが、おそらく何年もここで泊まった人は居ないのだろう、薪はわりと豊富だ。周辺の流木をかき集め、焚き火をつける。

時間はたっぷりあるので、一応釣りをしみることにする。今回は釣り竿を忘れたので、枯れ枝に釣り糸をつけて、いつものようにカワゲラをえさにして垂らすが、あたりはない。少なくともカジカはいるのだろうが、イワナが居るような気配はない。カジカもカワゲラで釣れるものだろうか?釣り竿もないし、天場をちょっとでも離れるとゴルジュ帯なので、天場から離れてイワナを探す気にもなれず、結局この日は何もつれずに終了。

焚き火はよく燃えるが、風が冷たい。食料も貧相だし、酒も少ししか持ってきていない。今夜も早めにツェルトの中へ。やっぱり咳が止まらない。

2007年08月30日(木)

2007-08-30 無名沢三ノ沢
タイムレコード
時刻天候場所行動
04:00起床
05:20出発
07:25Co800 の先
08:10Co897 二股
10:30Co1500
12:40一八三九峰
13:40
16:40ヤオロマップ岳C1

無名沢三ノ沢

さて、いよいよ遡行だが、あまり気合いが入らない。と言うか、先日からに対してちょっとびびって腰が引けてる感じがする。でも、ここまで来てしまっているからもう行くしかない。

Co610-620 廊下[image/jpeg:148kB]
Co610 廊下の先に滝が見える
Co620 釜滝[image/jpeg:148kB]
Co620 スリップして釜に落ちた

天場を出てすぐのに、カジカがいた。あ、やっぱりいたんだ・・・。はすぐにゴルジュの様相となる。狭い廊下の突き当たりにの右岸から、早速大きなが落ちてくるのが見える。右岸側面を特に問題なく直登する。大きなを持った幅広のが続く。左岸へつって軽く越えようとしたら、スリップしていきなり釜の中にどぼんしてしまった。朝からちょっとぼんやりしていたが、一気に気合いが入る。むちゃくちゃ寒いが、核心部で落ちるより、こういうところで落ちて置いた方が気が引き締まる。・・・と言うことでよしとしよう。

真の核心部の下部の

Co660[image/jpeg:150kB]
Co660 左岸を直登する
Co670 ゴルジュ[image/jpeg:149kB]
Co670 奥のチョックは泳いで取り付く
Co680 砂防ダム[image/jpeg:149kB]
Co680 廊下の先に砂防ダムの滝が見える

更にを持った、連続する滑滝を越えていく。 Co660 に出てくる左岸直登する。更に滑滝を越えていき、 Co680 のあたりからいよいよ両岸の迫ったゴルジュとなり始める。釜を持った滑滝をへつって越えた後に続くチョックストンはいよいよ泳がねば取り付けないようだ。泳いでから左岸の側壁によじ登ってから水流を越える。更に狭いの先に、右からいやらしい滝が落ちてきていると思ったら、流木の詰まった砂防ダムだった。右岸に寄りかかった倒木を使ってよじ登る。


Co685 函滝[image/jpeg:150kB]
Co685 核心の函滝

このゴルジュの出口がこので一番難しいだった。落差は 2m 程度だが、両岸はハングして巻くことはままならず、を泳がねば取り付けず、つるりとしていてホールドが乏しい。まずは泳いで右岸に取り付いてみるが、側壁から、流芯へのホールドが遠くて届かない。ザックをおろせば何とかなりそうだが、カナヅチの私はザックを置いた時点でこの滝には取り付けない。軽量化のためにライフジャケットを持ってこなかったことを後悔する。手足がパンプアップしてきてどうにもならないので、いったん降りて引き返す。帰りも泳ぎである。気を取り直して、今度は左岸クラックを登る事にする。右岸よりは簡単だが、落ち口には進めず、滝上部のツルツルのカンテ状に追いやられてしまう。長い脚(ぉぃ)を伸ばしてカンテをまたぎ、滝の上の釜に飛び降りる。ちょっと無理矢理だが、他に方法が思いつかなかった。

完全に体が冷え切って、ブルってしまった。時すでに遅しだが、雨具を着込む。はじめから着て行動するべきだった。


Co700 函滝[image/jpeg:148kB]
Co700 このゴルジュは右岸から巻く
Co710 函滝[image/jpeg:149kB]
Co710 続くゴルジュをまとめて巻く
Co720[image/jpeg:150kB]
Co720 巻き終わって振り返る

が左に曲がると狭いゴルジュの中にを持ったツルツルのが続いている。先ほどので、すっかり体力も気力も使い果たして、全くやる気がわいてこない。右岸テラスが使えそうなので、高巻くことにする。中には 3~4 の釜持ちの滝があるようである。それなりの泳力と体力がなければ内部突破はしていられないだろう。

実は核心ではなかった中間のの大高巻

Co750[image/jpeg:147kB]
Co750 ショルダーなら越えられそうだが

更に持ちの小滝へつったり小さく高巻いたりしながら適当に越えていくと、 Co750 の屈曲点付近から一気に両岸が高くなってくる。雪渓の残骸を見て右に屈曲して出てくる小はツルツルで水流は行けない。左岸ハング気味のクラックを懸垂して登ろうとしたが、体が上がらない。岩や流木を利用してショルダーを試みるも失敗。ここは、ザックをおろして引き上げかな?面倒くさいなあ。もう一度周囲をよく見て、右岸の嫌らしい傾斜のバンドを慎重にトラバースして越えた。


Co770-780 廊下[image/jpeg:150kB]
Co770-780 この先にはいったい何があるのか

が左に曲がると、いよいよ両岸が空高く突き上げ、陰湿な雰囲気であるが、中はそれほど難しそうな物はない。進んでいくと、持ちのチョックストンが出てきた。左岸バンドトラバースして越えられそうだが、これを過ぎると戻るのは面倒そうだ。体が冷え切って、水に浸かるが嫌になっていた私はここで心が折れて高巻くことにする。少し戻って、取り付けそうなところで左岸の側壁に取り付く。出来るだけ低くトラバースしていくが、垂直の岸は行けるところが無く、どんどん高いところへと追いやられていく。


Co810 樋滝[image/jpeg:150kB]
Co810 この滝は登れるのだろうか

久々の面倒な高巻きだ。これなら、内部突破した方が良かったんじゃなかろうかとちょっと後悔する。岸が高すぎて、の中は全く覗くことが出来ない。降りるポイントがわかりにくく不安になる。沢が右にカーブするあたりから少しずつ高度を下げ、沢の中に樋状のが見えたのでその先に降りることにする。 20m いっぱいのラッペルで沢に降りる。の出口は屈曲するツルツルの樋状のになっていた。この函を内部突破出来るかどうかはこの滝を処理出来るかどうかにかかっているだろう。

まだまだ核心の上部の

Co820[image/jpeg:149kB]
Co820 まだまだ続くゴルジュ
Co840 ゴルジュ[image/jpeg:151kB]
Co840 何か出てきそうな雰囲気・・・

このの核心はここまでだろうと思っていたら大間違いだった。正面に枝沢が大きなとなって落ちてくるのを見て左に曲がると、狭く岸の高い廊下はまだまだ続いていた。泳ぐほどではないが、狭いゴルジュの中に続く小滝を水に浸かりながら越えていく。まだ朝も早いのに、水に浸かりっぱなしで寒い。


Co850 樋滝[image/jpeg:151kB]
Co850 泳いで手足をめいっぱい突っ張って登る

何とかこのまま無難に過ぎてくれたらと思っていたが、屈曲するゴルジュの先には、これはもうどうしたって泳ぐしかないと言う樋状のが待ちかまえていた。何とかしようにも周囲はツルツルの垂直の壁に囲まれてどうしようもない。これを越えられなければ、いったいどこまで戻って巻き直さなければならないのだろう。覚悟を決めてに飛び込む。正面から来る水流にあらがい必至に水をかく。私の泳力でも、何とか少しずつ前進する。いよいよ体力の限界となって流される直前で、両岸に手を伸ばして体をあげる。ツルツルの側壁にめいっぱい両手足を突っ張り、樋の中を進む。単独なので、こうやって泳いでこうやって取り付いてこうやって登ったという写真が撮れないのが残念であるが、釜持ちの樋滝はこうやって登るという典型のようなである。


Co870[image/jpeg:149kB]
Co870 ツルツルの左岸スラブを登る

斜瀑を過ぎ、チョック持ちの左岸の側壁をフリクションを利かせて登る。思ったよりもツルツルで、ちょっと緊張した。次のツルツルの滑滝は左岸のテラストラバースして越えた。猛烈な状も一段落し、もう一つを越えると、ようやく Co897 二股となった。

一八三九峰北西面直登沢

滝沢

Co897 直登沢出合[image/jpeg:150kB]
Co897 直登沢出合の滝は右岸を直登する
F2 二段[image/jpeg:149kB]
F2 難しそうでもがんがん直登
F3 樋滝[image/jpeg:149kB]
F3 樋状をステミングで直登
F5 二段[image/jpeg:151kB]
F5 二段目はチョックストン
Co970 F7[image/jpeg:150kB]
Co970 F7 2本の水流を浴びる

一八三九峰北西面直登沢は、右岸からとなって合流している。直登は今までのゴルジュの沢から一変して、絶え間なくの続く滝沢だ。出合から見た感じはかなり威圧的な感じがする。まずは出合の滝は右岸を直登する。二段になった2つ目を直登し、3つ目はステミングで越えていく。なかなかバリエーションに富んで面白いが、それほどの難しさはない。あわせて5つほどの滝を越えて右に曲がり、滑滝を通過すると中央にバンドが走る直瀑が出てくる。右岸に取り付くが、上部がかぶって越えられない。雨具のフードをかぶり、水を頭から受けながら中央のバンドをトラバースし、左岸に移りジェードル状を登った。滑滝をひとつ登り左に曲がると、一段落してガレ状になる。


Co1000 二段大滝[image/jpeg:149kB]
Co1000 左岸ルンゼからトラバース
Co1050[image/jpeg:148kB]
Co1050 斜めのバンドを斜上
Co1070 カンテ状[image/jpeg:150kB]
Co1070 中央のカンテを登る
Co1100-1140 四段大滝[image/jpeg:150kB]
Co1100-1140 大滝を一気に登る
Co1170-1190 最後の滝[image/jpeg:150kB]
Co1170-1190 チムニーからスラブの滝に続く

Co1000 で右岸から二段の大きなが落ちてくる。これはオーソドックスに正面のルンゼを少し登って、トラバースして一段目の上に出た。二段目は左岸直登した。Co1050 のは右岸から斜めに走るバンドを斜上して左岸の水流の上に出た。次の滝はの中央にカンテが大きくつきだしている。このカンテを直登した。滝の上は岩盤が続き、その先には大きな多段の滝が右岸から落ちてくる。四段ほどのこの滝を快適に直登し、一気に高度を稼ぐ。この沢で最大級の滝だが、技術的には何も問題ない。 Co1160 からチムニーを登り、続けてつるりとしたスラブ状の滝を登ると、 Co1190 で滝沢に終わりを告げる。

ガレ

Co1200 ガレ[image/jpeg:150kB]
Co1200 整地すればビバークポイントになりそう
Co1300 雪渓[image/jpeg:150kB]
Co1300 雪渓が残っている
Co1400 三股[image/jpeg:150kB]
Co1400 左股に入る

渓相は一変し、果てしないガレが続いている。このあたりはやや傾斜も緩くなっており、この唯一のビバークポイントとなるだろう。ガレを詰めていくと、雪渓が残っており、中には嫌らしいスノーブリッヂもある。下を行くと早そうだが、なんか嫌な感じがするので、上に上がり脇を巻いていく。更にすさまじいガレを詰めていくと、 Co1400 三股となり、進む左股はとなって合流している。

直登ルンゼ

Co1500 直登ルンゼ[image/jpeg:150kB]
Co1500 このルンゼをつめる

を登り、一気に小さくなったを進むと、突き当たりでガレ場となって、左岸ルンゼが2本合流してくる。地形図的には下の方だが、奥の方が水流が多いので、おかしいなと思いつつもそちらに進むが、やはり、コンパスの向きが合わない。地形図を確認して、引き返し下のルンゼに進む。やはり地形図通りこちらが正しいようだ。水量が少ないので、早めに水を確保する事にする。

岩盤のもやがて灌木に覆われるが、辛抱強く沢筋を詰めていくと Co1800 近くでついにハイマツの尾根に出る。 20 分程度の藪漕ぎでピークに出た。雲は多いが、それなりに展望はある。

一八三九ヤオロ

一八三九峰[image/jpeg:153kB]
そびえる一八三九峰

今日の予定はここまでだったが、まだ時間もあるし、体も動きそうなのでヤオロマップを目指すことにする。しかし、一八三九峰の核心は常にヤオロマップまでの尾根歩きだったりするわけで・・・。三九の下降で一気にスタミナ切れ。早々にピークで泊まっておけば良かったと後悔する。

まあ、なんだかんだ言っても、間近に見る一八三九はやっぱりかっこいい。今更引き返すわけにも行かないので、南面ルベツネ山北面直登沢を観察しながらゆっくりと進む。三時間かけてヤオロに到着した。

2007年08月31日(金)

タイムレコード
時刻天候場所行動
04:40起床
06:20出発
08:15コイカクシュサツナイ岳
10:05上二股
11:25下山
夜明け[image/jpeg:156kB]
夜明けだ

夜明けとともに目が覚めた。地平線に太陽が見えているが、上空は高曇り。しばらくして太陽は雲の中に入った。

ヤオロマップ岳からは、ヤオロマップ川を下って尾根を乗っ越すルートを行くことも考えていたが、よく考えたらポンヤオロマップ岳地形図を持ってきていないことに気づく。まあ、地形はだいたい頭に入っているので、別になくても良いけど、なんだかんだ言ってもコイカク経由の方が早いだろうと言うことで、いつものようにコイカクへ向かう。

今回は新品のツオロミーブーツを持ってきたが、1ピッチもしないうちに朝露でずぶ濡れになった。靴は外側から濡れるのではなく、ズボンを伝って内側から濡れ始めた。雨具を着ておけば良かったのかも知れないが、暑いしな。

上二股まで3ピッチで到着。いつもならここで靴を履き替えるが、どうせ靴はずぶぬれだし、乾いた河原も長いのでそのままツオロミーブーツで下る。しかし、やはり渡渉では気を遣うので、行きより時間がかかってしまった。

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