北日高で厳冬の最後っ屁に翻弄される ふ~ちゃん ゲートから山脈を南方する 前回、美生川から入山してピパイロ岳、伏美岳へと抜ける山行を計画したが、その時は林道の崩壊と体力不足で心折れて途中撤退した。今回は1泊増やしてあわよくば幌尻岳までを狙ったが、予定外のラッセルと暴風でそこまで届く事は無かった。 ~続きがあります~
札内岳へのうまい登路を探す旅 ふ~ちゃん 札内岳(1627) 積雪期の札内岳と言えば、かつてはピリカペタヌ沿いのルートが取られていたが、これは雪崩の危険が高いと言うことで、北東尾根が主流となった。所がこちらは、悪名高い藪尾根で、苦労しなかった記録を見たことがない。最近はガケノ沢左岸尾根が流行っているらしいけど、こちらもかなりの藪尾根で、利用は残雪期に限られるだろう。厳冬期のルートとして、以前から目を付けていた九ノ沢左岸尾根の探索に行ってきた。結果としてはまあ、微妙と言えば微妙だが使えなくもないという… ~続きがあります~
急がば回ってみた結果 ふ~ちゃん (1269) 剣小屋に二連泊で、剣山東尾根の代替となるルートを探索に行く。岩塔に登るならアイゼンピッケルは必要だが、直下まではスキーだけで行けるので、スキー目的なら他のルートより遙かに楽しめるだろう。 ~続きがあります~
急がば回れ ふ~ちゃん 久山岳から剣山(1479) 今日は剣山東尾根を行くつもりだったが、どうも牧場敷地を通るのは防疫の観点から避けた方が良さげ。というわけで、このルートは「山谷」から削除することにして、とりあえず久山岳の東尾根に行くことに。後で調べたら、割と東尾根を登ってみて失敗した的な記録が多い。みんな考えることは同じだ。 ~続きがあります~
謎の快晴続きの北日高縦走 ふ~ちゃん ご来光と札内岳(1759) 正直な話、今までは厳冬期の日高の核心部は避けてきた。だって、ろくにスキーは使えず、不安定な積雪とブッシュに苦しめられる事は目に見えているから。それならば、春にアイゼンを効かせて走り抜けた方が楽だし楽しい。それに、日高の雪稜はだいたい歩いたので苦しい思いをしてまで真冬にブッシュの稜線を歩くモチベーションは沸いてこない。しかし、今までの山行はほぼ端っこから端っこまでの長期縦走しかした事がなかったので、諸般の事情によって中間部のルートを踏査する必要が出てきた。そこで3年目となって逞しくなった後輩を誘ってカムイ岳から札内岳へと縦走する事にした。 ~続きがあります~
厳冬のチロロ岳にタッチ ふ~ちゃん チロロ岳看板(1952) パンケヌーシ林道は、今まで芽室岳~チロロ岳の縦走や、ペンケヌーシ岳の時に利用している。もっともオーソドックスなチロロ岳北尾根に入った事がなかったので行ってみる事にした。現役部員を誘ってみた物の、ふられてしまったので1人で行ってきた。 ~続きがあります~
馬子にも衣装ブタ沢にも紅葉の彩り ふ~ちゃん (1033) パンケヌーシ川二ノ沢は、先日の春別岳登頂の時に見たところ、ずっとガレの続くブタ沢であることは何となくわかっていた。それでも一応日高の直登沢だからそのうち行こうと思っていた。案の定渓相は予想通りだったが、思いがけず綺麗な紅葉で癒やされた。 ~続きがあります~
意外と癒し渓だったパンケヌーシ川五ノ沢 ふ~ちゃん 滝 9月も末になって日々気温も下がり、難しい沢に行くのも厳しくなってきた。と言うわけで、短くて簡単な癒し渓を物色し、とりあえずルベシベ山に行くことにした。パンケヌーシ川五ノ沢は2度目の遡行だが、前回は降雪後で凍った滝に苦戦させられていたのだった。 ~続きがあります~
今年三度目の芽室小屋より晩秋の谷へ ふ~ちゃん 左岸を直登 当初はイドンナップノ沢を予定していたが、もろもろの事情で今年3度目の芽室小屋への転身となった。ルートは何年か前に流行ったパンケヌーシ岳北東面直登沢。たいして面白い沢ではなかったが、ナメワッカの疲労が残る体にはちょうど良い癒やしとなった。 ~続きがあります~
北の外れの無名峰に知る人ぞ知る銘渓あり ふ~ちゃん 天空に向かって一気に登る 北日高の一九六七峰の北西に 1857m の衛峰がある。そのピークの北西面に突き上げる沢が、以前から噂は聞いて気になっていた沢だが、名も無きマイナーピークへ突き上げる沢と言うこともあって先延ばしになっていた。歴舟川方面の水位が引くまでのつなぎとして、近場でアプローチのしやすい所と言うことで選んだが、期待を上回る良渓だった。一般的なパーティでは日帰りは少し難しいと思うが、もっと利用されてもいいと思う。 ~続きがあります~