- 目的
- パンケヌーシ川五ノ沢遡行
- 日程
- 2014年09月26日(金)
- 山域
- 北日高
9月も末になって日々気温も下がり、難しい沢に行くのも厳しくなってきた。と言うわけで、短くて簡単な癒し渓を物色し、とりあえずルベシベ山に行くことにした。パンケヌーシ川五ノ沢は2度目の遡行だが、前回は降雪後で凍った滝に苦戦させられていたのだった。
行程
- 2014-09-26
- パンケヌーシ五ノ沢林道入口~パンケヌーシ川五ノ沢~ルベシベ山北西面直登沢~ルベシベ山~パンケヌーシ川五ノ沢本流~林道 下山
2014年09月26日(金)
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
起床 | |||
07:45 | 快晴 | パンケヌーシ五ノ沢林道分岐 | 出発 |
08:55 | ルベシベ山北西面直登沢出合 | ||
10:50 | ルベシベ山 | ||
12:05 | |||
15:05 | 林道分岐 | 下山 |
苫小牧を4時半頃に出て3時間ほどで五ノ沢林道入口に着く。入口の脇に車を駐めて出発する。林道は藪に覆われている。入口付近には大きな岩が2つ置かれていて大型車両でも進入することは出来ず、林道は廃道への一途を辿っている。
ガレに埋められたチロロ岳へ向かう右股出合を渡り、さらに林道跡を進む。周囲の紅葉が綺麗だ。まだ新しいカメラの扱いに慣れていないので、色々と設定をいじりながら進む。
林道跡は Co1000 付近の屈曲で途切れ、その後は渡渉しながら踏み跡を探して進む。沢底はヌルヌルが激しく歩きにくい。
Co1140 で北西面直登沢に入る。出合付近は鬱蒼としているので、見落とす人も居るかも知れない。 Co1210 二股まではゴーロの沢だ。
二股を右に入ると小滝が出てきて、すぐにくの字に曲がる二段の滝がある。適当に通過。
その後も岩盤状が続き、思っていた以上に小滝が続く。あれ?こんな滝のある沢だったっけ?前回来た時は氷と雪の印象ばかりで、滝がどうとかはほとんど記憶にない。まあ、連瀑と言っても先日のナメワッカ北面なんかとは比べものにならないくらい小さいわけだが。
水量も少なく、たいして濡れることもなく着々と高度を上げる。 Co1350 を右へ Co1400 を左へ入り、更に小滝を越えていく。
Co1500 を過ぎると水が涸れる。沢形は細分化され不明瞭だ。適当に進み灌木のトンネルに突入する。灌木の藪は薄く、10分ほどでピークの西側の稜線に出た。
今日は風も弱く爽やかな秋晴れ。ピークで横たわりそのまま小一時間ほどうたた寝をした。
下りは本流を下る。稜線上の明瞭な苅分を進み、コルから北側のお花畑に降りる。滑りやすい斜面をトラバースし、南東のポコに直上する沢形から沢に降りる。
こちらの沢は2~3の岩盤が出てくるだけで、あとは何もない。傾斜も緩いので下降にはもってこい。ただ、ヌルヌルが多いのが玉に瑕だ。
Co1200 付近からは小さな魚影が見えはじめた。若干のチャナメツムタケを採取しつつ下山した。
雑感
パンケヌーシ川五ノ沢は思っていたよりも癒し系だった。荒れた林道跡のアプローチと、ヌルヌルが無ければお手軽お気楽な沢としてもっと使われても良いのだが、林道跡は今後ますます荒れる物と思われ、ちょっと残念である。