今年三度目の芽室小屋より晩秋の谷へ

ふ~ちゃん
目的
パンケヌーシ岳北東面直登沢遡行
日程
2014年09月23日(火)
山域
北日高

当初はイドンナップノ沢を予定していたが、もろもろの事情で今年3度目の芽室小屋への転身となった。ルートは何年か前に流行ったパンケヌーシ岳北東面直登沢。たいして面白いではなかったが、ナメワッカの疲労が残る体にはちょうど良い癒やしとなった。

行程

2014-09-22
山小屋芽室岳 C0
2014-09-23
C0~パンケヌーシ岳北東面直登沢パンケヌーシ岳芽室岳北尾根コース~山小屋芽室岳 下山

2014年09月23日(火)

2014-09-23 パンケヌーシ岳
タイムレコード
時刻天候場所行動
05:00快晴起床
06:20出発
10:40パンケヌーシ岳
11:15
13:00登山口下山
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登山口の橋(600)

今日はさほど長くないのでのんびり目に起床。登山口の丸太橋から右の入渓する。

今日は新しいカメラ WG-4 GPS の GPS 機能をオンにしてその利用価値を確認してみる。


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Co655 二股

下流域は近隣のと同様の苔むした蛇行するゴーロだ。


RIMG0337.JPG
Co655 二股

Co865 二股は二丈のとなっている。水量の多い右側はハングしているので左の滑滝部分を登る。


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Co995 二股(992)

小さな滑滝とデブリが断続する。


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左岸直登

Co1060 二股の左岸直登


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Co1270 二股 コルへ突き上げる左股の(1270)

断続するガレ小滝を通過していくとが右にカーブして Co1270 二股となる。

コルへと向かう左股は右岸からとなって落ちてくる。


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右の直登沢

いつものようにピークを直接目指して右へ進む。


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1335

左にカーブする滑滝を登り切るとガレに埋められたとなる。


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左岸を巻く(1402)

Co1400 付近の左岸を小さく巻く。


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涸れたルンゼ(1526)

Co1530 からは細いルンゼとなっていて、出口は灌木のトンネルとなっており早くも藪に突入かと思いきや、トンネルを潜ると沢形はまだ続いていた。


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右岸ルンゼを詰めれば直接ピークへ(1603)

Co1620 で右岸から合流するルンゼを詰めればよりピークに近そうだが、たいして変わりなさそうなのでそのまま正面を詰める。


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源頭の笹を避け右岸の支尾根へ(1671)

草付きの中に沢形が消え、左寄りに進むと灌木の藪となったのでそのまま右岸の支尾根にとりつく。左にピークに突き上げる谷筋が見えるが、やはりさほど変わりはなさそう。


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主稜線に出た(1720)

葉っぱは落ちているので灌木の藪漕ぎはさほど苦労もなく主稜線に出た。

今日は天気は良いが、若干もやがかかって遠望はきかない。

下降は靴を履き替え、北尾根コースを下る。2ピッチ弱で登山口に到着。

登山口には8台ほどの車が駐まっていた。

カメラ WG-4 GPS について

GPS 機能は、広い河原や二股では入りやすいようだが、ちょっと深い谷に入るとすぐに受信しないようになり、ログは飛び飛びでやはりほとんど役に立たない。思ったほど電池の減りは激しくないようなので、日帰りの時は GPS 測位をオンにしておけば写真整理の目安ぐらいには成りそうだ。

高度計の精度はプロトレックと同程度だが、1m単位で測定し、更新間隔も短いのでプロトレックより使いやすそう。ただ、データはリコーの独自仕様で記録されているらしく、パソコンのアプリケーションでは確認できず、カメラ本体で確認しなければならないのがあまりにも残念だ。

電子コンパスは正確で、標高値と併せるとカシミール3Dで撮影位置を推定するのにすこぶる便利。 GPS 機能はほとんど役に立ちそうにないが、高度計と電子コンパスのために GPS モデルを選ぶのはアリだ。

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