ニシュオマナイ岳は、中ノ岳と神威岳の間に挟まれた無名峰の事であるが、日高に無数にある無名峰の中でも標高差が大きく、神威山荘からも正面に聳えて見える割と目立つ存在である。山頂部はなだらかでハイマツに覆われているが、周囲は深く切れ込んだルンゼに囲まれている。中でも南西面直登沢は Google Earth で見ても深い谷の中に岩盤の渓相が確認出来る気になる存在だった。
夏合宿の予備山行という名目でオコツナイ川に行ってきた。現役二人にはまだ少し早いかと思ったが、やはり少し実力不足が否めず、本山行に向けてやや不安が残る内容となった。
今シーズンに入ってから、昨年の水害で漁川の渓相が大きく変わってしまったとの報告がちらほらと入ってきた。その様子は写真でも十分に確認出来たが、百聞は一見にしかずと言うことで、確認に出かけた。