日記の検索 [タグ:夏合宿] 01~10(19件中)

オコツナイ川で濁流に追われ

ふ~ちゃん
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(285)

夏合宿の予備山行という名目でオコツナイ川に行ってきた。現役二人にはまだ少し早いかと思ったが、やはり少し実力不足が否めず、本山行に向けてやや不安が残る内容となった。

~続きがあります~

道内一有名沢から流行の沢を経て無名のブタ沢へ

ふ~ちゃん
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十三丁

北海道で最もメジャーなクヮウンナイ川を遡行し、最近流行の兆しを見せている辺別川を下降し、道内の山屋でもほとんどその存在すらしならないであろう中尾山を経由して、クヮウンナイへ戻るややトリッキーなルートを巡ってきた。ルート的には机上シミュレーション以上の物も以下の物も無く、ほぼ予定通りの山行となったが、天場では今夏の「不安定な気圧配置」に翻弄され続けた。

~続きがあります~

夏合宿という名のマンツー山行

ふ~ちゃん
大滑滝 2[image/jpeg:251kB]
大滑滝 2

今年、 MITWV には4人の新人が入った。数年ぶりに本格的に登りを行い、夏合宿も復活させるべく今回の計画が立てられたが、紆余曲折あって、結局参加部員は一名だけとなってしまった。とても夏合宿とは言い難い陣容ではあるが、せっかく参加してくれた三好にはしっかりと良い経験をしてもらいたい。入山からいきなりあいにくの天候となり、下山後には予想外の展開もあったが、何とか予定を貫徹した。

~続きがあります~

ヌビナイ川右股~ソエマツ岳・ピリカヌプリ

ふ~ちゃん
Co570 ゴルジュ帯[image/jpeg:186kB]
Co570 ゴルジュ帯
Co580 ゴルジュ[image/jpeg:181kB]
Co580 ゴルジュ
Co590 左岸巻き[image/jpeg:144kB]
Co590 左岸巻き
Co595 釜滝[image/jpeg:166kB]
Co595 釜滝

~続きがあります~

中ノ岳北西面直登沢はまだ雪渓が多かった

ふ~ちゃん
Co860[image/jpeg:120kB]
Co860 二段の大滝を登る

わかとたくは、前回のペテガリ岳神威岳で十分満足したようだったが、既に決まっていた山行でもあり、私はなんとしても行きたかったので、半ば無理矢理に連れて行った。山谷のグレードに従い、こちらを本山行にしたが、雪渓ガレの多い印象の薄いだった。

~続きがあります~

ペテガリ沢~ペテガリ岳~ルートルオマップ川~神威岳

ふ~ちゃん
Co910 大滝[image/jpeg:116kB]
ペテガリ沢A沢
Co720 函[image/jpeg:94kB]
中ノ岳北東面直登沢

夏合宿の予備山行と、おやぶんとの無名沢遡行の予備山行をかねてのA沢と、昨年行けなかった神威岳北東面直登沢である。わかとたくにはかなりハードな山行であったが、楽しくて充実した山行だった。

~続きがあります~

見市川~平田内川

ふ~ちゃん
目的
夏合宿 見市川遡行・平田内川下降
日程
1994年07月21日(木) - 24日(日)
山域
遊楽部山塊

行程

1994-07-21
部室~見市川 雲石橋 C0
1994-07-22
C0~見市川~Co280二股C1
1994-07-23
C1~左股~コル~平田内川~Co600 C2
1994-07-24
C2~平田内川~平温泉

メンバー

C.L
ふ~ちゃん
S.L
わか
M
たく
G
とーの

地形

  • 渡島鮎川
  • 遊楽部岳
  • 貝取間
  • 熊石

参照

1994年07月21日(木)

タイムレコード
時刻場所行動
09:10部室出発
13:30雲石橋C0

室蘭から、とーのさんの白ミラに、4人乗りで雲石橋を目指す。当然、ギュウ詰めで苦しい。わかとたくを雲石橋で降ろし、熊石の警察署に計画書を提出しに行く。平温泉の国民宿舎に車を残置し、バスで雲石橋まで行く。雲石橋には停留所はないが、運転手さんの好意で、目の前で降ろしてもらう。

ここ数日間の晴天のおかげで、焚火が豪快に燃え上がる。たくが、小学生のように石を川に投げ続ける。夕方、釣り糸をたれるが、当たりはない。河原の水は、汚くて飲めそうにないので、少し上流の支流に水をくみに行く。

1994年07月22日(金)

タイムレコード
時刻天候場所行動
04:00起床
05:00出発
06:20Co165
07:00イワナ
08:15Co205
09:30Co280C1

雲石橋をくぐっていくと、巨大な砂防ダムが立ちふさがっている。右岸高巻く。砂防ダムの上に上がると、当然の事ながら、巨大なダム湖が広がっていた。今回は水量が少なかったので、湖底を歩けたが、増水中なら激しい高巻きを強いられるかもしれない。ダム湖の上から、イワナ出合までは単調な河原が広がっている。

イワナ出合からすぐのは、急流の奥にツルツルの滑滝が架かっている。とりあえず、いつものように泳いで取り付かせてみる。まずはサブリーのわかに行かせるが、まったく太刀打ち出来ずに戻ってくる。次に嫌がるたくを無理矢理泳がせる。の急流に阻まれ、流される。最後にとーのさんも行くが、やはりダメ。まぁ、函の洗礼も済んだということで、右岸を巻く(笑)。長い函を大きく高巻く。巻き道は明瞭だ。Co200あたりの河原に出る。

あとは、Co280二股天場まで何もない。

1994年07月23日(土)

タイムレコード
時刻天候場所行動
04:00起床
05:00出発
06:00Co480
07:00Co670
09:45Co820二股
10:45コル
12:05平田内川Co750
13:30Co600C2

出合からしばらくは単調な河原が続く。Co330二股のあとに小さな滑滝が2つある。Co430二股のあとに少し大きめのが2つ出てくるが、難しくはない。Co640二股の左股を上がっていくと、すぐに左岸の方から、枝沢のように大きなが落ちてくる。

トップのわかは右岸に取り付き、の中程のテラスを横切り、左岸ガレから尾根を越えての落ち口へ至る。そこでザイルを出し、それぞれ好きなところにトライする。たくはわかと同じように、右岸からテラスをトラバースし、最後は、落ち口のすぐ左岸の草付きをザイルで引っ張り上げる。とーのさんは、右岸を直上しようと試みるが、難しいようで、あきらめ、他の2人と同じ所をトラバースし、最後は水流を直登した。わたしは、とーのさんのあきらめた右岸を直登する。これは非常に難しい。ちなみにここにあった残置ハーケンはほとんど効いていなかった。

この上部から、は狭い状になり、中には小さながいくつもある。微妙なところもあるが、全て直登していく。しかし、下降は困難だろう。

Co820二股は両股にが架かっている。右股にはいるとブタとなり、コンパス通りに沢を選んでいくと、ついにヤブとなるが、5~10分でコルに至る。

コルからヤブを漕いで降りると、すぐにが出てくる。しばらく下ると、が現われるが、快適にクライムダウンしていく。Co750二股のすぐ上に、真っ赤な2段のが架かっている。クライムダウンは嫌らしいので、左岸の尾根に取り付き、ヤブを漕いで二股まで降りる。そこからCo620二股までは、一度アプザイレンをした。この沢は、登るのはチョロいだろう。Co620二股より、をひとつ下ったところに天場がある。

1994年07月24日(日)

タイムレコード
時刻場所行動
05:00起床
06:05出発
07:20Co480二股
08:45Co400 2段のの下
09:40洗濯機の釜滝
10:10平温泉下山

今日は泳ぎの連続なので、起床を1時間遅らせる。天場からすぐにがひとつある。このを降りてから、ウォータースライダーの出来る滝が出てくる。

Co530二股のは、メンバー3人は左岸を巻かせ、わたしは左岸のスロープ状になったところからに滑り落ちる。なかなかスリルがあって面白い。その下からよい廊下があり、どぼんと飛び込み泳ぐ。そこに館の社会人軍団がいて拍手をもらってしまった(苦笑)。Co450の大きなはさすがに飛び込むわけにも行かず、左岸をアプザイレンで下るが、そこからは大きな釜を泳いで行くしかない。

Co400二股にあるは、2段になっていて、上段を泳いで流されると、突然下段のが見えて、巻き込まれて落ちそうになってびっくりする。あわてて岩にしがみつき、から上がり、左岸高巻いた。その下流もどんどん飛び込み、流されていく。

平温泉のすぐ上にある、大きなのある、2段の滑滝で、上段から滑ると、釜が洗濯機のようにグルグルと渦を巻いていて、脱出出来ない。わたしは、足がつくにかかわらず、溺れそうになってしまった。そこの下段の釜はよいプールになっていて、そこでしばらく泳いで遊んでいく。

そこからすぐに平温泉についた。

ペテガリ西沢~ペテガリ岳

ふ~ちゃん
Co630 ツルツルの函[image/jpeg:125kB]
ペテガリ西沢

はらダッシュのまさかの漆かぶれによるドクターストップにより、山行継続の危機であったが、マスターかわはら氏の参加によってかろうじてパーティは成立した。ただ、台風の接近により、神威岳北東面直登沢への継続は今後の課題として残された。

~続きがあります~

余別川で漆にとりつかれる

ふ~ちゃん
目的
夏合宿 余別川122点沢・51点沢右股遡行
日程
1993年07月28日(水) - 08月01日(日)
山域
積丹山塊

概要

1993-07-28
室蘭~余別 C0
1993-07-29
C0~余別川~122点出合 C1
1993-07-30
C1⊇122点~51点沢 C2
1993-07-31
停滞 C3
1993-08-01
停滞 C4
1993-08-02
C4~51点右股~珊内岳~珊内川~珊内

メンバー

C.L
ふ~ちゃん
S.L
はらだっしゅ
M
ごとー

地形

1993年07月29日(木)

タイムレコード
時刻場所行動
05:30起床
06:15出発
07:25入渓
09:00Co160
10:05Co270
12:00122点出合C1

朝、起きると雨が降っている。しばらくツェルトの中で天気待ちをする。雨がやんだようなので、出発するが、時々小雨がぱらつく。歩きなれた長い林道を過ぎ、ゲートを過ぎると、相変わらずの藪の踏み跡

に入り、泳ぎなれたを今年もやっぱり泳いで越える。出現する函はほとんど躊躇せず飛び込んでいく。新人がいない分、淡々と進んでいく。

下ノ廊下も泳いでサックリと通過。さらに続くは、何となく余裕をかまして、「行ってみっぺか?」とか言って突入する。中には、3段のが架かっていた。1段目は軽く越える。2段目はごとーさんが空身で左岸チムニーで何とか登り切る。3段目はダッシュが泳いで左岸からとりつくが、手が届かない。私が右岸からへつろうとしても、スリップして2度落ちる。結局、あきらめて、また泳いで函の入り口まで戻り、高巻き直す。高巻きは1分であった。

後からきたおやぶんパーティと合流し、焚き火を囲む。夜、ツェルト内にぶら下げていたロウソクが落下し、底に穴があく。

1993年07月30日(金)

タイムレコード
時刻場所行動
04:00起床
05:05出発
06:15122点 Co190 4段のの上
06:4530m大滝の上
09:00122点出合
10:3551点出合
13:3051点 25m大滝の下
14:30Co380二股 C2

本日は122点での練習をして往復である。特に問題なく、4段のをセオリー通りサックリとクリアし、大滝に到達する。しばし大滝を眺め引き返す。4段目をクライムダウンし、残りをアプザイレンの連続で降り、あっという間に122点出合に帰ってくる。

下ノ廊下をさくっと泳いで下り、51点天場を目指す。25mの大滝も特に問題なく、天場に到達した。さすがに3年連続ともなると、何も考えずに通過する感じだ。これといって書くこともない。詳しく知りたい人は過去の記録を読んでくれ。

1993年07月31日(土)

いきなり寝坊。なんか、台風が近づいているとかで、風も強いし、あー。今日はもう停滞

・・・そのうち、日が昇り、日差しで暑くて目が覚める。なぜだ。きっと、アンドレが下山したためだろう。きっとそうだ。

昼過ぎから、ごとー、ダッシュの両氏が体のかゆみを訴える。漆かぶれだ。ダッシュは、この後漆かぶれが悪化し、本山行から戦線離脱する。

1993年08月01日(日)

今日も終日停滞。

1993年08月02日(月)

タイムレコード
時刻場所行動
03:00起床
04:20出発
06:00Co650
08:30珊内岳
10:45珊内川 Co400
14:45岩魚橋
15:30珊内下山

停滞がかさんだことと、メンバー2人の漆かぶれが悪化していることから、この日のうちに珊内を目指すことになった。

問題の右股は40m3段のを巻いてしまうと、後は何もなかった。小滝や小規模なが連続するが、少々チムニーの練習になるくらいで、これといった見せ場はない。少々拍子抜けだ。函もゴミの詰まった「ゴミ函」だ。藪に突入すると、延々と急斜面の笹藪が続き、うんざりだ。この沢の核心は、函やではなくって、藪だった( ̄□ ̄)

珊内川上部は非常にごみごみして歩きにくいが、中流部より、滑り台、スライダー、滑、ありで非常に楽しい。飛び込んで流されていく。途中でごとーさんが壺にヘルメットを飲み込まれる。スサノ出合より、2つ目の記号でアプザイレンをする。それ以外はほとんどに飛び込んで行ける。

スサノ出合あたりから河原となる。

しばらく河原を歩いていくと、橋の下に出たので、そこから道に上がる。珊内の海岸に出て装備を広げて乾かしながら、バスがくるのを待った。

大平川ヒヤミズ沢

ふ~ちゃん
目的
夏合宿 大平川ヒヤミズ沢遡行
日程
1993年07月21日(水) - 23日(金)
山域
狩場山塊

行程

1993-07-21
室蘭~大平橋~林道終点 C0
1993-07-22
C0~日陰の~ヒヤミズ~湯ノ沢乗り越しの沢 C1
1993-07-23
C1~湯ノ

メンバー

C.L
ふ~ちゃん
S.L
はらだっしゅ
M
ごとー
かわはら

地形

1993年07月22日(木)

タイムレコード
時刻場所行動
04:00起床
05:00出発
05:55日陰の
09:55Co300
14:00湯ノ乗り越しの沢C1

天気はいいのに、なぜが風がものすごく冷たい。オホーツク高気圧が張り出しているせいで、夏だというのに気温が上がらないのだ。砂防ダムの上からに降りる。水が冷たい。しばらくは河原であるが、だんだんと状になってくる。ほどなく、左岸から両岸が切り立った岩壁となった狭い廊下地形の沢がとなって合流してくる。これが悪名高き日陰のである。

F1のすぐ後ろに続く流れの速い。さすがに薩摩のトビウオ(?)ことダッシュしゅうさくはさっくりと泳ぎ切る。ごとー、かわはら両氏も何とかクリアする。しかし、かなづちの私は全く前に進まない。やむを得ず、細引きで引っ張ってもらう。しかし、朝一番のまだ寒い時間からこの泳ぎはかなりクレイジーだ。さらに函が続き、奥にF2が架かっている。函の右岸をはいつくばっていき、一端左岸に移る。F2はつるつるで取り付けない。右岸に移り、ハーケンを打ち、シュリンゲをかけてそれをつかんで登る。ここまでがいわゆる日陰の。日陰の淵はまさに日陰で、全く日の光が入らず、猛烈に寒い。この、F1からF2までのほんの数10mの間を突破するのに、1時間半を要した。恐るべし日陰の淵。初っぱなからクレイジーな気分にさせてくれる。

状はなおも続くが、いずれも日陰のに比べればかわいいものだ。F3は右岸の岩の上からに飛び込み、左岸に移り直登する。F4は広い釜を持った2段のかわいいである。ここを過ぎると函状はまばらになり始め、やがて河原となる。

何度か雪渓が現われ、上に行ったり、トンネルをくぐったりする。Co300手前より再び状となり始める。F5(Co300)は、2名は左岸チムニーを登り、ほかの2名は手前から高巻く。すぐに続くF6は大・中・小の3段の大きなで、左岸を直登し、そのままテラストラバースするのだが、このテラスがちょっと傾斜があって怖い。F7(Co400)は2段の大きな滝だ。左岸を直登する。裏沢のF3に似た感じがする。函滝のF8(Co440)は腰まで使って、ダッシュ、ごとー、私ととりつくが、全く直登不可能だった。左岸を巻く。F9(Co450)は一見難しそうであるが、左岸の壁を慎重にトラバースしながら登っていく。特に問題はない。ここを過ぎると予定天場についた。

登りごたえのあるが連続する楽しいであった。

1993年07月23日(金)

タイムレコード
時刻場所行動
04:00起床
05:10出発
06:40湯ノ本流
07:10林道
09:30下山

ヒヤミズを直接下ることも考えていたが、も多く、寒いし、滑るしということで、湯ノに乗り越すことにした。藪も薄く、問題ない。アプザイレンを一回して、湯ノ沢に出、すぐに林道にぶつかった。

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