ナメワッカ岳の北面に、日高でも屈指の急峻な谷が刻まれている。ゲジゲジの函記号と屈曲する谷筋と混み合った等高線はいかにも極悪な渓相を想像させ、考えるだけで胃壁が痛くなるほどだが、今まで遡行記録を見たことがなく、ずっと気になる存在だった。本当はおやぶんを召喚して二人で行こうと思っていたが、都合が付かなかったのでとりあえず一人で偵察に出かけたが・・・
今年、 MITWV には4人の新人が入った。数年ぶりに本格的に沢登りを行い、夏合宿も復活させるべく今回の計画が立てられたが、紆余曲折あって、結局参加部員は一名だけとなってしまった。とても夏合宿とは言い難い陣容ではあるが、せっかく参加してくれた三好にはしっかりと良い経験をしてもらいたい。入山からいきなりあいにくの天候となり、下山後には予想外の展開もあったが、何とか予定を貫徹した。
このメッセージが表示されたコンテンツをご覧になりたい方は Twitter にて管理人にお知らせください。