日記の検索 [タグ:静内川 山行記録] 01~10(26件中)

おやぶん四半世紀越しで一八三九峰に立つ

ふ~ちゃん
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左股出合(689)

一八三九峰とおやぶんの因縁は深い。思えば25年前の大学一年生、先輩にいいぞいいぞとおだてられ、一八三九峰南面右股直登沢の1年生枠をかけて2人で飲み比べしたあげく、結局じゃんけんで私が勝って行くことになったが、イグチさんの滑落事故でその計画は破綻となった。翌年は大佐のリーダーで共に行くことになったが、入渓直前に台風の直撃を受け、一時撤退。体制を整え直し、メンバーに前年リーダーだったいわした師匠、イグチさんを加えてついに登頂を果たしたが、そこにおやぶんの姿は無かった。文登研に参加するために不参加であった。その後しばらくおやぶんは一八三九峰へ行く機会に恵まれなかったが、4年前にルベツネ山と共に行く計画を立てた。しかし、やはり悪天に祟られ、メインのルベツネ山に絞って一八三九峰はカットした経緯がある。

今回も台風5号の接近で、9日から10日にかけては悪天が予想されたため、一時は長期入山を余儀なくされる一八三九峰の山行を諦めて、日帰りないしは1泊程度の山行へ振り替えるつもりだったが、25年もの間待たされたおやぶんがついにしびれを切らせて、とりあえずいってみようと主張した。無理をしないのが信条であるが、この思いは無視できない。入山しても何もできずにエスケープすることも覚悟の上の条件で入山することにした。

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誰も目を付けないだろう沢に巻き道を見て困惑するなど

ふ~ちゃん
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(1288)

静内川水系メナシベツ川ベニカル沢という支流がある。一八三九峰の南西の無名の衛峰 P1742 に突き上げるである。この山、一八三九峰南西稜上の小さな衛峰という扱いでほとんど誰にも見向きもされないが、実は同じ日高山脈中部のペテガリ岳ルベツネ山、それにコイカクシュサツナイ岳よりも標高は高い。たしかにすぐそばの一八三九峰の威厳には見劣りするが、単独で見た場合には悪くない山容である。そこに突き上げるベニカル沢も急峻で山頂まで一気に突き上げていて何かありそうである。お盆の一八三九峰の計画の偵察も兼ねて、この、おそらく他には誰も気にも留めないだろう沢に行ってきた。なお、一七四二峰と言われてもピンとこないので、当サイトではベニカル山と呼ぶことにしている。

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気になる支流シリーズ上アブカサンベ沢

ふ~ちゃん
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以前から気になっていた上アブカサンベからパンベツ山と、流域最高点である P1432 に行ってきた。 P1432 は、三角点すら存在しない無名峰であるが、流域最高点である事に敬意を表して仮にペンケアブカサンベ山と呼ぶこととする。

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20年ぶりのペテガリ西沢

ふ~ちゃん
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大滝

当初この山行は、ペテガリ西沢遡行した後、キムクシュベツ川三股まで往復する計画だった。しかし、かねてからの悪天と増水、雨天を告げる天気予報に翻弄され、相変わらずのペテガリ山荘の魔力に負けるという心の弱さを露呈して終わるのだった。そして、計画後半の日程は皮肉な好天が続いているのでありました。

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日記:2193

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  • 日記:2193
  • 2020年02月19日(水) 20:44 更新
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ルベツネ北面は大滝高巻いたら

ふ~ちゃん
洞穴よりの連瀑[image/jpeg:128kB]
洞穴よりの連瀑。

今年もオヤブンを相棒に日高のに行く事になった。当初は一八三九峰ルベツネ山に行く予定だったが、雨にたたられてメインのルベツネ山だけとなってしまった。

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日記:820

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  • 日記:820
  • 2020年02月19日(水) 20:46 更新
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コイボクシュシビチャリ川で初心に返る

ふ~ちゃん
コイボクシュシビチャリ川本流核心の滝は右岸がハングし、本流したみずが勢いよく落ちてくる。
コイボクシュシビチャリ川本流核心の

コイボクシュシビチャリ川は、私がはじめて遡行した日高のだ。18年ぶりに訪れることになった。本当は道路が開通するするのを待っていたかったが、それを待っていたらいつになるか分からないので、長い林道を自転車でアプローチすることにした。先日の記念別沢と同様、18年前の記憶はまったく残っていなかった。

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ペテガリ沢周遊

ふ~ちゃん
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ペテガリ沢B沢
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中ノ岳北西面直登沢

ペテガリ沢の主な直登沢を巡ってきた。今回のは全て学生時代以来の再訪である。当時から経験を重ねて鍛えられたところもあり、年を重ねて衰えたことも否めないと、改めて感じる山行となった。B沢は相変わらずの滝沢であったが、初遡行の時の驚きを感じるほどではなかった。だが、何も考えずに登れたにむやみに手出しを出来なくなっている自分が確実にいる。

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無名沢三ノ沢~一八三九峰

ふ~ちゃん
Co850 樋滝[image/jpeg:151kB]
Co850 泳いで手足をめいっぱい突っ張って登る

何とかこのまま無難に過ぎてくれたらと思っていたが、屈曲するゴルジュの先には、これはもうどうしたって泳ぐしかないと言う樋状のが待ちかまえていた。何とかしようにも周囲はツルツルの垂直の壁に囲まれてどうしようもない。これを越えられなければ、いったいどこまで戻って巻き直さなければならないのだろう。覚悟を決めてに飛び込む。正面から来る水流にあらがい必至に水をかく。私の泳力でも、何とか少しずつ前進する。いよいよ体力の限界となって流される直前で、両岸に手を伸ばして体をあげる。ツルツルの側壁にめいっぱい両手足を突っ張り、樋の中を進む。単独なので、こうやって泳いでこうやって取り付いてこうやって登ったという写真が撮れないのが残念であるが、釜持ちの樋滝はこうやって登るという典型のようなである。

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