九助川の記録はネット上でも散見されるが、面白そうな写真が並べてあるだけで、遡行内容について触れられている物は少なかった。旧道が廃道となって久しく、東狩場山への登路および下降路の確認も兼ねたが…
静内川水系メナシベツ川にベニカル沢という支流がある。一八三九峰の南西の無名の衛峰 P1742 に突き上げる沢である。この山、一八三九峰南西稜上の小さな衛峰という扱いでほとんど誰にも見向きもされないが、実は同じ日高山脈中部のペテガリ岳やルベツネ山、それにコイカクシュサツナイ岳よりも標高は高い。たしかにすぐそばの一八三九峰の威厳には見劣りするが、単独で見た場合には悪くない山容である。そこに突き上げるベニカル沢も急峻で山頂まで一気に突き上げていて何かありそうである。お盆の一八三九峰の計画の偵察も兼ねて、この、おそらく他には誰も気にも留めないだろう沢に行ってきた。なお、一七四二峰と言われてもピンとこないので、当サイトではベニカル山と呼ぶことにしている。
何年か前から記録を目にした精進川に行ってきた。長い沢とは聞いていたが…
どうにもこうにも沢に行きたくなるような天気でも気温でもないので、登山道巡りを続行する。渡島半島中部で一応一番大きな山だが、山頂にレーダードームがあるためか、「北海道の山と谷」では触れられることもなかったため、今まで全く興味も示さなかった山である。
本当は岩部岳の沢などをねらっていたのだが、相変わらず天気は微妙。全くモチベーションが上がらない。ネットで色々と検索していると、何やら知内岳とかいう所から岩部岳へ刈分道が付いていて縦走できると言うことなので、それを確認することにした。