- 目的
- 駒ヶ岳偵察
- 日程
- 2016年06月22日(水)
- 山域
- 亀田半島
駒ヶ岳は恵庭岳と同様に一部に入山規制がかけられているが、法的拘束力が無いのであまり意味の無いものになっている。入らないで欲しいと言われている所に変ないちゃもんを付けてまで入る必要はあるのかなと思っているのだけれど、山谷でどう扱うべきかと言うこともあって一応現地を見に行くことにした。・・・のだが・・・
装備
2016年06月22日(水)
駒ヶ岳の赤井川コース登山口へ。登山者の皆様へという看板には、登山できる時間は午前9時から午後3時までとある。午前9時って何だよ。登山ってのはなあ、夜明けと共に始まるんだよ。9時って何だよ、安全のためとか言って意味分からんわ。
歩き始めると巨大なナメクジが道を這っていた。道南すげーな。本州では一度だけ(と言うかもっとデカいのを)見たことがあるが、北海道ではあまり見たことのないサイズだ。
登山道というか、軽石のブル道を歩くとあっという間に銚子口コースの分岐となる。銚子口コースへの標識にはガムテープが貼られて隠され、「こちらは登山道ではありません」という大きな看板が掲げられている。
馬の背が近づくと雲海になる。馬の背までは本当にあっという間。登山というか、散歩ですな。
さて、ここからは立ち入り禁止エリア、と言っても法的拘束力は無いので、立ち入り自粛要請エリアというのが正しい。一応、ここから先はヘルメットを被っていく。すぐに噴火でできた地割れに出る。地割れは細く深く、底が見えない。これ、落ちた人居ないのかな。
古い登山道判然としない。というか、立ち入り禁止と言うことになっているので、標識も無いし、ロープも無いし、もはや道が無い。外輪沿いの踏跡を進んでいくと、急な岩場に嵌まってしまう所だった。
実際の道は外輪より少し内側に着いていた。北側ルンゼを上がっていくと、ボロボロに崩れている。上を見上げると、最近崩れたような跡があり、最近付けられたようなロープが岩に埋まっている。
とてもまともにもぼれるような状況ではなく、ここで引き返した。立ち入り禁止が法的拘束力があろうがなかろうが、ここには立ち入るべきではない。
帰ってから調べ直すと、どうやら最近は火口原を横切って外輪の北側から登るのが普通らしいですね。下調べ不足でしたとさ。