![姿見駅を出発 姿見駅を出発[image/jpeg:130kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176695.jpg)
本来、今回の山行は2パーティでの編成だったが、片方のパーティのリーダーである田之岡の身内に不幸があり、急遽1パーティに再編成しての山行となってしまった。田之岡以外は大雪の縦走は初めてのメンバーばかりで、山行の不安はさることながら、長距離ドライブはほぼ経験がないミウラの運転で旭岳まで行かなくてはならなくなった方が心配だ。
例年以上に寂しい OB 会を終えて、帰る準備を整えササモトさん、少佐、とーのさん、ふ~ちゃんの4名で五色温泉からいつも眺めているクジラ尾根へ。もう20年もここに来ているが、この尾根を登るのは皆初めて。
ササモトさんは新兵器の二つに割れるスノーボード。とーのさんはいつものようにジルブレッタのかかとを上げたままアクロバティックに滑ってくる。短いが良い斜面だった。
バスの時間があるササモトさんはとーのさんと一緒に帰っていった。私と少佐はニトヌプリ南東斜面を目指す。先行者がトレースをつけていたので、以前雪崩事故のあった付近の尾根を登ったが、すごい急斜面だった。先行者その他は皆西斜面方面へ行っていた。我々はピークを目指すが、台地を過ぎるとみるみる風が強くなり、視界もなくなってきた。残念だが、今回は南東斜面の開拓は諦める。登ってきた尾根の少し南側の斜面を滑る。まあまあの斜面。滑りきったら、少佐がもう一本行くというので、先ほどの尾根を再び登り返し。次はいつもの南西斜面を目指す。トレースはほとんど付いておらず、良い状態が保持されている。やはりこの斜面は素晴らしい。
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カムエクの下山後は当初、ルベツネ山北面直登沢を目指す予定だったが、シュンベツ川のアプローチと、カムイエクウチカウシ沢の核心部で満身創痍となって、これ以上困難な沢に行く気力を失ってしまった。翌日の10日は雨で天候が悪かった事もあり、某天然釣り堀でオショロコマを釣ってお茶を濁し、残り日程2日となったので、南日高の沢でお茶を濁す事とした。