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山行名 | 開始日時 | 終了日時 | 山域 |
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夏合宿 エサオマントッタベツ岳~幌尻岳周遊 | 2012年09月09日(日) | 14日(金) | 北日高 |
幌尻沢~幌尻岳遡行 | 2009年09月16日(水) | 20日(日) | 北日高 |
戸蔦別川右股~北戸蔦別岳・額平川本流~幌尻岳遡行 | 2006年09月02日(土) | 05日(火) | 北日高 |
戸蔦別川左股~戸蔦別岳・エサオマン入ノ沢~エサオマントッタベツ岳遡行 | 2004年07月13日(火) | 15日(木) | 北日高 |
新冠二股を左の本流に進むと、しばらくは大きな岩のゴーロに瀞が断続している。 Co1040 二股から大規模な函状に更に大きな巨岩がつまっていて、瀞や滝が現れてこれを処理するのがこの沢の核心だ。二股からすぐの巨岩が積み重なって出来た滝は右岸に巻き道が付いている。 Co1100 屈曲点にある滝は左岸に巻き道が付いている。幌尻東カール沢出合は両方が垂直の滝となって釜に注いでいる。この滝は左岸から小さく高巻く。
Co1140 二股の滝を高巻いた後は、いくつかの小滝が現れるが、特に難しい物はなく、問題なく七ツ沼に至る。七ツ沼からは幌尻岳方向と戸蔦別岳方向に馬の背に上がる踏み跡が付いている。
この沢は難しい沢ではないが、沢の規模が大きく、上流には広大なカールが広がっているため、増水時には特に注意が必要だ。独特の大規模な景観が楽しめる美しい沢だ(⌒ー⌒)。
出合の滝は直接は登れないので、右股の滝を左岸から巻いてから中間尾根を越えて左股に降りる。沢の規模は本流と比べ物にならないくらい小さい。しばらくは急傾斜の巨岩帯といくつかの滝が続いている。直登出来ない滝も簡単に高巻ける。直に沢は開け、ゴーロの沢となる。徐々に小さな渓流となり、ロックガーデンを経由してカール底の沼地に至る。カール底からは右端の谷筋を進み、北東のコルを目指すとロックガーデンをつないで藪漕ぎ無く縦走路に出る。
この沢は出合付近のいくつかの小滝以外はゴーロの容易な渓相が延々と続き、長大な幌尻東カールを流れる日本庭園のような源頭部は上流に行くほど美しさを増す。容易で快適な沢だが、アプローチの長さや七ツ沼と比べて地味なためか訪れる人は少ない。知る人ぞ知る隠れ家的な癒し渓だ(⌒ー⌒)。
山行名 | 開始日時 | 終了日時 | 山域 |
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