今日は本当は戸蔦別と幌尻岳に行くつもりだったが、日高の稜線はすっかり黒く、昨日の夜から風が吹いて、天気予報でも雨の予報になっていたこともあって、北戸蔦別岳の手前まで行ってすんなり引き返してきた。詳しい報告はそのうち・・・
![伏美林道のタラノメ 伏美林道のタラノメ[image/jpeg:148kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152175766.jpg)
下山後は林道でタラノメとコゴミを採ってきた。タラノメは天ぷらに、コゴミはゆでてゴママヨネーズ和えにした。
ヌカンライ岳から幌尻岳まで縦走しようと出かけたが、あまりの雪の少なさになすすべなく、ただ林道を歩いただけで帰ってきた。
沢詰めをして、夏道沿いに登ることも考えたが、水没のリスクを犯してまで、幌尻岳のみのアタックはする気がしなかった。今回の山行はヌカンライ岳から縦走することに意義があったので。
その後、どこかに鞍替えしようかと思ったが、日高方面はどこも雪不足で快適に取り付けそうな所は見あたらないので、結局、地球温暖化に寄与しただけで帰ってきた。
なんだか、単なる山スキー登山に虚しさを感じていて、無性に縦走登山をしたい気分なんだけど、かといって、単独登山をするにも寂しさを感じている今日この頃。ワンゲルの仲間は日帰り以外ではなかなかつきあってくれないし、やっぱり思い切ってどこかの山岳会に所属しなくちゃいけないなあと、相変わらずただ悩むばかりで行動に起こせないダメな私である。
一九〇三峰南東面直登沢の函には、雪渓はなかったものの、出口には垂直の滝が落ちてきており、結局内部突破は不可能。昨年と同じように巻いて左沢に入りました。左沢に入ると、右沢同様の小滝群で大差はありませんでした。今回はカムエク経由で八ノ沢を下降しましたが、そちらの方が時間がかかり、八ノ沢出合で力つき、次の日は七ノ沢までの移動となりました。
一八二三峰東面左直登沢(阿形沢)も、右直登沢(吽形沢)と大差ない滝沢でした。天気が良くて今年最後(それなりのレベルの沢では)の沢を楽しめました。
一八二三峰の沢を遡行するのはこれで六本目ですが、どれも外れなしに面白いです。ピークではカムエクと一八三九の雄姿を望める、お気に入りの場所です。一八二三峰が日高でもマイナーな場所であることが私には信じられません。
予想通り、狭い函の中に滝が連続する沢でした。かなり難しい滝もありましたが、短く、岸もわりと近かったので、それほどの悲壮感はありませんでした。というか、ピリカヌプリ南東面直登沢を行った後の今では、ほとんど記憶に残っておりません(瀑。記録はそのうち。
無名沢三ノ沢に行って来ました。
沢としてはそこそこのものでしたが、何しろアプローチが長い分、精神的負担の方が大きかったような気がします。
沢は、下流域はゴルジュ状で、泳いで取り付く滝などあって先日のシュンベツ川の後ではキツいものがありました。例の壮絶な函は確かに岸は壮絶に切り立っているけれど、実は中はそれほどではありませんでした。ただ、あまりの岸の高さに心が折れて途中から引き返して高巻いたので、最後まで突破可能かどうかは不明。確かに出口には悪そうな樋状の滝があり、これを突破出来るかどうかが鍵でしょう。もしかしたら雪渓がある時は無理で、雪渓が消えたら大丈夫とかかも。ゴルジュ帯を抜けて上二股を左股に入ると、一変して滝沢となりますが、滝はいずれも直登可能な快適なもので、緊張を強いられるような登りはなく、 Co1400 三股を左股に入ってルンゼを詰めるとたいした藪漕ぎもなくピークに立つことが出来ました。
下部ゴルジュは悪いですが、全体としては他の!!!の沢のように極度の緊張を強いられるような場面は少なく、コルからの藪漕ぎ係数を差し引くと!!※レベルと言っても良いかも知れません。ただし、今回は雪渓が皆無だったので、雪渓のある時期の下部ゴルジュ帯の悪さは想像に難しくありません。もっとも一八三九峰の真の核心は常にヤオロマップまでの尾根歩きだったりしますが。
GW後半戦から帰ってきた。もろもろの事情でルートは群別川ルートから幌天狗ルートに変更した。とーのさんの一声で尾白利加はあっさりカット。うーむ。尾白利加岳は遠い山だなぁ。
下山後は林道でギョウジャニンニクやらタラノメやらを少量ゲットして、浜益温泉に入り、例によって札幌の焼き肉屋でとーのさんにごちそうになって帰ってきた。
浜益温泉はなぜか露天風呂に入れず。あり得ない。ゴールデンウィークのこの時期に露天風呂に入れずに、いつは入れるようにするのだ?