札内川九ノ沢のルート図
- ルート名
- 札内川九ノ沢
- 距離(km)
- 3.74
- 標高差(+m)
- 956
- 行動時間(h)
- 2.5
- グレード
- 函函滑滝淵(5.00)
- 等級
- 2級
- 山谷
- !*
- 印象
- ( ̄へ ̄)
札内川九ノ沢遡行図
札内川九ノ沢出合までは札内川を参照。
Co900 で右岸から大きな滝となって落ちてくるルンゼが合流するまで、沢は広いゴーロの沢で天場適地も多く、魚影も豊富だ。本流には巨大なチョックストンが鎮座し、三条の滝となっている。この先から、三段(実際には四段)の滝と呼ばれるゴルジュがはじまる。このゴルジュの両岸は高く切り立っており、高巻くには相当大きく上がらねばならず、かなりのアルバイトとなる。内部を行くには、いずれも左岸のバンド沿いを登る事が出来る。4段目は右岸から小さく高巻ける。その後は再びゴーロの沢となって、延々と長い河原が続く。 Co1350 付近でルンゼ状の滑滝を通過し、 Co1410 二股の滝を越えると九ノ沢カールだ。お花畑の斜面を詰めるとコルだ。
三段の滝のゴルジュは、下降時のルート選定も難しく、過去に死亡事故も発生している。このゴルジュ以外には難しい物はないゴーロの沢であるが、決して初心者に勧められる沢ではない。特に理由がなければ八ノ沢や十ノ沢を利用した方が良い( ̄へ ̄)。