日記の検索 [タグ:石狩川 大雪山系] 01~08(08件中)

黒岳沢で谷口ケイに線香をあげる

ふ~ちゃん
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直登ルンゼ(1240)

別にそう決めているわけではないが、アテネ以来オリンピックイヤーはおやぶんと登りが恒例となっている。今年は神威岳南東面と一八三九峰南面を計画したが、数日前の大雨で元浦川林道が閉鎖されて変更を余儀なくされた。その上、台風5号の接近により、変更した計画すら継続が怪しくなってしまった。とりあえず、台風5号の行方を見極めるべく、おやぶんが、時間が余ったら知人だった昨年黒岳北壁で滑落死した谷口ケイさんの追悼に行きたい、と言っていた黒岳へ行くことにした。それならば、ただ登山道を上るよりも、黒岳沢を遡行して遺体発見現場へ行こうと言うことになった。

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  • 日記:3429
  • 2016年08月22日(月) 07:54 更新
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ひとり電気の沢ってどうよ

ふ~ちゃん
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左岸にボルダーのようにへつり跡パワー

大雪巡り三日目は、何処に行こうと考えたあげく、軽めにニセイチャロマップ川から武利岳を目指すことにしたが、いざ林道入口に行ってみるとゲートが閉鎖されていた。仕方がないので当初予定していた電気の沢へ行くことにした。しかし、やはりこういう沢はひとりで行く物ではなく、みんなでわいわいとやる物だという結論に帰結した。

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天国への階段を上る

ふ~ちゃん
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天国へ・・・ヌルヌルして汚い

ニセイノシキオマップ川と言えば、天国への階段と呼ばれるを知らぬヤは道内には少ないだろう。その名前に期待しすぎるとがっかりするとは聞いてはいたが、その自体はともかく、沢自体が全体に荒れて薄汚い印象の、天国とはほど遠い沢だったのが何ともがっかりだった。

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道内一有名沢から流行の沢を経て無名のブタ沢へ

ふ~ちゃん
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十三丁

北海道で最もメジャーなクヮウンナイ川を遡行し、最近流行の兆しを見せている辺別川を下降し、道内の山屋でもほとんどその存在すらしならないであろう中尾山を経由して、クヮウンナイへ戻るややトリッキーなルートを巡ってきた。ルート的には机上シミュレーション以上の物も以下の物も無く、ほぼ予定通りの山行となったが、天場では今夏の「不安定な気圧配置」に翻弄され続けた。

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黒岳白水川

ふ~ちゃん
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雪渓

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  • 日記:385
  • 2013年04月09日(火) 13:09 更新
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ポンクヮウンナイ川~小化雲岳~クヮウンナイ川~化雲岳

ふ~ちゃん

7月の下旬に突然、後藤さんから電話がかかってきてクヮウンナイに行きたいから3泊ぐらいで適当に計画を立ててくれ、という。それならばこんなコースがありますよ、というと、おお、なかなかグレイトでしょ。ということでこうなった。

なお、この記録は山行が終わってすぐに書いているが、体力のないよれよれの状態で山行に望んだので、既に記憶が曖昧での位置や登り方などにもいまいち自信が持てないので、あまり参考にしないでもらいたい。ちなみに”F”記号は、地形図の記号を出会いから数えている。

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赤石川~黒岳

ふ~ちゃん
目的
赤石川遡行
日程
2017年09月07日(木)
山域
表大雪

行程

2017年09月07日(木)

紅葉谷の駐車場に車を残置して出発。すぐに紅葉への遊歩道になる。

紅葉は高い柱状節理に囲まれた水量の多いで足を踏み入れたらすっ飛ばされそう。セオリー通り遊歩道を少し戻って左岸の壁際を巻いていく。

明瞭な踏跡はなく、岩稜沿いの高い所を歩かされるので、どの辺りから下降して良いのか分かりにくい。一度に降りて少し行ってみたら、樋状のが出てきて進めず、やはり戻って同じ所からまき直す。

結局に降りられたのは Co960 付近。それでも大高巻きの割には意外と距離は進んでいない。

少し行くと、を持ったチョックストンが出てくる。左岸カンテを攀じった跡があったので取付いてみると、古い残置もある。しかし、これをつかんだが最後、壁はズルズルでホールドはなく身動きが取れなくなってしまう。その先の岩に張り付いていた苔はことごとく引っぺがされ、あらわになった岩にはほとんどホールドはなく、土被りでフリクションは効かない。どうする事も出来ず冷や汗をかきながらジリジリとクライムダウンで引き返す。ちなみにこの痕跡は先日遡行したogino さんご一行様(笑。

少し戻って左岸から小さく巻く。ここの残置シュリンゲは完全にトラップなので始めから巻きましょう。

少し行くと、高い状は続くながらも巨岩の転がる幅の広い渓相になり、ヤスヤスのが出てくるまでは単調になる。

ヤスヤスのは6段と言われているけど、前衛1段、本体3段、後衛2段の構成となっている。前衛の小滝1段を登り、へつって曲がると本体三段が見える。

水量は多いが、そのものは登れなくもなさそうに見える。とりあえず右岸ルンゼから一段目の上に上がってみると、二段目は渦巻くを泳いで取付かねばならず、1人で飛び込むにはあまりにハイリスクなので引き返す。二段目の自体はホールドはありそうな気がするが、氷水の釜を泳いでピンを取りつつシャワークライミングという極寒登攀に耐えられるかどうか。

前衛のまで下り、そこから右岸ルンゼを詰めてトラバースして行く。が鍵型に屈曲する部分から派生する小尾根を下り、後衛二段目の上に降りる。

さらに持ちのチョックストンが続くので、左岸から小さく巻く。

その先は傾斜が少し増した巨岩帯に時々簡単なが現れる。この川は流入する支流がほとんど無いので、下流からずっと水量は変わらない。

だいぶ色づき始めた木々を眺めつつ進んでいくと今にも落ちそうなスノーブリッジの先に飛龍のが見える。右岸から巻くが、壁はかなり脆いので岩場を行くと今にも崩れそうでちょっと恐い。

この辺りから登山道から流れてきた構造物の残骸が目立つようになる。登山道に出る前に衣類を登山道仕様に着替え、ラバーソールに変える。

大きく開け真っ平らになった河原を進んで登山道に出ると、ハイカーの皆さんがいっぱい居る。

帰りはロープウェイ利用。

  • 日記:3490
  • 2017年10月13日(金) 13:52 更新
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茅刈別川本流

ふ~ちゃん
目的
茅刈別川本流遡行
日程
2017年09月06日(水)
山域
大雪

行程

2017年09月06日(水)

登山口に自転車を残置してからチカルベツ林道へ戻り、本流沿いの林道を進む。途中雨裂が走ったりして荒れては居るが、かろうじてハスラーで走破可能。林道は Co750 二股直近の右岸

林道終点の土場から先にも林道跡が続いているようなので、に降りずに歩いてみるがほぼ藪漕ぎだった。しかもどんどん沢から離れていく。途中から枝沢に降りて Co820 付近で本流に戻る。恐らく、始めから本流を歩いた方が快適だろう。

幅はあまり広くもないが、ゴルジュという感じでもない。時々小滝が出てくる程度の渓相が続く。

Co1040 で両岸が立って、大きなを持った赤茶けたが出てくる。右岸ルンゼ状から高巻く。脆くてちょっと嫌らしい。

幅は徐々に狭まって小滝が頻繁に出始める。

Co1150 二股からは更に幅が狭まって樋状の続くゴルジュになる。濡れないように進むとけっこう微妙なへつりを強いられるが、濡れて行けばそれほど難しくはないかも知れない。

「北海道の山と谷」の再刊版にはかなりハードな高巻きを強いられるような事が書かれているが、全て中を行ける。多分雪渓の状態とかの兼ね合いによるのだろう。

Co1250 付近にを持ったつるりとしたが落ちているが、これは横たわる巨木の流木をステップにして越えられる。この気が無ければかなり厳しそうだが、相当の大増水でもなければこの巨木が動く事はあるまい。

小滝をいくつか越えると Co1290 の屈曲点で、ようやく長いゴルジュを抜ける。

は一気に開け、平らな河原になる。もっと鬱蒼としているかと思ったが、爽やかで快適な天場もある。

Co1390 二股を右に入り、更にすぐに枝沢状に合流してくる右股へ入る。小滝をいくつか快適なシャワーで越える。

Co1550 付近のを小さく巻くと、急傾斜の滑が続く。最後は沢形を忠実に詰めていったら、10分ほどハイマツを漕いでコルに出た。途中で右岸のお花畑に上がれば藪漕ぎなしで出られたかも知れない。

頂上には初心者50代おじさん1人。なんかいろいろ聞かれた。靴をラバーに履き替え、登山道を駆け下りる。この時間帯でも登ってくる人数人。

登山口で自転車を回収し、破線林道をダウンヒル。若干の登り返しはあるがほぼ下り。荒れていて自動車では通行不能だが、MTBならなんとかなる。ほぼ一時間で車を回収した。

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