千呂露川~チロロ岳

ふ~ちゃん
目的
チロロ岳南面右沢遡行
日程
2006年09月30日(土) - 10月01日(日)
山域
北日高

行程

2006-09-30
千呂露林道終点~千呂露川三股~チロロ岳南面右沢千呂露川三股右)~チロロ岳南面左沢千呂露川三股左沢)~千呂露川三股 C1
2006-10-01
C1~千呂露林道終点 下山

装備

2006年09月30日(土) チロロ岳南面右沢チロロ岳南面左沢

タイムレコード
時刻天候場所行動
05:00起床
07:15出発
07:45取水ダム
08:40千呂露川三股
12:05チロロ岳
14:30千呂露川三股C1

千呂露川

昨夜は誰もいない沙流川キャンプ場で車中泊。今朝は天気は良いみたいだが、なんだか体が重い。カップ麺を食って千呂露川林道へ向かう。二股には車はない。森林管理署のポストにはチロロ岳方面に行く鍵は他にはなかったようなので、多分今回は私だけだろう。

Co790 滑[image/jpeg:146kB]
Co790 滑
Co810瀞[image/jpeg:108kB]
Co810瀞

自転車に乗り換えて北電管理道路を行く。取水ダムまで30分。自転車とアプローチシューズを残置して入渓。とは言っても、古い作業道の跡が延々と続いている。渡渉は3回だけ。先日の雨の影響がまだ残っているようで、はかなり増水気味で、ちょっとした渡渉でも結構渡渉点を探すのが大変だ。時々沢を覗くと、結構が続いている。暑い夏場に来れば結構楽しめそうだ。

チロロ岳南面右沢

Co970-980[image/jpeg:173kB]
Co970-980
Co980-1000[image/jpeg:178kB]
Co980-1000
チロロ岳[image/jpeg:177kB]
チロロ岳

1ピッチで三股に到着。テントを建てて不要な装備を置いてチロロ岳に向けて出発する。右はデブリの多い荒れた沢だ。記号には2つのがある。下は適当に通過する。上段は堰堤のようなのっぺりした滝で直登は出来ないので、右岸から高巻く。しばらく単調な沢が続く。 Co1200 からは山頂がよく見える。突き上げる沢の上部はどれも猛烈な藪に見える。


Co1350-1370[image/jpeg:177kB]
Co1350-1370
Co1400[image/jpeg:181kB]
Co1400
Co1420二股[image/jpeg:166kB]
Co1420二股
一九六七峰[image/jpeg:61kB]
一九六七峰

Co1250 付近から岩盤状になってが出始める。小滝を快適に越えていくとやがて水は涸れ、右岸から頂稜へ突き上げるが合流してくる。まっすぐ進んでコルに向かおうとしたが、すぐ上でハイマツの藪が覆うのが見えたので、一本手前から左に入ってピークを直接目指す。しばらく草付きの斜面を詰めて Co1800 付近からハイマツの海に突入する。ピークを直接目指していくが、思った以上に藪が濃く、薄い方を選んでいくと、だんだん左へ流されていく。30分ほど濃い藪を漕いでピークのやや南側に出た。

チロロ岳南面左沢

チロロ岳中間コル[image/jpeg:144kB]
チロロ岳中間コル
左沢源頭[image/jpeg:157kB]
左沢源頭
Co1350三股[image/jpeg:203kB]
Co1350三股
Co1290[image/jpeg:161kB]
Co1290
Co950[image/jpeg:197kB]
Co950

今日はすっきり晴れるのかと思っていたら、いつの間にやら雲が増えて北面はすっかりガスの中だ。下りは左を使う。チロロ西峰とのコルまで登山道を歩き、谷に降りる。山々はだいぶ色づいてきているが、まだちょっとくすんだ色だ。踏み跡は明瞭で、すぐに沢に出る。沢は何もない伏流した沢である。 Co1350 三股にひとつだけ滑滝がある。あとは Co1300 の前後が岩盤状になっている他は本当に何もない。ふと気が付くと、空からはポツリポツリと雨粒が落ちてきている。今日は天気がいいと思っていただけに、これにはかなりイライラする。下流部は広い笹原となって伏流した沢がいくつも離合している。

天場に戻り、周辺を少し散策し、ボリボリヤナギタケを発見。明日持って帰ろう。

2006年10月01日(日)

タイムレコード
時刻天候場所行動
07:00快晴起床
09:20出発
11:00林道終点下山

今日は本当は天気が良ければ、ルベシベ山まで行くつもりだった。だが、朝になって目覚ましが鳴っても、なんだかやる気が起きてこない。結局そのまま7時まで寝入ってしまう。今日は周辺を散策してキノコを採ってから帰ることにした。

千呂露川三股のツバナラタケ[image/jpeg:202kB]
千呂露川三股のツバナラタケ
千呂露川三股のヌメリスギタケモドキ[image/jpeg:151kB]
千呂露川三股のヌメリスギタケモドキ
チロロ岳南面左沢右岸のムキタケ[image/jpeg:165kB]
チロロ岳南面左沢右岸のムキタケ

外に出て、テントに頭を突っ込んで出かける準備をしていたら、急に『こんにちは』と声をかけられる。全く、誰かが来ると言うことを予測していなかったので心臓が飛び出しそうなくらいびっくりした。男女4人ほどのパーティで、これから右を詰めるそうだ。わたしはとりあえず、昨日目星をつけて置いたツバナラタケヌメリスギタケモドキを採取する。それから右沢左岸と中間尾根、左沢右岸周辺を散策して、ムキタケを少量採取する。さらに、謎のキノコと、カラスタケを採取した。


チロロ林道のヌメリスギタケモドキ[image/jpeg:117kB]
チロロ林道のヌメリスギタケモドキ

テントを撤収し、キノコを探しながらゆっくりと下山。登山路ではこれといったものは見つからなかったが、林道でヌメリスギタケモドキナラタケを採取して帰った。

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