- 目的
- ポンヤオロマップ岳東面直登沢遡行
- 日程
- 2012年07月28日(土) - 29日(日)
- 山域
- 中日高
ペンケヤオロマップ川からポンヤオロマップ岳に行ってきた。今回は Co680 二股から左に入り、東面直登沢を詰めた。東面直登沢は、傾斜のきつい滝が続く連瀑の沢であったが、北東面直登沢ほどの威圧感のある沢ではなかった。
行程
- 2012-07-28
- ポンヤオロマップ林道~ペンケヤオロマップ川 C1
- 2012-07-28
- C1~ポンヤオロマップ岳東面直登沢~ポンヤオロマップ岳~夏道~ポンヤオロマップ林道 下山
2012年07月28日(土)
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
09:50 | 出発 | ||
10:45 | ペテガリ東尾根登山口 | 入渓 | |
14:30 | Co449 二股 | C1 |
![封鎖線 封鎖線[image/jpeg:317kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176890.jpg)
大樹から歴舟川沿いの林道に入る。歴舟林道はポンヤオロマップ林道との分岐から通行止めとなっていた。ポンヤオロマップ林道を進むと、 2km 程の所でタイガーロープで封鎖線が張られて通行止めになっていた。事前に林道情報を確認していなかったので、これは想定外だ。しかし、念のため自転車を積んできて良かった。車を林道の脇に駐車し、自転車を降ろす。
自転車に乗って 500m 程進んだところで、林道の路肩がばっさりと崩れ落ちていた。小型車なら通れそうな道幅はあるが、実際に通るのは恐い。小一時間ほど自転車を走らせて登山口に到着した。自転車を残置して入渓する。
![ペンケヤオロマップ川 ペンケヤオロマップ川[image/jpeg:314kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176891.jpg)
川は前に来た時よりも埋まっている雰囲気だ。途中の小函もほとんど水に浸かることなく通過していく。
今日の目的は、どちらかというと沢登りと言うより釣りなのだが、下流域で小さな魚影を一つだけ見た以外は上流へ行くと見えなくなった。
![滑滝 滑滝[image/jpeg:323kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176892.jpg)
Co440 の滑滝の釜で竿を出してみるが、全くアタリがない。魚影もない。魚を求めて、一端下流へ下ってみるが、全然魚の気配がない。あのヤマメたちは何処へ行ってしまったのだろう。
2012年07月29日(日)
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
05:00 | 起床 | ||
06:10 | 出発 | ||
07:45 | Co675 二股 | ||
11:20 | ポンヤオロマップ岳 | ||
12:05 | |||
15:10 | 登山口 | ||
15:55 | 下山 |
![大雪渓 大雪渓[image/jpeg:244kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176893.jpg)
天場を後にして、河原を歩いていくと Co490 二股でで巨大な雪渓に遭遇する。何故ここだけピンポイントでこんなにも大量の雪渓が残っているのだろうか。上を通過する。雪渓の上にはもの凄い量のデブリが積み重なっていた。
![滝 滝[image/jpeg:201kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176894.jpg)
雪渓を下りてすぐの滝は左岸を直登する。ホールドは豊富だが、ヌルヌルが少し嫌らしい。小滝を適当に直登していき、 Co640 の滝となる。
![大滝 大滝[image/jpeg:291kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176895.jpg)
左岸ルンゼから高巻き、更に小滝をいくつか過ぎて Co675 二股。今日は左の東面直登沢を登る。
![雪渓 雪渓[image/jpeg:311kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176896.jpg)
出合から小滝が続くが、いずれも難しくない。沢が右に曲がっていくと、雪渓が沢を埋め始める。
右岸をへつりながら雪渓を越えていく。上の方はかなりグズグズで不安定な雪渓が残っている。雪渓が途切れるところで、足下の雪渓を蹴飛ばしたら崩れ落ちた。
![F1 FileTitle[image/jpeg:325kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176897.jpg)
雪渓が終わると急傾斜の連瀑帯となる。シャワークライムで真ん中を登っていくが、水がヌルい。崩れた雪塊を越えると2つ目の滝。これも直登する。
![F3 F3[image/jpeg:356kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176898.jpg)
3つ目の滝は二段で上部はハングしている。2段目から右岸ルンゼ状へ抜けて高巻いた。以後、急傾斜の滝が延々と続くが、全体的にはさほど難しくない。しかし、傾斜がきついので油断は出来ない。二度ほど右岸の植生へ逃げて巻いた。
沢形が消えたら急傾斜の斜面をよじ登り、少し左によって登山道 Co1320 付近に出た。
帰りは登山道を利用した。しかし、道の途中は笹に覆われて不明瞭で思った以上に藪を漕がされた。しかもクソ暑い。やっぱり適当なところで沢に降りれば良かった。