- イベント名
- ポンショカンベツ川救助要請現場検証
- 日時
- 2012年07月21日(土) - 22日(日)
- 場所
- 増毛山塊
先週の現役部員の救助要請騒ぎの検証をすべく、ポンショカンベツ川に行って来た。
行程
- 2012-07-21
- 暑寒荘 C0
- 2012-07-22
- 暑寒荘~ポンショカンベツ川~左股~本流~暑寒別岳~山ノ神コース~暑寒荘 下山
前日に暑寒荘に宿泊。都合が付けばかんちゃんも来る予定だったが、出発時間を過ぎても現れないので、予定通り1人で出発した。
救助パーティの報告通り、 Co776 の少し手前から雪渓が現れるが、やはり融雪は進んでいる。 Co1000 二股までほぼ途切れることなく雪渓が続いた。右岸よりシュルンドに降りて、左股の滝を登る。階段状のシャワークライムだ。
滝の上は再び雪渓となる。崩壊が進んでいる。左岸側壁をへつりつつ通過する。その先は救助現場となった二段の滝。この滝を直登すると、通過出来ずに中間尾根を越えて本流に戻ったという、問題の雪渓だ。左岸をへつって雪渓を越えてみたが、特に難しくない。何故ここでろくに確認もせずに逃げの手を打ったのか?
その先は小滝が続くのみだ。雪渓さえ越えてしまえば難なく稜線に出られただろう。中間尾根を漕ぐのは面倒なので、一端二股まで下る。
二段の滝のクライムダウンでちょっと落ちた。二股本流の滝は、相変わらずトラバースがちょっと恐いけど直登する。その後は雪渓が続き、滝ごとに穴が空いている。特に難しい部分は無い。
パーティが行き詰まった問題の滝は、確かに周囲が壁だが、右岸中間尾根のヤブに取り付くのはさほど難しくないと思われる。私は右岸からトラバースして直登する。
その先は何もない沢となって、ロックガーデンを通り、ちょっとだけ藪を漕いで頂稜部に出た。
ピークは人がいっぱいだった。登山道を下り始めたら雨が降り始めた。