なまりきった体にペンケ札楽古川で喝

ふ~ちゃん
目的
楽古岳南東面直登沢遡行
日程
2009年08月05日(水) - 07日(金)
山域
南日高

ペンケ札楽古川を訪れるのは2回目だ。今回は楽古岳の他にピロロ岳小楽古などを巡る予定だったが、どうにもこうにも体が重く、結局楽古岳南東面直登沢の再訪にとどまった。

行程

2009-08-05
翠明橋公園 C0
2009-08-06
左札楽古林道~ペンケ札楽古川 C1
2009-08-07
C1~楽古岳南東面直登沢楽古岳~札楽古コース 下山

2009年08月06日(木)

タイムレコード
時刻天候場所行動
07:25出発
10:30C1

前回と同様に、下山予定の札楽古コース登山口に自転車を残置しに行く。相変わらず途中から荒れた道となるが、引き返すポイントが無く結局終点の登山口まで行ってしまう。乗用車にはきつい道程だ。

自転車をおろして林道を戻り、ペンケ札楽古林道に入る。こちらの林道も荒れてきて、やはり前回同様に途中で車を残置する。

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入渓地点

藪に覆われた林道を通り過ぎ、渡渉地点から入渓する。


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ピロロ岳北面直登沢出合

何もない河原を歩くだけなのだが、どうにも体が重い。本当はピロロ岳アタックをするつもりだったが、カットして楽古岳南東面直登沢遡行のみにする事にする。

まだ午前中だが、全然を登る木など沸いてこないので、が出始める手前で幕営とする。


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イワナの塩焼き

いつものように薪を集めて火をつけ、エゾイワナを釣り上げて塩焼きにして時間をつぶす。

2009年08月07日(金)

タイムレコード
時刻天候場所行動
04:00起床
05:15出発
06:35Co840
09:35楽古岳
12:50登山口自転車回収
13:40車残置地点下山

昨日よりは調子がいいだろうか。焚き火の火を消して出発する。

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Co600

すぐに小滝滑滝が出てきて快適に通過する。 Co590 二股の先で連瀑が始まる。一段目は水流中心を直登する。二段目は右岸を直登する。次の左岸クラック沿いを直登する(Co620)。

前回来た時には雪渓に埋まっていた Co650 前後は、状のガレとなっていた。 Co670 二股にはわずかに雪渓の残骸が残っていた。


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Co700

二股を左に曲がり、小滝を三つほど通過するとこのの核心部が始まる。三方が岩壁に囲まれた Co700 の右岸に取り付き、懸垂でよじ登り直登する。二段目は水流を直登し、三段目は左岸を直登した(Co700三段)。


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Co730

このを登り切ると雪渓が出てきた。少し薄いが、崩壊するにはまだ時間があるだろうか。慎重かつ速やかに内部を駆け抜ける。小楽古への直登沢は雪渓内部でとなって合流していた。

Co770 二股は連瀑となって雪渓の中に注いでいる。

はじめの二段のは水流を直登する。続くは階段状になっており、難なく通過する(Co790)。


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Co810 犀の

三つ目のがこの最大の問題だろう。左岸を直上すると、上部でややハング気味にせり出している。そこから数歩踏み出してみるが、上の方のホールドが乏しく先に進めない。左に進み、水流脇のサイの角のように突き出た岩を抱えるようにしてトラバースして水流を直登した(Co810)。このの周囲は垂直の崖に囲まれており、高巻くにしてもかなり厳しいだろう。

次の左岸に取り付いてみるが、中間部より上でホールドが希薄であまり良くない。一端降りて右岸クラック沿いを登った(Co820)。


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Co890

その後はしばらく小滝が続き、快適に通過していく。 Co870 二股で左岸から落ちてくるをみて左に曲がり、雪渓の残骸を通過すると左岸からが落ちてくる。

中間まで登って上部を観察する。水流のクラック沿いを登っても面白いと思うが、今回は一人なので止めておく。一端降りて右岸の壁を登り、上部でダケカンバをつかんで木登りでの上に出た(Co890)。


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Co930 二股

このを登ると、先に雪渓が埋めているのが見えるが、進む直登沢はその手前で左岸から支流となって落ちてくる。直登へ進むと、渓相は一気に小さくなる。

それでもまだまだは続く。 Co1100 でのっぺらとしたを登って記録を書いて歩き出そうとしたところ、足を滑らせて右半身から思いっきり転倒してしまう。太股、二の腕を強打。激痛で身動きが出来ず、しばらくその場にうずくまってしまった。

何とか気を取り直して出発する。小滝はまだしばらく続く。そのうち、徐々にガレとなって灌木のトンネルに突入した。上部の沢形は不明瞭なので、適当に右へ進路を取り、しばらくハイマツを漕いで登山道に出た。


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ミヤマクワガタ

天気はそこそこ。ピークでしばらく昼寝をかます。どこからかミヤマクワガタが飛んできて看板に留まったので捕獲してしばし戯れる。

そうこうしていると、4人パーティが南西面直登沢から上がってきた。2~3言葉を交わし、靴を履き替えて下山を開始する。登山道は滑りやすい。登山道から見える北東面のにもらしき物が見えて気になるが、地形図上ではかなり不明瞭で遡行対象になり得るかは微妙な所だ。

登山口で自転車を回収し、林道を一気に下る。一時間弱で自動車残置地点へ到着した。

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