気になる支流シリーズ・ショシベツ川

ふ~ちゃん
目的
ショシベツ川遡行
日程
2015年06月21日(日) - 22日(月)
山域
南日高

日高山脈気になる支流シリーズ・ショシベツ川とその周辺のを探索しに出かけた。ショシベツ川は、地形的には良さそうなものの、奥まで林道が刻まれているのが気がかりだったが、案の定ほぼ全体が人工改変された残念な沢だった。

行程

2015-06-21
神威山荘 C0
2015-06-22
ニシュオマナイ川~ショシベツ川~ピリガイ山

2015年06月22日(月)

2015-06-22 ピリガイ山
タイムレコード
時刻天候場所行動
03:40起床
05:25出発
05:40ニシュオマナイ川入渓
06:15ショシベツ川
11:45ピリガイ山
15:15鹿追林道入口下山
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出合で降りられない(251)

車をニシュオマナイ一号川左岸の林道跡入口に駐める。川に架かる橋の標識から、このの元々の名称が鹿追沢であると判明。以後はこちらの名称を利用することにする。

左岸から川に降りる。は橋の下からゴルジュ状になっている。すぐに出合となるが、出合は三段ぐらいのになっており、降りられない。ロープを出してなんだかんだするのも面倒くさいので、引き返して下流の橋から本流に直接降りることにする。


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IV級のへつり(225)

本流に降りて少し行くと、深く広いに出る。右岸を微妙なへつりで何とか通過する。その後も同じようながいくつか出てくるが、だいたい砂利で埋まっていて、お尻くらいまでの水没で通過できた。


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三段目より上は見えない(183)
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ショシベツの二段目三段目(200)

河原が多くなってくると、人の足跡が付いていた。釣り師のものだろう。

は広く明るい河原となって、小さなショシベツの左岸から落ちてきた。正面から見ると二段目が続き、更に右に屈曲して三段目が落ちているのがかろうじて見える。この辺りの河原は、下流にある砂防ダムによって出来たものなので、かつてはもっと豪快なだったのかもしれない。

一段目を左岸から上がり、それ以降はとても取り付けないので右岸ルンゼ状を這い上がり、上部の明瞭なテラスを使っての上に出る。は更に四段目五段目が続いていた。

さて、標高を確認して先へ進もうと、地形図を出そうとしたら、地形図が見当たらない。どうやらの下で位置を確認したときに落としてしまったようだ。探しに戻ると、一段目のルンゼの取り付きの所に落ちていた。


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爽やかな渓相?(234)

の先は、小さな滑が断続し、一見爽やかな渓相が続く。お、これはなかなか当たりかなと思ったのもつかの間・・・


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砂防ダムが出てきた(264)

Co240 の屈曲部に古い林道の橋の残骸がデブリとなっており、 Co250 を過ぎると砂防ダムが2基出来ていた。

その後しばらくはひたすら人工改変のブタ沢が続く。これは外れや・・・いや、分かってはいたが。


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爽やか渓復活?(313)

Co311 二股を過ぎて滑が出てきて爽やか渓復活か?と思ったがそれもほんの一瞬。林業デブリはまだしばらく断続する。


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(626)

このまま雑多な感じで源頭まで続くのかな、と思っていたところ、 Co650 で突如周囲が壁に囲まれたご立派なが出現する。小粒なのが徐々に出てくるのがありがたいんだけどな。一段目は右岸直登する。そんなに難しくないが、ヌルヌルがいやらしい。

の上に上がると、滑の先に二段目が見える。


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倒木を使って左岸を登る(653)

左岸の倒木を利用しながら攀じり、落ち口を左にトラバースする。フリクションを効かせていけばそんなに難しくなさそうだが、何しろヌルヌルが気持ち悪い。これはブラシが必要・・・。軍手で汚れを洗い流しながらスタンスを確保し、冷や汗ながら登り切った。

この高巻くにしても、周囲はかなり高い壁に囲まれているので相当のアルバイトになるだろう。

結局らしきはこれっきりで、あとは詰めの様相で水流の多い方へ進むと早々に涸れて藪に突入した。ヤブはさほど濃い方ではないが、みっちり200m近く泳がされ、1時間強の藪漕ぎとなった。


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まだ雪渓が多い(1144)

山頂部はダケカンバが生い茂りあまり視界は良くない。ダケカンバの林から垣間見える北日高の山々はまだ多くの雪渓が残っている。

今回はウチイチ山へ循環する予定だったが、どう考えてもどのも藪漕ぎメインになりそうで、やる気がすっかなりなえてしまった。山頂でしばらくうだうだしてから、鹿追沢に下ってしまうことにした。


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(923)

長い頂稜は古い苅分なのか、シカ道なのか、割とはっきりとした道があって藪は濃くない。急な斜面を下っていくと、崩壊地に出た。

その後しばらくは、細いルンゼ状に小滝が連続する。微妙なクライムダウンが続き、下降には向かないだ。


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降りられない(468)

しばらくガレが続いた後、 Co500 二股でゴルジュ状になって、出合が降りられず、少し登り返して右岸から右股ごと巻いて降りた。その先も小滝がいくつか出てくるが特に問題なし。


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林道に出た(356)

淡々と下り、林道に出た。この林道はしばらくは途切れがちで時々に降りつつ続いていた。

雑感

ショシベツ川は、ピークハントに使うには無駄に難しいがあるだけに薦められず、かといって登攀指向にはあまりにも物足りない。鹿追も然りで、ああ、なんか徒労感が否めない。ショシベツ川も鹿追沢も林道が出来る以前はもっと綺麗な沢だったのかなあ。

今回はこの辺りの支流を適当に歩くつもりだったが、なんだかやる気を無くしてしまい、とりあえず楽古山荘へ向かうのだった。

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