行程

• 真狩新陽駐車帯～七号ノ沢・石山ノ沢中間尾根～駐車帯 下山

装備

• 山スキー
• シール

2014年12月31日(水)

前日は羊蹄三昧第3弾として、後輩と一緒に南墓地の沢にいくつもりだったが、前日に飲み過ぎたのか、朝から撃沈。後輩の引率はとーのさんにおまかせして休養。大晦日の今日はやはり後輩を連れて通称マッキモに行くつもりだったが、今度はアスカが前日に飲み過ぎて、天気も悪そうなので1人で行く事になった。

昨夜は一滴も呑まなかったので、早起きしてさっさと朝飯の用意をする。みんなまだ眠そうだが、とりあえず起こして朝飯を済ませ、1人でとっとと登山口へ向かう。

予定通り駐車帯に車を置いて出発。しばらく真っ平らな樹林をコンパスを切って進む。雪の少ないときにはブッシュが酷いという事だが、既にその心配は無かった。

1ピッチはまるまる平地歩きのアプローチで、そこからようやく傾斜が出てくる。確かにアプローチは長いが、まっすぐ一直線に進めるので、比羅夫のアプローチを考えればむしろ楽な方だろう。

雪質のせいもあるのか、ほとんどジグを切る事もなくほぼ直登で高度を上げる。広い尾根に中径のダケカンバが整然と並んで、スキーも面白そうだ。

左手に深い谷を見ながら登っていくと、徐々に吹雪いて視界が悪くなってきた。 Co1400 付近で時間切れとしてリターンとする。

下り始めると、さっそく自分のトレースを見失った。視界が悪くて下る方向がわかりにくい。うっかりすると、右の深い谷に入ってしまいそうなので、この辺りは注意が必要だろう。

方向を修正し、トレース沿いに滑るが、私の細い板には雪が深すぎる。カメラを構えていても、すぐに雪がかぶって真っ白な画面になってしまう。途中からはカメラにゴーグルをかぶせて頭に付けてみたりしたが、それはそれで色々と不都合があるので、デジカメで動画を撮るのはもうちょっと何か工夫が必要そうだ。と言うか、誰かアクションカムを下さい。

最後は当然、真っ平らな樹林を淡々と歩き下山。下部のアプローチは思ったほど悪くなかったので、やはり現役も連れてこれば良かったかな。