当初、第三弾はオコツナイ岳を予定していたが、ヒヤミズ沢での様子でまだちょっと早すぎるとの判断から、遊楽部岳太櫓川へと転戦することにした。初日は釣行を楽しんだが、二日目は雨に降られて逃げ帰った。

行程

メンバー

前日は臼別温泉の前にキャンプし、今日はのんびりしてから太櫓川に向かった。ラジオが明日以降の悪天を告げていた。

登山口へ向かう林道に入ると、倒木が道を塞いでおり、何度か降りてのこぎりで道を切り開きながら進む。林道のゲートは事前の情報通り開いており、通過できるが、私の車ではお腹をすりそうになってきたので適当なところに残置する。

林道を終点まで歩き、入渓。 Co510 二股の左岸を少し整地して天張る。

今日は時間がたっぷりあるので、各々釣りに興じる。カメラが結露して使い物にならないので残念ながら写真は残っていない。

カメラは一晩焚き火の横で暖めながら結露を取り、翌日は何とか使えるレベルには復活した。

夜中に何度か雨粒を感じていた。今朝は雨が降り出す予報だったので、早めに3時に起床としたが、起床と同時に降り出しすぐに本降りとなった。

ツエルトの下でしばらく様子見をするが、雨は断続的に強く降り、水かさも徐々に増えてきた。

このまま待っても晴れそうにはないので、少し雨脚が弱まったところで行けるところまで言って引き返すことにして出発する。

一度だけロープを出して後続をフォローし、適当なところで引き返す。

天場に戻り、焚き火に再点火して暖まるが、更に雨脚が強まってきたので下山を開始する。

車にたどり着くとともに更に雨脚が強まり、土砂降りの様相となってきた。

這々の体で車に乗り込み、里に下る。八雲町の和の湯という温泉に道に迷いながらたどり着くと、ツジが車の中で何かごちゃごちゃやっているので何かと思ったら、財布が見つからないという。どうやら、入山時に道を切り開くのに乗り降りしている時に落としたようだ。

戻って探すか聞いたが、現金はあまり入っておらず、実害は1万円に満たなそうなので諦めることにした。まったく、ツジのドジには困った物だ。