- 目的
- 夏合宿 千走川本流遡行
- 日程
- 2014年08月15日(金)
- 山域
- 狩場山塊
現役二人を連れて千走川本流に行ってきた。この沢は以前、タノオカとササオを連れて連れて賀老の滝の上から一つ目の函滝まで、昨年は下降に利用しているが、遡行で詰めたことが無かった。難しい沢ではないが、とりあえず一年ボウズの技量を見るには良いだろう。
行程
メンバー
2014年08月15日(金)
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
06:30 | 曇 | 新道登山口 | 出発 |
06:40 | 直登沢出合 | ||
07:40 | 函滝 | ||
08:30 | 函滝 | ||
10:35 | 登山道 | ||
12:10 | 霧 | 狩場山 | |
12:40 | 曇 | ||
14:40 | 登山口 | 下山 |
早朝に室蘭を出発して、途中のコンビニで朝食を調達しようと思っていたが、黒松内に入ってからは開いているコンビニが見つからなかった。仕方なく、賀老キャンプ場で翌朝に予定していたお汁粉を食べて登山口へ向かう。
登山口の駐車スペースは既にいっぱいで、少し戻って直登沢近くのスペースに駐車する。
本流に出て、さあ行くかという段になって、ツジが地形図を落としたと言い出す。ズボンのポケットに入れていたと言うから、そりゃ落とすでしょと。いったん、道まで戻って探すと、幸い見つけることが出来た。いきなり出鼻をくじく辻のドジっぷりだが、これはまだ先に起きる事件の序章に過ぎなかった。(4日後に続く)
さて、本流はちょこちょこと滑が出てくる。技術的には難しくはないが、やはり直登沢から本流に下るのが正解であろう。
水量は若干多めであるようだが、滑滝を直登する程度には影響は無い。
橋の下を潜ってから30分ほどで、この沢の名物である泳いでとりつく滝となる。気持ちよく泳ぐには少々太陽力が少ないが、やはり泳ぐしかあるまい。特にロープが無くても難しくない滝であるが、練習のためにロープをつけて辻にリードさせる。
ロープの取り扱いはもとより、せっかくオートロック機能の付いた確保器の取り扱い方を理解していなかったので、もっと日頃からちゃんと勉強と訓練をやってもらいたい。
幾つか小滝を坦々と越えて、二つ目の函滝となる。とりあえずツジに泳いで行かせる。若干水量が多く、滝のとりつきで苦労していたが、何とか登り切った。
タケウチも続くが、水流に打ち勝てないようなので、引き返して右岸を高巻く。
続くチョックストンの滝は私が右岸をさくっと直登。タケウチは少し手間取ったが何とか直登できた。ツジは問題なし。
この沢のハイライトはここで終了。あとはひたすら平坦な沢を行く。
Co1070 二股は右の方が水量が多いが、コンパス的には左を指しているので、いったん左に行くが、すぐに水が涸れて、先行のツジが藪というので引き返して右に入り直す。しかし、しばらく行くと藪斜面に突き当たり、方向が違うのでやはり左と言うことになって再度引き返す。
改めて左を行くと、すぐに右から水流のある枝沢が合流し、左は涸れているが沢筋は明瞭だ。こちらを進むと直に源頭のお花畑へと出た。
登山道で靴を履き替えてピークを目指す。現役2人はツルツルのジョギングシューズで、これがむしろ疲労を増大させ、親沼を越えたところでタケウチのペースが急にガクンと落ちた。
ピークはガスがかかって若干寒い。ガスが晴れ始め、周囲が少し見えたところで下山を開始する。
ちょうど2時間で駐車ポイントに下山した。
翌日、ヒヤミズ沢へ行くためにかんちゃんと大平山泊登山口で待ち合わせていたが、泊登山口への道路は夜間閉鎖されるらしいので、急遽大平川河口にキャンプをしてかんちゃんを待つことにした。