新人強化という名目だったのに、いろいろとあって結局一年生は参加できず、リーダー強化山行となってしまった。
行程
メンバー
- 三好
- コータロー
- ふ~ちゃん
装備
2013年05月25日(土)
いつものように三好のバイト上がりを待って部室を出る。先週まで登山口の駐車場を埋めていた雪はさすがに無くなっていた。
![雪が多い 雪が多い[image/jpeg:281kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152177047.jpg)
それでも畑の横を通り過ぎ、林の中に入るとすぐに雪が出始めた。一本目の林道を通り過ぎると最早道の痕跡はどこにも無く、ひたすら残雪歩きとなった。
![イチゴをほおばりながら イチゴをほおばりながら[image/jpeg:257kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152177048.jpg)
三好はササオにもらった差し入れのイチゴをほおばりながら歩き、気がつけば4合目を過ぎた頃には食べ尽くしていた。
![コータローが先行する コータローが先行する[image/jpeg:111kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152177049.jpg)
いつもは足の速い三好だが、今日は先週洞爺湖マラソンでフルマラソンを走った疲労がとれていないようでペースが上がらない。今日はコータローががんばってパーティを引っ張る。
![ヤブに突入 ヤブに突入[image/jpeg:217kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152177050.jpg)
八合目付近になるとガスが濃くなって周囲の状況が分かりにくくなってきた。いくつかの踏み跡らしき物もあるが動物の足跡とも交錯して当てにはならない。結局、道を見失って少しばかりヤブをこぐ。
![ガレ場に出た ガレ場に出た[image/jpeg:179kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152177051.jpg)
突き当たりから少し左へヤブをこぐと道を見つけ、まもなく九合目のガレ場となった。この頃から三好が膝が痛いと言い始め、さらにペースが落ちる。さすがにフルマラソンの翌週に羊蹄登山は酷らしい。
![雲海 雲海[image/jpeg:98kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152177052.jpg)
今日は小屋まで下りる予定だったが、三好は膝が相当つらいらしく、これ以上歩くのがつらいようなので子釜泊とする。テントを建てると日が照り始めて暑くなってきた。母釜の周りを一周して雲海を見る。
2013年05月26日(日)
![2013/新人強化/羊蹄山/テン場 テン場[image/jpeg:97kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152177053.jpg)
今日は朝から雲一つ無い良い天気だ。暑くなりそうだ。まずはテントを撤収して父釜の斜面で滑落停止の練習をする。しかし、1年生が居ないとあまり練習に身が入らない。
![外輪を歩く 外輪を歩く[image/jpeg:136kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152177054.jpg)
今回も父釜外輪を反時計回りに巡ることにした。しかし、やはり三好の膝の調子が悪く、遅れがちになってしまう。必要以上に天気が良くてむちゃくちゃ暑い。
![肥料袋 肥料袋[image/jpeg:280kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152177055.jpg)
留産ピークで一眠りして京極ピークへ移動。肥料袋をおしりに履いて尻滑りを開始する。今回は雪が多いので、1600付近の雪渓のジャンクションを左に進み、登山道沿いの沢筋に入る。こちらの方が若干距離が長く、傾斜が緩い印象だ。
![滝をバックステップで下る 滝をバックステップで下る[image/jpeg:243kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152177056.jpg)
こちらの沢筋もやはり下部で滝が出てくるが、左股の滝よりは小さく、ロープを出すことなくバックステップで下ることが出来た。この滝を下りると平坦な沢となるので一休みして雨具を脱ぐ。
途中、極太のギョウジャニンニクを見つけたので採取する。しかし、ようやく登山口に付いた時に、コータローがせっかく採取したギョウジャニンニクをどこかに落としたとかほざく。
私があまりにも文句を言ったので、落としたギョウジャニンニクを探しにザックを置いて走り出した。そういえばと思い、カメラの写真を確認したところ、最終的にギョウジャニンニクの入った袋が写っているところが確認できたので、私もてくてくと戻ると、案の定その付近に袋を発見する。
しかし、コータローの姿はなく、袋を見落としてかなり上流まで戻ったようだ。私は登山口に戻り待っていると、少量のギョウジャニンニクを握ったコータローが戻ってきた。どうやら、ギョウジャニンニクを採取したところまで戻ってふたたび採取してきたらしい。
まあ、そんなこんなでお土産を持って部室に戻り、部員みんなを呼び出してジンギスカンをして打ち上げた。
そして数日後、コータローが消えたのだった・・・