暑寒荘はカメムシ御殿 2013年05月19日(日)

ふ~ちゃん
目的
暑寒別岳往復
日程
2013年05月18日(土) - 19日(日)
山域
増毛山塊

たまには山小屋で飲んで山に行こうと何人かを誘ったが、結局いろんな理由をつけてみんなに断られてしまった。仕方が無いので一人で行ってきた。

日が暮れた頃に暑寒荘に到着すると、駐車場には数台の車が駐まっていた。それにしても思った以上に雪が多い。トイレは未だにシャッターが閉まっている。暑寒荘の中は、ちょうど皆さん夕食の真っ最中。私は一人一番上の特等室へと入る。

一人寂しくコンビニ弁当を食べていると、カメムシが現れた。やっぱり居たか。ほうきとちりとりを持ち出し、まどからカメムシを投げ出す。よくよく見ると、窓のサッシを中心にそこら中にカメムシが居る。しばし、カメムシを放り投げては窓を開け閉めするの繰り返しとなった。


幸い、私の寝た部屋は窓の周り以外にはほとんどカメムシは居なかったが、二階のオープンスペースに陣取った人達は相当カメムシに悩まされたのではないだろうか。

4時に起床し、一番に小屋を出る。いつものこの時期なら、夏道沿いに行くところだが、今年はほぼ完全に雪に埋もっているので、冬ルート沿いに進むことにする。

キビタキ[image/jpeg:170kB]
キビタキ
稜線上[image/jpeg:115kB]
稜線上に出た。

稜線に出るまでは少しがすっていたが、すぐに晴れてきた。自分が一番先頭かと思っていたが、どうやらスキーの先行者がいるようだ。駐車場で車中泊していた人達だろうか。


先行者[image/jpeg:60kB]
先行するスキー登山者

見台を過ぎると、すっかり晴れ渡り、先行の二人にも追いついた。ピーク直下の急登はつぼ足のこちらの方が早いかと思われたが、意外とペースが上がらない。体力不足か。


群別岳[image/jpeg:129kB]
群別岳

少し遅れてピークに到着。見慣れた風景だが、群別岳のピーク直下が派手に雪崩れていた。縦走したときはあの辺をトラバースした事もある。

円盤形の案内板が台座から落ちていたので元に戻すと、先行の二人組のおねーさんが話しかけてきた。例によって、アレはどの山とか聞かれる。

どうでも良いが、おねーさんの話しぶりだとこちらを相当若く見ていたと思うが、それになりにオッサンですけど。もしかしたら同じくらいか、むしろこちらが年上のような気がする。

まあ、それはさておき、下山を開始すると人が続々とアリのように登ってくるのが見える。こちらは人が居るルート上を避けてポンショ寄りのヤブに沿って右往左往しながら下る。端から見ると怪しげな人に見えただろう。まあ、本当に怪しげな行動をとっていたんだけれども。

帰りは久々に岩尾温泉に入ってきた。それにしても、ここの入り口は全くもって分かりにくい。いったん見落として通り過ぎてUターンしたのだが、私のすぐ後ろの車も同じ事をしていた。

参照

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