- 目的
- 広尾岳東面直登沢遡行
- 日程
- 2009年07月05日(日)
- 山域
- 極南日高
少し出遅れたが、今年ようやくはじめての沢へ行って来た。が、予想通り足慣らしにしてもちょっと物足りないルートだった。予定通り1ヶ月前なら雪渓も残ってちょうど良かっただろう。
行程
2009年07月05日(日)
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
06:50 | 出発 | ||
07:45 | Co580 | ||
08:50 | Co935 | ||
10:10 | 広尾岳 | ||
13:55 | 下山 |
前日は大樹の道の駅で車中泊をした。広尾には落ち着いて車中泊を出来る所がないからだ。しかし、大樹の道の駅の待合室は以前は解放されて自転車やバイクの旅行者が寝泊まりしていたが、今は夜間施錠されていた。世知辛い世の中だ。
セイコーマートはまだやっていないので、広尾のセブンイレブンでカップ麺を食べて林道へ。中広尾川林道は地形図よりも更に延びて Co330 付近まで続いていた。ブル道は更に延びているが、藪に覆われているのでここで入渓する。
広尾岳東面直登沢
何の変哲もない河原が続く。所々に小さな滑もあるがこれといったものではない。 Co400 の直登沢は滑滝となって合流している。これはなかなかイケるかなと期待をふくらませて直登するが、なんと滝の横にはブル道が平行し、更に上流まで延びていた。すごいがっかりだ。
このブル道は少なくとも Co600 付近までは延びていると思われる。 Co550 の三股付近には雪渓の残骸が残っていた。 Co620 は変則的な二股となって、正面にガレ沢を見て右の小滝を登ると、左から苔むした滝の沢が合流している。
本流に進むといくつか小滝が出てくるが、ほぼ記憶にない。水は Co750 付近で早々に涸れる。 Co780 で沢は藪に覆い隠されているが、地形図通りに右へ進む。谷筋はダケカンバとシダの薄い藪になっている。ひたすらシダの斜面をよじ登りピークに出た。
広尾岳南東面沢
コルに向けて稜線を下る。所々藪が濃いが、北側を歩けばシカ道が発達している。コルまで下るのがかったるいので、適当な所から斜面に入る。こちらもダケカンバとシダの薄い藪だ。特に濃い藪漕ぎもなく Co900 付近で沢に出た。
こちらも単調な渓相が続くだろうと思っていたが、意外とちゃんとした滝が出てきた。 Co670 にはハングした滝があってなかなか立派。左岸から巻いて降りる。この下には雪渓が残っており、左岸から通過。Co620 にはまた大きめの滝があって右岸から高巻いた。
ここから先は一気に単調な沢となる。途中で適当に釣り竿などを垂らしてみるが、小さなエゾイワナしかかからないので皆リリースして下山した。