- 目的
- 夕張岳大夕張コース
- 日程
- 2009年06月27日(土) - 28日(日)
- 山域
- 夕張山地
現役が夕張岳に行くというのでくっついて行ってきた。夕張岳に行くのは8年ぶりだ。前回は望岳台までしか行っていないので、登頂するのは実に17年ぶりとなった。
メンバー
- シゲ
- 田ノ
- みうら
- Undo
- ソラ
- トミー
- ささお
2009年06月27日(土)
現役からメールが来るのを待っていたら、既に待ち合わせ場所に着いたとのメールが届く。社台をすぎたあたりでメールをもらう手はずになっていたはずだが、社台という場所が分からなかったらしい。あわてて家を出て待ち合わせ場所の三ツ星へ。
奴らは三ツ星のソフトクリームを食べながら待っていた。3人をこちらの車に乗り換えて出発。ちょっとした忘れ物をしたので一端家によって、ガソリンを補給してから先行した Undo 車を追った。
食糧計画を聞いたら、今夜のエッセンはインスタントラーメンだという。なんとまああり得ない食糧計画。私は昼飯にインスタントラーメンを食べたばかりなので、途中のセイコーマートでレトルトカレーとサトウのごはん(セイコーマートのごはんだけど)を調達した。
登山道への林道を半分ほどすぎた所で Undo 車に追いついた。 Undo 車は非常にゆっくり走るので、後からイライラしながら着いていく。この林道はマイクロバスなどの大型車は通行禁止のはずだが、ツアーガイドと思われるマイクロバスとすれ違う。何だろね。一体。林道終点付近は駐車場からあふれた車が何台も路駐されていた。
当初ヒュッテに泊まる予定だったが、ヒュッテは協力金が必要らしいので急遽テント泊まりとなった。まあ、テントでもトイレの使用料くらい払ったらという気もするが、そこは貧乏学生なので大目に見てください。いや、オッサンが約2名紛れ込んでいますが。
今回は新人三人をつれての初の本格的な山行。ソラはマレーシアからの留学生。少し小柄。トミーは中高ともに山岳部の経験者。ささおは陸上部兼の関西人。
2009年06月28日(日)
夜中に現役の連中がごそごそと動き始めたので何だろうなと思ったら、起床予定時間だった。うーん。頭が痛い。昨日少し飲み過ぎたようだ。”大”が出ない。こりゃ、下山まで我慢だね。
少し先に団体さんが出発した。あちらは冷水沢コースらしい。こちらは馬の背コースを進む。馬の背に上がってから、正面から写真を撮ってやろうと少し先に進むと、なかなか着いてこない。どうしたのかと思ったらソラが急な運動でいきなり吐いたらしい。おいおい大丈夫かね。しかも、一回目の休憩でいきなりのトイレ。あれほど朝のうちにすませてこいと言ったのに。もうちょっとちゃんと教育せねば。
このペースだとピークまで行けないかも知れないので、足の速いチームと遅いチームを分けることにした。私は足の速いチームを引率して先に行かせてもらう。
![芦別岳 芦別岳[image/jpeg:176kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176379.jpg)
コース分岐付近でちょうど先行の団体さんと合流した。引率者の服には夕張山岳会の文字がある。望岳台から芦別岳が綺麗に見えてきた。雪渓もあり、花は少し早いが見頃の物もある。天気もいいし花も綺麗。はじめての登山にはこれほど良い条件はない。・・・っていうか、スタート時期がちょっと遅すぎると思うけど。
![タカネタンポポ タカネタンポポ[image/jpeg:194kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176380.jpg)
P1487 の南側にある水場の水を飲むが、超ヌルい。何だこれ。っと、みんなで苦笑いだ。美味しい水場は東に回り込んだ湿原の手前にあった。こっちは冷たくて超美味しい。南側の水場は何のためにパイプを通してるんだ。以前来た時はこのあたりは湿原で靴がグチャグチャになったような気がしたが、木道が出来て歩きやすくなったもんだ。
![ユウバリソウ ユウバリソウ[image/jpeg:186kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176381.jpg)
![イワウメ イワウメ[image/jpeg:146kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176382.jpg)
![夕張岳の頂稜 夕張岳の頂稜[image/jpeg:270kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176383.jpg)
![頂上でポーズ 頂上で[image/jpeg:104kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176384.jpg)
ピークへの登りに掛かって後を振り向くと続々と人が登ってくるのが見える。うちの遅いチームはまだ見えない。
ピークもいい天気。少し靄がかっているが360度の展望。ささおは虫がうざいと騒いでる。この程度の虫は慣れてもらわないとちょっと困る。どんどん人が上がってきて座る場所もなくなってきたので、下のほこらの広場に降りて後続を待った。
後続が到着し、お茶を沸かしてくつろいだ後に下山を開始。下山中も続々と人が登ってくる。痕だけ人多い山は久しぶりだ。正直ちょっとうんざり。
途中の雪渓でグリセードの練習をすることにした。雪渓の距離がちょっと短いが、ちょっと遊ぶにはちょうど良いだろう。本当はこの手のことは羊蹄や大雪でイヤと言うほどやって置いてほしいものだが、2年生部員すらグリセードの経験が無いというのは寂しい話である。
馬の背分岐で田ノがトイレに行く。もうちょっとで下山なので我慢してほしかったが我慢出来なかったらしい。やっぱりこの手の指導をちゃんとやらなくちゃいけないかな。
下山後
とりあえずユウパロの湯へ。飯をどうするかということになり、夕張で評判ののんきやというラーメン屋に行くことにした。しかし、こののんきや、非常にわかりにくい所にあるため、夕張の街をぐるぐると探し回ったあげく、定休日というお粗末な結果だった。
仕方がないので、帰り道で適当な所に入ることにして帰路に付く。と、「ぱんじゅう」の看板が目に入ったので車を止め、ちょうど近くにあったラーメン屋に入ることにした。しかし、このラーメン屋は残念なラーメン屋だった。しかも、食後のデザートに買っていこうと思っていたぱんじゅう屋は飯を食っている間に店じまいしていたorz。