ポンイドンナップ川~イドンナップ岳~イドンナップ川

ふ~ちゃん
目的
ポンイドンナップ川~イドンナップ岳遡行
日程
2007年08月05日(日) - 08日(水)
山域
中日高

悪名高いシュンベツ川大函を越えてポンイドンナップ川遡行した。核心の大はほとんど巻いてしまい、それ以降の遡行はただ長いだけの山行だった。・・・って言うか、3日間雨が降り続いてうんざり。

行程

2007-08-05
御園館 C0
2007-08-06
春別ダム~シュンベツ川~大ポンイドンナップ川 Co590 C1
2007-08-07
C1~イドンナップ岳イドンナップ川 Co740 C2
2007-08-08
C2~春別ダム 下山

装備

2007年08月06日(月)

タイムレコード
時刻天候場所行動
04:00起床
06:15出発
06:55林道終点入渓
09:20Co335
12:00ポンイドンナップ川出合
13:30Co590C1

前日は御園の御園館前で車中泊をした。御園館周辺には当然コンビニなどはない。静内市街地には道の駅もないし、駅のトイレも早々に閉じられるし、車中泊に適した場所がない。

現在、日高南部森林管理署管轄の林道の多くはゲートが閉じられているが、ここの西の林道のゲートは例外的に施錠されていない。まずは下降予定のイドンナップ川方面に向かう。イドンナップ林道の看板とゲートがあるところで、道が少し荒れ始めたので、そこに自転車をデポして引き返す。シュンベツ川右岸沿いの林道に向かい、ソロアンナイ西面に向かう沢の出合で、道が荒れてきたので車をデポする。

Co270[image/jpeg:149kB]
Co270 ゴルジュの始まり
Co280[image/jpeg:149kB]
Co280 函の中に巨岩が転がる

林道を30分ほど歩くと道が不明瞭になってきた。適当にシカ道を使ってに降りる。沢はすぐにゴルジュ状になるが、すべてへつりと腰までの渡渉で進める。前日に台風が通過したばかりだが、水量は少ない方なのだろうか。

Co300[image/jpeg:149kB]
Co300 核心の始まり
大函巻き道[image/jpeg:152kB]
明瞭な苅分道が続く
Co310[image/jpeg:149kB]
Co310 水量の多いゴルジュが続く
Co320[image/jpeg:150kB]
Co320 泡立つ釜
Co320[image/jpeg:150kB]
Co320 大函の終わりを告げる岩

Co300 の、左岸からが合流するところで、水勢が強まり、泳がなければ先に進めなさそうなが見える。とりあえず中を進んでみる。泳いでヤツメで行けば何とかなりそうだけど、天気も悪いし、先は長い。まだまだ核心部は先に待っているかも知れないので、高巻ける所は高巻くことにする。左岸の岩場を攀じると、すぐに明瞭な苅分道が見つかる。ルンゼを横切るところで少々わかりにくくなるが、だいたい平行に進めば足下にゴルジュを見ながら快適に進める。足下のゴルジュは、水量は多いが、地形的にはそれほど絶望的には見えない。

実は、この Co300 の時点で、 Co270 だと勘違いしていた。大の核心部が Co290 からだと思って、その前の Co270 付近にもそれなりのゴルジュが出てくるだろうと予想していた。実際には Co300 までこれと言った物もなく、淡々と通過してきてあまり読図もせずにいたため、このゴルジュの始まりを Co270 と勘違いしてしまった。

2度ほどに降りたが、面倒そうなが続くので、そのまま左岸を巻く。先に進むほど苅分道は不明瞭になっていく。左岸の崖の状態が悪くなり、高巻きが厳しくなりそうなので、沢に降りて右岸へつっていくと、沢の真ん中に大きな岩が鎮座し、沢幅が広がっていく。沢は右に曲がり、左右から沢が合流してくる。明らかに大の終わる Co320 付近である。結局、今のが大函だったのか。ものすごい大高巻きをさせられると思っていたが、ずいぶんあっさりした物だった。というか、 Co270 からここまでがずっと大函だったの?そんなに歩いた?など、少々困惑しながら先に進む。この勘違いがすっきりするのは後日のことである。

謎の坑道

鉄パイプ[image/jpeg:151kB]
鉄パイプが・・・
坑道[image/jpeg:147kB]
謎の坑道

空からはついに雨が降り出した。幅は一気に広がり、ほとんど河原歩きに終始する。 Co380 付近からのゴルジュ記号も、小さなはいくつかある物の、全く問題なく通過していく。上流に行くと、足下には鉄パイプやら、ワイヤーロープやらと言った人工物が転がり始める。チャワンナイ沢出合の少し手前 Co410 付近の右岸には謎の坑道があったり、川の上にロープが渡してあったりする。昔鉱山でもあったんでしょうか。それとも、何かの予備調査の痕跡でしょうか。

魚影を追って

直にポンイドンナップ川出合に到着する。少し早いが、予定よりずっと進めたので、魚が釣れればここで天張ろうと、カワゲラを探すが見つからない。魚影もあまり豊富ではないようなので、ポンイドンナップ川に入って先に進むことにする。川は一気に小さくなるが、が続くいかにもイワナが良そうな渓相である。実際に足下には魚影がわんさか走る。サイズも良い。

焚き火[image/jpeg:151kB]
おいしく焼けたかな?

Co590 二股の小滝の下に良い型の魚影が群れをなしている。中には余りよい天場はないが、釣りも出来そうなので、適当にここらで幕営する。小雨は断続的に降り続け、流木は湿っている。メタ2本を投入して焚き火に点火する。イワナは3尾釣り上げる。大物ではないが、食べるには良いサイズだ。塩焼きにしておいしくいただいた。

2007年08月07日(火)

タイムレコード
時刻天候場所行動
04:00起床
06:00出発
07:50Co950
09:50Co1450
11:10イドンナップ岳
15:00Co740C2

ポンイドンナップ川

ポンイドンナップ川[image/jpeg:149kB]
ずっとこんな感じ

なんだか、今日もぱっとしない天気である。は相変わらず単調で、魚影も豊富である。傾斜はだんだんきつくなるが、らしい物はいっさい出てこない。 Co790 二股付近は流れがいくつにも分かれてわかりにくい。適当に歩いていたら、いつの間にか左股に入っていた。単調な沢を淡々と歩くだけなのだが、なぜだか調子が出ない。昨日はあれだけ歩けたので、今日はサクッと進めると思っていたが、なかなかピークが遠い。朝方は時々雲が切れ、日も差すことがあったが、だんだん雲が濃くなってくる。


看板[image/jpeg:147kB]
イドンナップ岳・・・標高が違うよ

イドンナップ岳へはピークの南東面に出るつもりだったが、どうやら入るを間違えたようである。沢筋が消えて、藪を避けながら適当にシカ道を詰めていくと、ピークの少し西側に出た。ピークのすぐ西のコルに出たいが、地形図からはどこを通ったらいいのかよくわからない。適当に西側に出て登山道を歩いた方が早そうだ。周辺はすっかり厚い雲に覆われ、稜線に出たとたん雨が降り出した。糞ッ。ピークで雨具を着る。台風が通過した後は天候は回復傾向じゃなかったのか週間予報のアホ!それにしても、『北海道の山と谷』のコースタイム以上の時間がかかってしまった。私も焼きがまわったか・・・

イドンナップ川

Co900-1000 河原[image/jpeg:149kB]
快適そうな河原

下りはイドンナップ川へ下る。西峰まで登山道を進み、コンパスを切って谷に下る。筋に出てもしばらく水量はない。シカが多いらしく、足跡が非常に多い。 Co1290 と Co960 にがあるが、いずれも問題ない。 Co900-1000 は玉砂利が敷き詰められた河原が広がっている。ここならどこでも快適に天張れるだろう。本当はこの辺で天張っておけば良かったのだが、今日中に下山してしまおうという欲が残っていた。

Co850-900 は急傾斜の連瀑になっていた。ひとつクライムダウンしてから左岸高巻く。そろそろ時間切れとなり、体力的にも限界が来ている。余りよい天場が見つからないが、適当に天張ることにする。少ない流木を集め、焚き火をたいて、飯の準備をして落ち着いたところで、また雨が降り始めた。うんざりしながらツェルトに逃げる。

2007年08月08日(水)

タイムレコード
時刻天候場所行動
05:30起床
06:45出発
09:40イドンナップ林道入り口下山

今日も朝から霧雨くさい。6時頃までのんびり寝ているつもりだったが、目がさえてきたので適当に起床して、適当に出発する。魚影が見える。これと言って面白い物は出てこない。 歩き出して 30 分ほどしたところで、の中に太い丸太が何本も横たわっている。どうやら、古い作業道の跡らしい。その先から沢の右岸に作業道の跡が続いている。

の中を行こうかと思っていたが、別に面白い物はなさそうなので、作業道に上がってずんずん進む。作業道は途中から左岸に移っている。途中で足回りをトレールウォーカーに換える。所々崩壊して歩きにくい。ニイカップゴエ沢を過ぎる当たりから道はしっかりしている。

林道歩きを始めてから、空に日が差して暑くなってくる。なんだかんだで、3時間ほどで自転車をデポしたイドンナップ林道入り口に到着した。そこに荷物を置いて、自転車に乗って20分ほど走って車に到着した。なんだかずっと雨続き、ブタ沢で消化不良な3日間だった。

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