読図 とは、地形図および方位磁石を用いて、現在地や目的地、進行方向などを推定すること。
- 真北
- 地球の回転軸を基準とした北。
- 磁北
- 方位磁針が指し示す北。
- 磁北線
- 方位磁針が指す方位に平行に引いた線。
- 磁針方位
- その地域における、真北を基準とした磁北の方位のこと。
- 西偏
- 磁北が真北から西側へ偏っている角度。
磁北線
国土地理院発行の地形図を用いて読図をする場合、地形図は真北を縦軸としているため、コンパスの指す北(磁北)を地形図の縦軸と合わせた場合、正確な読図は出来ない。そのためあらかじめ、磁北と平行な線(磁北線)を書き込んでおく必要がある。
磁針方位
磁北が真北より西によっているか、東によっているかで、西偏何度、東偏何度で示される。日本では一般に、真北よりも磁北が西に偏っている。
当サイトでは、"西偏約 x°y’(zcm)"と示す。zは地形図の縦軸と磁北線を下端で合わせた時、上端で約何cmずれるか示している。磁針方位は変動するため、地形図の改訂があった場合は変化することがある。