ユウトムラウシ川

ルート名
ユウトムラウシ川
行動時間(h)
8
グレード
(2.00)
山谷
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トムラウシ自然休養林野営場から古い林道後が伸びているが、すぐに崩壊しているので入渓しやすいところから適当に入渓する。広い河原が延々と続き、薪も豊富で天場適地は至る所にある。オショロコマの魚影も濃い。 Co1100 を越えたあたりから幅は狭まり、魚影も薄くなるので快適さを求めるなら早めに泊まった方が良い。 Co1260 に出てくる F1 を越えるのがこの沢のハイライトで、一見階段状で簡単に見えるが、上部のカンテ上のスタンに足を上げるのに安心できるホールドがなく躊躇する。油断せず初めからロープを使った方が良い。すぐの二股は右の方が水量が多いが、左が湿原への沢だ。いくつかも現れるが、巻き、直登ともに大きく問題になるものはない。湿原は天国そのものであるが、湿地と雪渓が主で天場適地とは言えない。植生保護のためにも幕営はお勧めしない。焚火は厳に慎みたい。水は豊富であるが、多くは池から流れているもなので、安心できる伏流水を見つけたなら早めに採取したい。登山道へは早めに左に詰めると良いようだが、GPSでもなければポイントは絞りにくいだろう。一番水量の多い流れに沿って行くと、2度ほど灌木を漕がされた後、急な崖を詰めて三川台の一番高いところに出る。

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