- 目的
- エサオマントッタベツ岳北東面Aルンゼ偵察
- 日程
- 2006年07月10日(月) - 11日(火)
- 山域
- 北日高
エサオマントッタベツ岳の北東面に突き上げるルンゼの偵察に出かけた。やはりまだ雪が多く、遡行する状況ではなかった。
行程
- 2006-07-10
- 戸蔦別林道~エサオマントッタベツ林道~エサオマントッタベツ川~Co1080 C1
- 2006-07-11
- C1~エサオマントッタベツ岳北東面Aルンゼ~エサオマン北東カール(エスケープ)~エサオマントッタベツ川本流~戸蔦別林道 下山
※沢名については勝手に命名しました。正式な名称が有れば教えてください。
装備
2006年07月10日(月) オショロコマ
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
04:00 | 霧 | 中札内道の駅 | 起床 |
06:40 | 曇 | 第6号砂防堰堤 | 出発 |
07:30 | 入渓 | ||
10:25 | Co997二股 | ||
12:30 | Co1070 | C1 |
昨夜は中札内の道の駅で車中泊。メシを食ってから戸蔦別林道へ向かう。少々道に迷いながら第6号砂防堰堤に到着。パッキングして出発する。荒れた林道の跡を歩いておよそ1ピッチで入渓する。入渓してすぐのガケノ沢出合の少し上で釣りをする。簡単に1尾つり上げて更に釣りを続けていると、上流から某H大某研究室と思われるのパーティが降りてきて通過していった。最終的に2尾をつり上げ、何尾かリリースする。最後につり上げたヤツが針を飲み込んでしまい、外そうと無理矢理引っ張ったライトが切れてしまったのでひとまず切り上げて先に進む。
997二股に到着すると、まだ暖かい焚き火の跡がある。中を引っかき回すと、空き缶の燃えかすが出てくる#。さらに、周辺を見回すと先端にテグスを巻き付けた、生木の枝の釣り竿が散乱している。さらに、岩陰には空のウィスキーのビンが放置されている。薪を燃やし尽くすのも、大物のオショロコマを釣り尽くすのもいいけど、ゴミくらい持って帰れボケ。
薪を集めて火をつけようとするが、残っている薪は湿った物ばかりでなかなか火がつかないし、魚も大物が釣り上がらないので、もう少し上の方まで行ってみることにする。しばらく行くと、中洲で増水時にはかなり微妙だが、薪が豊富なのでここに決める。天候は安定していそうなので多分大丈夫だろう。釣り竿を出してすぐ横の瀞に竿を降ろしてみる。すると、オショロコマにしては結構な大物がつり上がる。下から担いできた小さい1匹をリリースして、塩焼きにする。
2006年07月11日(火) Aルンゼ偵察
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
04:00 | 曇 | 起床 | |
05:00 | 出発 | ||
05:50 | Co1380 | ||
06:55 | Co1570 | ||
07:20 | エサオマン北東カール | ||
07:50 | Co1245 | ||
08:15 | 天場 | 幕営撤収 | |
12:05 | 第6号砂防堰堤 | 下山 |
ツェルトを残置して、アタック装備で出発する。稜線部分には雲がかかっている。少し歩くと、足下にオショロコマが走る。Cルンゼの出合を過ぎてしばらく行くと沢は雪渓に埋まっていた。本流の滝を確認してからAルンゼに入る。ルンゼはほとんど全て雪渓で埋められている。途中いくつかの滝が出てくるが、小さな沢で水量は少ない。
カールと同じ標高付近から、ルンゼは本格的に立って岩壁の中に刻まれている。ここから先は垂直の雪壁登りとなりそうなので、今日の所はここまでの偵察として引き返すことにする。尾根を越えて薄いブッシュを漕いで北東カールまでトラバースする。カールもまた雪渓に埋められていた。いつものように長大な滑を下り、天場に到着。