- 目的
- ガケノ沢~札内岳遡行
- 日程
- 2002年08月23日(金)
- 山域
- 北日高
行程
- 2002-08-23
- 苫小牧~エサオマントッタベツ林道~エサオマントッタベツ川~ガケノ沢~札内岳~山スキー沢~林道
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
04:10 | 苫小牧 | 出発(自家用車) | |
08:10 | 晴 | サオマントッタベツ林道 | 駐車 |
09:10 | ガケノ沢 Co840 二股 | ||
10:10 | Co1250 | ||
11:10 | Co1700 | ||
11:40 | 曇 | 札内岳 | |
12:30 | 出発 | ||
13:20 | 山スキー沢 Co1450 | ||
15:50 | 下山 |
エサオマントッタベツ川
今日は日帰りなので、前回のように駐車場から沢には入らず、林道跡の踏み跡をたどる。入渓点でわらじが2足並べて捨ててある。いつもの事ながら、なぜわらじを捨てていくのか解せぬ。完全な天然のわらだけの物ならまだしも、スズランテープなんかが混入している物を平気で捨てていく神経が分からん。
ガケノ沢(札内岳北面直登沢)
河原が続き、 Co900 あたりの滝を皮切りに、滝や滑が断続的に現われるが、何れも印象が薄く、登りごたえもない。既に雪渓はなく、サクサクと進む。 Co1400 あたりから涸れた岩盤となり、ヤブ漕ぎなくピークに突き上げる。どうやら、早い時期にいくと、雪渓の通過に難儀する、ただそれだけの沢らしい。
山スキー沢(札内岳西面直登沢)
ピークでは、何本かダケカンバが伐採されていた。いったい何のために?
下りはエサオマントッタベツ川本流左股~山スキー沢と呼ばれているらしい~を利用することにする。稜線の踏み跡は思った以上にしっかりしている。時折、枝がノコで切られた跡がある。ノコを使ってまで稜線歩きをしたい人がいるのか・・・しかも、札内川本流から稜線にかけてのハイマツが伐採され、一本の道が出来ていた。これには唖然とした。ジャンクションから、目的の沢を直接見下ろすと、どうも濃密なハイマツの海である。やや稜線を西に進んで、適当な所からハイマツと灌木のヤブを滑り降り、沢に出る。
しばらくは涸れ沢であるが、突然足下から水がわき出す。この湧水はよく冷え、じつに上手い。すぐ下の滝をクライムダウンしようとするが、氷のように冷たいシャワーにあきらめ、右岸を巻く。そこから下は Co1100 あたりまでひたすら滑が続き、フリクションを効かせて慎重に下降し、本流と合流する。
昨年来たときは気づかなかったが、本流にはバイパスが整備されており、五月蠅いほどのピンクテープがある。鬱陶しいので、回収(おいおい)。長い本流を下り、入渓点に着。例のわらじも回収し、もち帰る。まったく、ウンチさえ持って帰ろうというご時世で、わらじなど捨ててくなよ>釣り人(偏見。