- 目的
- ソウキップカオマナイ川遡行
- 日程
- 2017年07月08日(土)
- 山域
- 知床連峰
ソウキップカオマナイ川という川の源頭にあたる P1026 にソウキップヌプリとか、ソウキップ岳とかあるいはソーキップ岳とか言う名前が付いているらしい。いずれにしても河川名由来の後付けの山名であろうし、まあ、どうでも良いレベルの低山なので本当にどうでもいい。で、一応その山へ突き上げるその川へ行ってきたわけだが、上部はそれなりにそれなりだが、長いし、どうでもいい山へのルートとしてはやはりどうでも良いレベルの沢だった。
2017年07月08日(土)
下りは忠類川滝ノ沢側へと下る予定なので、ルベス林道へ自転車を残置しに向かう。林道に入るとすぐにゲートがあって施錠されていた。まあ歩いてもたいした距離ではなかろう。ゲート前に残置する。
戻ってソウキップカオマナイ川の砂防ダムから入渓する。しばらくは、と言うかかなり長く何も無い河原が続く。全体に水は白濁している。
Co500 でようやく一本目の滝が出てくる。右岸を適当に直登する。高巻きも容易だろう。
Co540 二股を右に入るとすぐに右岸から苔むした滝が落ちてくるが、コレは支流の滝。その後幾つか滝を通過したがあまり記憶にない。まあ、滝は出てくるが気にするほどの物ではないという程度だ。
Co730 を右に入り滑滝を一個越えると沢は平坦になる。地形図では谷筋は頂上直下まで続いているが、沢形は Co900 前後で早々に消えて深い笹藪になる。谷の笹を掻き分けていくよりも斜面のカンバ帯を繋いで行った方が楽そうなので右岸の斜面をトラバースしながら高度を上げていく。頂上直下で一旦谷に戻り、そのまま頂上へ。頂上付近はハイマツが茂っているがさほど濃密ではない。
下りは稜線をしばし漕いでから西の谷筋から滝ノ沢へと下る。上部の沢筋はやはり薄弱だ。水が出てきてもしばらくは藪が覆っている。 Co750 付近から滝が出始める。2本目をラッペルで下る。その他は巻きとクライムダウン。本流に合流してからはやはりクッソ長い河原歩きが続く。頂上へのルートとしては余りにも冗長だ。
閉鎖になっている林道の橋を越えてから、忠類川本流までの間はちょっとした函状となっているが特に難しいと言う事もない。
本流から橋に上がり、少し林道を歩いて自転車を回収して、ソウキップ林道に入ると倒木が道を塞いでいた。クルマを回収して30分ほどかけて倒木を処理した。手ノコで切れる太さの木で助かった。