2016年09月30日(金)
権太川右岸沿いの駐車帯に車を駐めて出発。車止めを過ぎるとすぐに左にそれる道があり、キャンプ場下部に繋がっていることを確認する。林道沿いを進み、砂防ダムを更にもう一つ越えると、道は更に延びているようだが、藪に覆われているので沢に降りる。入渓からいきなり藪藪のブタ様相。これはやる気が萎える。少し進むと、更にもう一つ砂防ダムが出てくる。右岸から巻いて沢に戻る。ブタ様相は変わらず。しばらくして一つ目の滝が出現。一見古い堰堤かと思ったが、一応自然の滝のようだ。右岸を越える。 Co560 二股の左股は灌木に覆われている。水量の多い右へ進む。ここから滑滝がいくつか出てくるが、全体的なブタ沢感の方が強くてあまり印象に残っていない。それも標高差にして100mも続かずに終了。 Co750 二股は右の枝沢の方が水量が多い。おそらく上部で湧水が出ているのだろう。水量を無視してここからは左へ左へ進む。水が涸れても笹のトンネル状が続くが、最後はそれなりに極太の笹藪を漕いで頂上南の縦走路に出た。ブタ沢とは聞いていたが、思っていた以上のブタだった。それなりに滝も出てくるが、上級者が登るには物足りず、初心者を連れて行くにも美しさが足りない。どうにも使いどころのない沢だ。下りはキノコ観察などしながら登山道を下り登山口に到着。登山口からはキャンプ場の下部を通って、予定通り権太川の右岸に出た。