- 目的
- 後方羊蹄山石山ノ沢・泉ノ沢中間尾根往復
- 日程
- 2016年01月31日(日)
- 山域
- 後方羊蹄山
なんか朝から雪で、どうかなと思ったが駐車帯に行ったら中腹まで見えて何とかなりそう。既に黒いワゴンが一台止まっていたが、まだ準備が終わっていないようなので先行する。昨日頂上まで登っている人が居たので、トレースを期待したが、既に埋まっておる。だけど、そもそも雪の量が少ないのでそんなに苦しいラッセルではない。伐採地に出て休憩していたら、先ほどのワゴンの男性が追いついてきた。2ピッチ目の途中で軽く会話して先に行ってもらったら、その後はなかなか追いつけない。 900 のコブは左から巻くつもりだったが、彼がまっすぐ行ったので着いていったら、思ったほど急ではないというか、巻くより全然登りやすかったので結果正解だった。 1400 を越えて傾斜がきつくなり、雪も固くなってくると、細板のこちらが有利。固い雪面にジグを切って、このまま調子よく外輪まで行けるかなと思ったら、 1700 で急にクラストしてエッジが効かなく成ってしまう。視界も悪くなって、スキーを脱いでどうしようかなと思っていたら、彼はアイゼンに換えて頂上まで行くとのこと。私は昨日も行ったので無理せず下ることにしたが、しばらくはスキーで下るのははばかれるので、少しツボで下る。石山ノ沢の源頭部を偵察に行くと、ほぼ視界が無くなってしまった。そこから 1300 付近までは手探り状態で下る。頂上まで行った彼は無事に戻ってこられるだろうか。視界が出て樹林帯に入るとツアーの人達が上がってきていた。結果、このルートはまた頂上まで行けなかった。おそらく、上部は石山ノ沢の源頭に出た方が登りやすいのだろうが、吹きだまりの状態などは確認できなかった。天気の良い日にまた再訪しなければ。