前日に引き続き、野塚岳の踏査。いずれのルートも雪は飛ばされ、スキーに適したルートではなかった。
行程
- 2015-01-10
- 野塚トンネル北側駐車場~P1223北西尾根~野塚岳~P1147北西尾根~駐車場 下山
装備
2015年01月10日(土)
昨夜もインフォメーションサイトスペーに泊まった。相変わらず寒くて熟睡はかなわなかった。どうでも良いけど、この施設の名称がやたらと長すぎではありませんか。
今朝は昨日と変わって風も強く、雪がちらついている。昨日と同様駐車場に車を駐めて野塚岳に向けて出発する。
出発してすぐに地形を確認しようと、地図を出すと、コンパスを忘れた事に気づいていったん引き返す。
しばらくは沢沿いに進む。沢は完全には埋まっていないが、渡渉はなく右岸沿いを進む。 Co700 付近で谷が狭まり、一部沢が顔を出している脇の急な岸をトラバースして過ぎる。
P1223 の北西に延びる尾根末端は広く平坦で、ここから尾根にとりつく。
しばらくは快調に高度を上げたが、 Co1100 付近から風が強く、雪は固く、地表が顔を出し始めた。無理にスキーで上がるよりもツボの方が早そうなので、スキーを脱いでシートラにする。
天気が良ければ主稜線を巡ってから降りようと思っていたが、風が強く視界が悪いので、 P1147 から下る事にして、 P1223 を過ぎたところでシーデポにする。
野塚岳とのコルは風が吹き抜け、地表が顔を出している。つぼ足で進み、ピークにタッチして引き返す。
スキーを回収し、 P1123 は東側の斜面をトラバースする。斜面は急で、稜線に戻るところでズルズル滑って少し手こずった。
稜線上はやはり風が強く、雪が飛ばされているのでスキーを脱いで担ぐ。 P1147 も雪が着いておらず、しばらくはツボのまま下る。
スキーを付けても快適ではなく、ガリガリの斜面を横滑りで高度を下げ、まともにスキーが使えたのは下の数10mだった。
雑感
野塚岳へのルートは、スキーを使うなら出来るだけ沢沿いに進んだ方が良い。それでも上部は風で雪が飛ばされて快適ではない。つぼ足、スノーシューならトンネルからすぐに尾根にとりついた方が良いだろう。下りでスキーを楽しむなら、主稜線を少し北上してから下った方が良いだろう。