万計湯ノ沢でタケノコ狩り 2013年06月20日(木)

近年なにやら初心者に最適と話題の万計湯ノ沢に行ってきた。結論から言うと、最後の大滝以外にとくに見る物もなく退屈な沢だった。

久々の空沼岳なので、登山口への行き方が分からず少し右往左往してしまった。橋を渡って登山口へ向かうと、道が荒れていて私の車では厳しそうなのでバックして橋の手前に駐車。そこから湯ノ沢沿いの林道へ進む。

30分強ほど林道を歩いて、入渓する。ほとんど何もない単調な渓相が続く。いくつか小滝が出てくるが、最早ほとんど記憶になし。全て水際を直登していく。

時期的に水量が多い。この沢で唯一ゴルジュとなっている樋状の滝にとりつくと、水圧に引っぺがされて屈辱のドボン。高巻くのも面倒くさそうなので、流木を立てかけてショルダー通過。続く滝は左岸を直登する。

少し行くと、最後の大滝に出る。さすがにこれは登れないので右岸のルンゼから高巻く。高巻きの下りは植生がはがれてツルツルになっていて人の多さがうかがい知れる。

平坦になった沢を少し行くと、突如立派な林道に出た。道が通っていることは知っていたが、こんなに立派な道だったのね・・・。

林道沿いでタケノコを採取しつつ万計山荘へ。今日は沢よりもこっちがメインだ。タケノコでいっぱいになった山菜袋を抱えて万計山荘より下山。ピークへは行かない。あ、そういえば夏の空沼って登ったことなかった。けどいいや。