- 目的
- パンケメクンナイ川遡行
- 日程
- 2012年08月30日(木)
- 山域
- ニセコ連峰
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
06:35 | 林道 | 出発 | |
07:55 | Co420 砂防ダム終点 | ||
08:45 | F5 | ||
10:15 | F12 | ||
11:30 | 目国内湿原 | ||
12:15 | 目国内岳 | ||
13:35 | 登山口 | ||
14:30 | 林道 | 下山 |
パンケメクンナイ川に来るのは三度目だ。過去2度は1度目は濁流増水で入渓出来ず、2度目は転倒負傷で途中撤退した。最後まで遡行できれば三度目の正直ということとなる。
目国内岳登山口に自転車を残置し、パンケメクンナイ川沿いの林道へ移動する。車の周りをスズメバチらしき物がブンブン飛び回っていて車から出られなかったが、よく見たらアカウシだった。まったく、紛らわしい。
林道を歩き、砂防ダムの土場からはヤブ漕ぎとなる。砂防ダムから沢に降りてしまった方が楽だったかもしれない。入渓地点は Co300 付近だが、林道からは崖となっていて下るのも面倒だ。
![Co320 Co320[image/jpeg:221kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176882.jpg)
すぐに Co320 二股の二段の滝となる。右岸を直登するとすぐに一つ目の砂防ダムだ。右岸から巻こうとしたら、崩れた斜面と猛烈なツタの藪に阻まれた。左岸に移って高巻きなおす。二つ目の砂防ダムからは全て右岸高巻きだ。
![F4 F4[image/jpeg:201kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176883.jpg)
やっとの事で鬱陶しい砂防ダム群を越え、函状となった沢を適当に通過して行く。 F4 は右岸を直登する。
![F5 F5[image/jpeg:257kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176884.jpg)
核心の F5 は一段目を左岸から直登し、二段目の右岸に取り付いてみたが、やっぱりなんか行ける気がしない。いや、行ける気はするけど勇気が出ない。面倒くさいので戻ってまとめて高巻く。
![F6 F6[image/jpeg:216kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176885.jpg)
前回はこの先で転んで足を負傷した。ここから先は未知の領域だ。 F6 は左岸をへつってクラック沿いを直登する。
![F7 F7[image/jpeg:242kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176886.jpg)
F7 は大きいけれど階段状で左岸をシャワーで快適に通過した。
![F9 F9[image/jpeg:227kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176887.jpg)
F8 F9 F10 F11 を適当に通過する。というか、この辺りは F ナンバーつける程かという滝ばかり。
![F12 F12[image/jpeg:249kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176888.jpg)
ハングして落ちる F12 に到着する。左岸の側壁が階段状で登れそうなので取り付く。やや外傾で一部かぶり気味なのでちょっと恐いが、慎重に登ればどうって事はない。上部ルンゼ状から藪をトラバースして二段目の下に出た。
二段目は左岸を直登する。水が氷水のように冷たい。この時期にこの冷たさは何処かから湧き出ているんだろう。上部がツルツルの滑にコケが茂って悪い。剥がれるコケにしがみつきながら抜ける。
![目国内湿原 目国内湿原[image/jpeg:289kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176889.jpg)
滝はこれまで。後は平坦に蛇行するさわやかな沢を延々と歩き、小さな湿原に出た。湿原のすぐ脇に縦走路がある。
目国内岳は何度も登っているが、夏のニセコは始めてだ。ピークで靴を履き替え、衣類を着替えて下山する。登山口で自転車を回収し、ダウンヒルで一気に下る。林道への登り返しがきつい。
今日も1日暑かった。