- 目的
- 深沢川遡行
- 日程
- 2012年08月22日(水)
- 山域
- 胆振山群
夏休み中の学生を誘って日帰りで深沢川に行ってきた。深沢川は、確かにゴルジュ部分はそれなりに遊べるが、それ以外の部分が無駄に長いのが玉に瑕だった。時間がない時に釣りでもしながら下流域で遊ぶのがよい使い方ではないだろうか。
行程
- 2012-08-22
- 森野橋~深沢林道~深沢川~白老川~道道86号線~森野橋
メンバー
- C.L
- ふ~ちゃん
- M
- ササオ
行動記録
2012年08月22日(水)
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
06:45 | 出発 | ||
07:35 | Co160 滑滝 | 入渓 | |
08:30 | 深沢橋 | ||
09:35 | Co290 | ||
10:45 | Co355 | ||
11:50 | Co490 | ||
12:50 | 稜線 | ||
13:25 | 白老川 Co620 | ||
15:00 | 林道 | ||
16:40 | 森野橋 | 下山 |
部室に行くと、ササオが寝ていた。起こしてもしばらく寝ぼけている。とりあえず起こして白老に向けて出発。
天気予報では晴れだが、現地は曇り。まあ、そのうち晴れてくるだろう。暑いので、少し曇っているくらいがちょうど良い。
森野橋の手前に車を止めて出発。林道長い。深沢林道を過ぎると、一台の車が通過していった。途中の枝沢のところで林道の修復工事をしていた。
修復工事を過ぎたところで、すぐに一つ目の滝が出てくるので、そこから沢に降りる。滝の釜は広く、意外にも水は澄んで透明度が高い。
![滑滝を右岸から越える。 Co160 滑滝[image/jpeg:264kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176781.jpg)
泳げる人がいるなら泳ぐところだが、いかんせんそこはカナヅチ2人組。パスして登る。今日はカナヅチコンビと言う事で、ライフジャケットを持参している。滝は四段の滑滝で、いずれも釜を持っている。
![小滝群が続く。 小滝群[image/jpeg:242kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176782.jpg)
その後も滑床・小滝が続く。右岸に林道が見える事に目をつぶればなかなか良い沢だ。水の中には時々巨大なイワナが泳いでいく。
![下流域の滝を登る。 下流域の滝[image/jpeg:222kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176783.jpg)
Co220 を左に回り込むと 10m 程の滝登場。階段状で、右岸を直登する。
深沢橋を過ぎると、しばらくは単調な河原が続く。先ほどの滝を越えても相変わらずイワナの魚影は濃い。それにしても暑い、そしてシラミバエがウザい。何なのこのシラミバエの数。
Co280 で左岸から落ちてくる滝を見て左に曲がると、ようやくゴルジュの始まり。チョックストンと流木のダムを越えて、去年撤退したチョックストンの滝。
![チョックストンを越える。 チョックストン[image/jpeg:167kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176784.jpg)
今回は水量も少なく、水は青く澄んでいる。右岸を水に浸かりながら進み、流木を利用して越える。
![ステミングだがあえなくドボン。 ステミング[image/jpeg:202kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176785.jpg)
続く樋状はステミングで越えるが、ササオが上手くステミング出来ず3度ドボン。力つきてあえなく右岸から高巻いた。
![泳いで突破。 泳いで突破[image/jpeg:261kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176786.jpg)
次の長い瀞を持った小滝は私が泳いで突破し、ササオをお助け紐で引っ張る。次の小滝でもササオは足を滑らせてドボンしていた。
![意外と浅い瀞。 瀞[image/jpeg:191kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176787.jpg)
更に長い瀞が出てきたが、こちらは途中から足が着いた。ゴルジュはひとまず Co300 の屈曲点まで、沢は少し広がる。
![Co320 滝 Co320 滝[image/jpeg:252kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176788.jpg)
すぐに沢幅は狭まり、 Co320 を右に曲がると一つ目の大滝。しばし眺めるが、ササオもいるので右岸を高巻く。割としっかりした踏み跡が付いている。鹿道か?クライムダウンで沢に戻ろうかと思ったが、ちょっとしたがかぶり気味なのでラッペルで下る。大滝の上には釜を持った小滝が3段ほど続いている。
![2逆くの字の滝 逆くの字の滝[image/jpeg:338kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176789.jpg)
ここを過ぎるとしばらくは平らな河原が続く。 Co360 二股を左に進み、 Co390 で逆くの字の滝。遠くから見ると難しそうだが、登ってみるとそうでもない。頼もしくササオが先行して通過。Co400 二股の滝も難しくなく右岸を直登。
![深沢大滝 深沢大滝[image/jpeg:269kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176790.jpg)
しばらく行ってようやく大滝登場。中央は難しいが、右岸なら登れそうだ。とりあえず一段目まで登り、ジェードル状を進むが、途中から草付きがちょっと嫌らしい。
ピンを取れば行けなくもないが、面倒くさいので右岸の尾根筋に移って木登りで越える。大滝の上はもはやなにも無し。と言うか、無駄に長い。
![ニホンザリガニ ニホンザリガニ[image/jpeg:253kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152176791.jpg)
途中、ニホンザリガニと戯れてヤブ漕ぎもなく稜線に到着。クソ暑くて早く沢に下りたい。
白老川に下ると、所々小滝が出てくるが全てクライムダウン可能。
途中、へつりでドボンしてササオが溺れかけていた。更にもう一つ流木のダム下が微妙そうだったので、ライフジャケットをつけさせるが、案の定ドボンして溺れかけていた。ライフジャケットをつけているのだから、あわてなければなんて事はないのに。
本当は白老滝まで下るつもりだったが、思ったよりも時間がかかったので、時間切れとして、 Co360 付近で林道跡らしき物が見えたので右岸に上がり、少し藪を漕いで林道に出た。
道道に出てから更に1時間以上の歩きがあって長かった・・・。自転車を持ってくるべきだったと後悔。