時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
08:00 | 晴 | 出発 | |
09:15 | Co640 二股 | ||
11:45 | Co1120 | リターン | |
13:00 | Co790 三股 | ||
13:35 | Co900 付近 | リターン | |
15:35 | 下山 |
今シーズン初の沢に行って来た。とりあえず、手っ取り早く、漁川。ただ、いつものルートでは芸がないので、幻の沼を見に行くことにした。
国道脇の広場に車を止めて入渓。平日だが、ワゴン車が一台止まっている。おそらく山菜取りか、釣り師だろう。
とりあえずサクサクっと F1 に到着。水量も多くなく、下っ端もいないので今年はじめてのシャワークライムをする。今シーズン初なので少し緊張する。 F2 はいつものように右岸をへつる。しかし、壁はボロボロ崩れるし、足場も心許ない。自分の体力と心の衰えのせいだろうか。ライフジャケットを持ってこなかったので、ドボンしたら嫌だという気持ちが動きを萎縮させるのかも知れない。
Co640 二股を右に入る。 Co680 の函滝は釜は右岸をへつり、ジャンプして左岸を直登。特に問題なし。すぐに二股。右股の奥にも小さな滝が見える。
左股に進む。なんがゴミゴミしている。突き当たりに垂直の滝が落ちてくるのが見える。直登するとすれば、水に浸かって釜を進み、左岸を直登?うーん。今の状態では無理だな。左岸の草付きから高巻く。上部の竹藪がウザい。滝を越えると二股が見えるが、岸が高くて降りられない。そのままトラバースして、すぐ上の滝の上に出る。この滝は樋状。上部はツルツルしている。
この滝の上にも魚影がある。一体いつからここに生息しているのだろうか。
Co790 三股は左にピンクテープが付いている。しかし、地図の通りに水線のある右へ進む。この右股はすぐに伏流する。水線があるのだから、大きな沢形を進んでいけばいずれ着くだろうと何も考えずに突き進んでいく。やがて水流が復活し、右へ左へ蛇行する沢となる。この先は沼か?この先は沼か?と突き進むが、行けども行けども出てこない。滝が一つ現れたので、普通はこれを越えたら沼だろう、と登ってみるが、まだ沢は続く。やがて、岩盤状の二股に出て、改めて地形図を見てみる。
うーん。これ、登りすぎだろう。どうやら、 P1240 に突き上げる沢の Co1120 二股にいるらしい。今度は Co970 二股を見落とさないように、地形図と高度計をにらみながら下るが、そんな二股はどこにもない。うーん。地形図にだまされた。
仕方がないので、三股まで降りてピンクテープの着いていた左股を詰めることにする。結局、この往復で3時間のタイムロスだ。
左股に入り、小滝をいくつか越えて、 Co870 で滝を登ると二股になっており、水流の多い右へ進む。が、この沢形は水量が多い物の、藪に覆われていて既に藪漕ぎ状態。この標高でこの藪の量だと、沼までは相当のアルバイトを強いられそう。やる気をなくしていったん下り、左に入ってみるが、こちらも早々に藪。
時間も時間だし、完全にやる気を失ったので、今日はここまでにして帰ることにした。 F1 を右岸から高巻いた以外は登りと同じ通りに全て通過して下山。
すったもんだの遡行だったが、一番の事件は下山後に待っていた。なんだか、車の窓の様子が変。うん。割れてるよね。これ。どうやら車上荒らしにあったようだ。車内には割れたガラスが散乱している。
車内には、着替えと、行動食のあまりぐらいしか置いていなかったので、盗る物は何もない。荷物を見てすぐに分かったのか、それほど車内をあさった様子もなく、何も盗られたものはなかった。
盗られたものはなかったが、保険適用のことなどを考え、一応警察に届け出ることにした。支笏湖温泉の駐在所に行くと、駐在さんがいなかったので、直通電話で千歳署とお話。1時間ほど待たされてようやく事情聴取。現場検証で現場に戻ったりで、結局3時間ほどかかった。ちなみに、現場は恵庭市内なので、恵庭署に届けた方が良かったとか何とか。
後日、保険会社と連絡し、修理工場へ車を持ち込んだが、修理費用が安すぎるので保険を適用しない方が良いと言うことになり、結局1万1千円の自己負担。なんだか理不尽だなあ。