- 目的
- 貫気別川リビラ沢~リビラ山遡行
- 日程
- 2008年06月17日(火)
- 山域
- 西日高
行程
2008年06月17日(火)
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
09:05 | 曇 | 出発 | |
09:35 | 霧雨 | Co490 | 入渓 |
12:45 | 霧 | リビラ山 | |
14:45 | 曇 | 下山 |
どうにも週間予報というのは当てにならんもんである。数日前までは今日は晴れる予報だったのに、日が近づくにつれて悪い予報に変わってきて、案の定今日は曇だ。
リビラ沢
リビラ沢出合に車を残置し、霧の降る中、出発した。砂防ダム造成のためのブル道が続いている。 Co490 二股を右に入り、ようやく入渓した。 沢は荒れた様相である。雨が次第に強くなり、引き返そうかとも思ったが、だんだんやけくそになってきた。
![この滝が出てきたら間違い 支流 Co730 の滝[image/jpeg:262kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152175829.jpg)
Co590 付近で合流する右股は奥にご立派な連瀑が見えるが、本流には相変わらず何もない。 Co640 二股を右に進むが、なんだかコンパスの指す向きが微妙である。 Co730 で三股になり、コンパスの指す左に進むとようやく滝らしき物が現れる。この滝を過ぎると二股になるが、水量の豊富な左の沢は湧水で、すぐに山体に消えている。右の沢に進むが、どう考えても本来の沢とは全く違う方向を向いている。
これはどうやら何かの罠にはまったらしい。そういえば、先ほど滝を登った所で、隣に別の沢があるような雰囲気がありありだった。そこで、少し戻って右岸の尾根に登ってみると、涸れているがこちらより少し深い谷が延びていた。そちらの沢に降りてコンパスを切ってみると、どうやらこちらの沢が正解のようである。沢を少し下ってみると、この沢の出合は土砂や倒木に埋められてしまっていた。
沢は完全に伏流しており、一度だけ水流が出てきたが、結局最後の最後まで何もないまま源頭となって、 Co1130 付近で笹藪に突入した。視界のない中、藪を漕ぐのは修行のようなものである。沢が面白かったのなら、藪漕ぎも悪くはないのだが、こんな沢の後だとただつらいだけである。笹は上に行くほど太くなり、一時間ほどかかってようやく登山道に出た。
![ひっくり返った看板 リビラ山[image/jpeg:371kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152175830.jpg)
リビラ山西峰の看板はひっくり返っていたが、登山道は笹狩りがされた様子があった。天気は相変わらずガスのままで、晴れる様子は全くないので、さっさっと下ることにする。
リビラ山北面沢
![Co735 滑滝 Co735[image/jpeg:218kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152175832.jpg)
![Co680 滑滝 Co680 滑滝[image/jpeg:195kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152175831.jpg)
北面もしばらくは藪である。 200m ほど下ってようやく沢形に出た。こちらの沢も荒れた渓相だ。 Co700 前後に2~3の小滝があるが、いずれも全く問題ない。沢はじきに砂利に埋められ、ブル道の痕跡が現れる。
![ボリボリ ボリボリ[image/jpeg:117kB]](https://www.whochan.com/files/thum_0152175833.jpg)
ブル道の途中で今年初めてのボリボリがあったので採取した。みそ汁一杯分くらいだが、こんなクソ沢山行ではキノコ狩りでもしていかないと割に合わない。