- 目的
- ピロロ岳西面直登沢遡行
- 日程
- 2008年06月09日(月)
- 山域
- 極南日高
パンケ川からピロロ岳に行った。さすがにまだ少し雪渓が多かった。滝は適当に出てきてそれなりの沢だった。帰りにタケノコを収穫して、夕食の足しにした。
行程
2008年06月09日(月)
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
04:00 | 起床 | ||
07:40 | 晴 | 林道終点 | 出発 |
10:40 | ピロロ岳 | ||
13:05 | 林道終点 | 下山 |
重い体を起こして出発の準備をする。濃い霧が立ちこめているが、上空は晴れているようだ。
上杵臼から様似に抜ける農道を走り、途中から林道に入ってピンネシリ登山口を越えて幌満川に出る。つもりだったのだが、ピンネシリ登山口で通行止めになっていた。がーん。看板ぐらい立てて置けよっ!と思ったら 3.5km 手前にちゃんと通行止めの看板が立っていた。農道に戻り様似の市街に出て海岸経由で幌満川を遡る。パンケ川終点までのこの林道は長い。道は多少荒れているが、特に問題なく終点に到着した。
渓相は爽やかだ。ピロロ岳に向かう右股に入ってすぐにミニミニゴルジュがある。 Co630 三股から左股と中股は伏流している。 Co670 で正面から枝沢が流入し、左に曲がると小滝となって、ちょっとしたゴルジュになっている。手を突っ張って特に問題なく通過した。
このゴルジュの上は再び伏流となっている。 Co720 で左から枝沢が合流し、水流が復活すると、正面に大きな函状と雪渓が見えてきた。 Co740 で雪渓に突入した。雪渓は長く続きそうなので軽アイゼンを装着した。すぐに滝をひとつ処理して雪渓を進む。雪渓の下はガレだろうか。
Co830 で雪渓の切れ目に滝が見え、周囲からはルンゼが滝となって集まっている。ここから連瀑となっているが、雪渓が残っていて少々処理が面倒だった。右岸に合流するルンゼを三つほどやり過ごした後、更に続く滝を全て快適に直登した。
Co1000 も過ぎると滝もなく、水は涸れ灌木の薄いブッシュを詰めるとピークに付いた。
下りは南西の沢を下る。 Co900 付近にいくつかの小滝があるだけで、特に何もない沢だった。三股が近づくと石が多くなって水は伏流した。
下山後は林道の脇のタケノコを採取して楽古山荘に戻った。今夜も一人きり。ストーブでタケノコを焼きながらチューハイを飲んだ。