風不死岳北尾根ルート 2006年01月21日(土)

目的
風不死岳北尾根ルート往復
日程
2006年01月21日(土)
山域
環支笏湖山群
タイムレコード
時刻天候場所行動
10:55北尾根登山口出発
11:45Co630
12:30Co900シーデポ
12:45Co960E.P 着用
13:25風不死岳
13:50シーデポ地点
14:25登山口下山

西尾根からアプローチしてみようと風不死岳に向かった。大出合に一台の車と、北尾根登山道に一本のトレースを見ながら通過する。が、その先ずっと道沿いの斜面は笹藪が生い茂っている。だめだなこれは。

風不死岳から支笏湖を望む[image/jpeg:112kB]
風不死岳から支笏湖を望む

苔の洞門前を通過して車をUターン。先ほどのトレースを利用させてもらうことにする。北尾根登山道の西側の出合付近に有る駐車帯(?)の雪を少し除雪し、車体を半分ほどつっこんで駐車する。林道沿いの登山道を進む。トレースは2~3人のスノーシューのようだ。三合目付近から狭い樹林の尾根筋登りになる。周辺は笹のブッシュが多く、下りのスキーは楽しめそうにない。

四合目をすぎたあたりで、先行のパーティが下山してきた。六合目まで行って来たという。そこまでありがたくトレースを使わせてもらうことにするが、五合目付近からどんどん斜度がきつくなってスノーシューの直登トレースではきつくなってくる。結局トレースを外れてステップを切り直す。雪は少なく締まっているのでラッセルはきつくない。というよりむしろスノーシューのでこぼこトレースを歩くよりも楽かもしれない。

尾根筋はウィンドクラストしていて、全くスキーが楽しめそうな感じではない。ただ、P807の北東側は良さそうな斜面がある。ここから先は大側に雪庇が出ている部分があるので注意する。Co910の急斜面を登ったところで、これ以上は下りでスキーが使えそうもないので、シーデポにする。ツボで少し行くとアイスバーンが出てきたのでアイゼンピッケルに変える。大沢に落ちない様に慎重に進み、ピークへ。

さくっとシーデポ地点に戻り、スキーに変える。よい斜面を選びながら滑る。それなりに楽しめる。P807では登りで確認したとおり、北東側の斜面に入って滑る。結構いける。谷筋が出てきたら深く入り込まない様に左にトラバースしながら進み、五合目付近で登山道に合流する。ここからは狭い樹林のトレース上でブレーキをかけながら進む。P807からは登山道に戻らずに、まっすぐ大出合をめがけて広い斜面を選びながら滑ればもっと楽しめるかもしれないが、下部のブッシュが怖くて冒険する気にはなれなかった。

三合目をすぎて広い林道のトレースに出てあとはジェットコースターで登山口に到着。雪が多ければそこそこ楽しめそうな地形だが、ここでスキーが楽しめるほどの積雪状態になることはあるのでしょうか?

装備

Usertime : 0.07 / Systemtime : 0.05