おっと、すっかり忘れていました、この沢のこと(瀑。いや、別に日高にあらずんば沢にあらずとは思っていません。記録を取っていなかったので、タイムレコードはありません。
おっと、すっかり忘れていました、この沢のこと(瀑。いや、別に日高にあらずんば沢にあらずとは思っていません。記録を取っていなかったので、タイムレコードはありません。
いやぁ、久々に山ネタ。なんだかんだと行くタイミングを逃してまたしても3ヶ月もブランクが出来てしまった。まぁ、山っても風不死だけどな。
道道の分岐のゲートは開いている。去年同様、看板の日付は今日から開通ということになっている。去年ほどではないが、駐車場には平日のこんな時間でもやっぱり車は停まっている。今回ははじめから風不死ねらいで出発。相変わらずすれ違う人は皆ジジィババァばかり。
どうでも良いけど、最近、山で挨拶してくる人の少ないこと。私は普段余り挨拶とかする方ではないのだが、山では何故かすれ違う人に「こんにちは」と声をかける癖が子供の頃から染みついている。私はずっと、山では皆行き交う人は気軽に声を掛け合うものだと思っていたのだが、どうやら最近ではそうではないらしい。だいたいの人は、私から声をかけてようやく返事をくれるくらいで、中には声をかけても無視して通り過ぎていく人も少なくない。最近は登山者人口が増えて、登山道ばかり歩いてる人たちは数が多すぎていちいち挨拶するのが面倒くさくなっちゃったのかな。
風不死と 932 の分岐を過ぎて、人影も途絶え、静かな登山となる。残雪は去年よりだいぶ少ないようだ。1つ、2つ、3つ、4つと偽ピークを越えていく。分かっていても精神的なダメージは大きい。今日は風不死を貸しきりかなと思ったら、10人近いおばちゃんパーティがピークを占領していた。やかましい(ーー。一人だけちょっと若いおねーちゃんが先導していたので、多分ノマドかなんかのツアーだと思う。でも、そんなバス駐車場にはなかったなぁっと思ったら、北尾根を降りてった。
今日は風不死アタックだけのつもりだったけど、 932 、西山も廻ってきた。ちょっと無理しすぎたかも。足が棒になった。最後は疲れ手足ががくがくだったので、東山までは行かなかった。
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
10:55 | 北尾根登山口 | 出発 | |
11:45 | Co630 | ||
12:30 | Co900 | シーデポ | |
12:45 | Co960 | E.P 着用 | |
13:25 | 風不死岳 | ||
13:50 | シーデポ地点 | ||
14:25 | 登山口 | 下山 |
西尾根からアプローチしてみようと風不死岳に向かった。大沢出合に一台の車と、北尾根登山道に一本のトレースを見ながら通過する。が、その先ずっと道沿いの斜面は笹藪が生い茂っている。だめだなこれは。
苔の洞門前を通過して車をUターン。先ほどのトレースを利用させてもらうことにする。北尾根登山道の西側の沢の出合付近に有る駐車帯(?)の雪を少し除雪し、車体を半分ほどつっこんで駐車する。林道沿いの登山道を進む。トレースは2~3人のスノーシューのようだ。三合目付近から狭い樹林の尾根筋登りになる。周辺は笹のブッシュが多く、下りのスキーは楽しめそうにない。
四合目をすぎたあたりで、先行のパーティが下山してきた。六合目まで行って来たという。そこまでありがたくトレースを使わせてもらうことにするが、五合目付近からどんどん斜度がきつくなってスノーシューの直登トレースではきつくなってくる。結局トレースを外れてステップを切り直す。雪は少なく締まっているのでラッセルはきつくない。というよりむしろスノーシューのでこぼこトレースを歩くよりも楽かもしれない。
尾根筋はウィンドクラストしていて、全くスキーが楽しめそうな感じではない。ただ、P807の北東側は良さそうな斜面がある。ここから先は大沢側に雪庇が出ている部分があるので注意する。Co910の急斜面を登ったところで、これ以上は下りでスキーが使えそうもないので、シーデポにする。ツボで少し行くとアイスバーンが出てきたのでアイゼンピッケルに変える。大沢に落ちない様に慎重に進み、ピークへ。
さくっとシーデポ地点に戻り、スキーに変える。よい斜面を選びながら滑る。それなりに楽しめる。P807では登りで確認したとおり、北東側の斜面に入って滑る。結構いける。谷筋が出てきたら深く入り込まない様に左にトラバースしながら進み、五合目付近で登山道に合流する。ここからは狭い樹林のトレース上でブレーキをかけながら進む。P807からは登山道に戻らずに、まっすぐ大沢出合をめがけて広い斜面を選びながら滑ればもっと楽しめるかもしれないが、下部のブッシュが怖くて冒険する気にはなれなかった。
三合目をすぎて広い林道のトレースに出てあとはジェットコースターで登山口に到着。雪が多ければそこそこ楽しめそうな地形だが、ここでスキーが楽しめるほどの積雪状態になることはあるのでしょうか?
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
09:00 | 自宅 | ||
10:15 | オコタンペ道路入り口 | 出発 | |
11:15 | Co800 | ||
12:15 | Co1000 | ||
13:15 | 恵庭岳岩峰直下 | ||
14:10 | 道路入り口 | 下山 |
恵庭岳に行って来た。オコタンペ道路の入り口に車をつっこむが、除雪の雪が入り口付近にたまっており一瞬スタックする。勢いをつけて中まで入ると、雪はそれほど深くなく問題なく駐車できる。あわてて準備をして出発するが、しばらくしてピッケルを忘れたことに気づく。まあ、こんな時間だし、ピーク岩塔は登れないので、たぶん使うことはないだろう。
オコタンペ道路は入り口でゲートが閉まって通行することは出来ないが、道路はなぜか除雪されてラッセルせずに進むことが出来る。道にはスキーのトレースがのびている。また、恵庭岳の反対側にはP968に向かうトレースも見える。道路上のトレースが恵庭岳に向かっているものと思っていたが、いっこうに尾根にとりつく気配がないので、トレースから外れることにする。Co640まで道路上を進み、そこからP761の東面に突き上げる沢に入っていく。
北西の斜面をトラバースしながら少しずつ高度を上げる。Co800をすぎたあたりで広い大地に出る。雪はしまっておりラッセルは深くないので割と快調に高度を上げてきた。P952の東側を巻いて急な尾根にとりつく。西南西の尾根筋を上るが、雪は少なく灌木のブッシュがうるさい。更に上部では岩塔が出ておりスキーでの登行を困難なものにする。この急登はワカンやスノーシューを利用した方がいいかもしれない。Co1050から再び緩斜面となるが、すぐにまた急斜面となる。こちらはしたほどブッシュはうるさくなく、広い北側の斜面を利用して高度を上げる。南には西尾根の衝立が迫ってくる。進む北西尾根もCo1200から岩稜となって行く手を阻むが、北側をスキーを使って巻くことが出来る。岩稜の基部をトラバースしていくと、頂上岩峰直下で登山道のある北東尾根に合流する。
時間はまだ十分あったが、岩塔は立ち入り禁止だし、ピッケルも持ってこなかったのでここで岩峰を見上げてリターンにする。岩稜の下まで戻ってシールをはずす。雪質はいい具合にしまっているが、この斜度とこのブッシュではちょっと重たくて、スキーの回転が間に合わない。こんな場面では兼用靴が真価を発揮するのだろうか。Co1070からは北斜面を下って行こうかと思ったが、斜度がきつくて下部の状態がわからない。この山は地形図には現れない岩塔がぽこぽこ出ているので、あまり不用意に未知の場所に入り込むわけには行かない。結局そのまま西側の斜面を滑って登りのルートづたいに下る。この斜面は特に斜度がきつく、ブッシュもうるさいので一気に滑り降りるにはかなりの熟練でないとだめだろう。もう少し雪がついたら少しは滑りやすくなるかもしれないが、この斜度でこれ以上雪がついたら雪崩が怖い。
Co800までは多少の登り返しもあるがあとは特に問題なく一気に道路まで滑り降りる。道は登りのトレースを使ってジェットコースターで・・・とは行っても、すっかり滑らないスキーなので全然スピードは出ないけど・・・手入れのいいスキーならジェットコースターだろうなと思いながら道路入り口に到着した。
このルートは地形図を見る限り楽しそうなスキールートに見えるが、上部は斜度がきつく、ブッシュも多いので快適なスキーはあまり期待できない。より困難な場所を攻めるのが好きなエクストリームな指向の人にとっては楽しめるルートかもしれない。
今日も樽前に。北山~東山まわり。時計を忘れたので正確な時間はわかんないけど、2時間弱か。それにしても、平日だというのに人多いなぁ。
エラい久しぶりに風不死に行って来た。林道分岐のゲートは閉まっているという話だったが、ゲートは開いていた。平日のこんな時間に行っても、誰も居らんべな~っと思っていたら、駐車場は車でいっぱいだった。
本当は樽前にちょこっと行って帰ってくるつもりだったが、人がいっぱい居そうだったので、風不死に変更。それでも10人近い人とすれ違った。当然と言えば当然だが、みなリタイアしたくらいのジジババばかりだ。4時間弱しか歩いていないが、気絶しそうなほど疲れた。
帰りにゲートの看板を見て気が付いた。ゲートは今日から開いているらしい。つまり、今日から実質的な山開きなわけで。リタイアしたジジババ達は山開きした山をねらって登に来るわけで。エラい失敗だった。