- 目的
- 芦別岳冬尾根往復
- 日程
- 2013年12月17日(火) - 18日(水)
- 山域
- 夕張山地
ふと思い立って、芦別岳に行ってきた。一人で雪中でテント泊をするのは結構久しぶりだ。しかし、今シーズン初めての冬山と言うこともあって、いろいろと忘れ物が多過ぎた。
行程
装備
2013年12月17日(火)
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
05:00 | 起床 | ||
08:05 | 出発 | ||
09:55 | Co580 | ||
11:15 | Co780 | ||
12:20 | Co890 | ||
13:20 | Co1070 | ||
15:15 | 半面山 | C1 |
前夜は例によって金山と山部の間にあるトイレでゲリラビバークしようかと思ったが、残念ながら工事で中には入れず、あえなく車中泊となった。
芦別登山口へ行くと、駐車スペースがないので小一時間掛けて駐車スペースを掘り起こす。駐車スペースが出来上がると、便意を催してきたので一端山部駅へ行ってトイレを借りる。
登山口から冬尾根へ向けてトラバースする。雪は少なく、少しブッシュが出ている。川は埋まっておらず、砂防ダムの下のコンクリート部分をスキーを外して渡渉する。水深は2cmほど。
尾根が細くなると、ブッシュが濃くて歩きにくい。そしてひたすら一人でラッセルするのはつらい。ラッセル要員が欲しい。
半面山は風も弱く穏やか。ここにテントを張ることにする。今シーズン初の雪山と言うことでいろいろと忘れ物が多い。タワシ、シュラフカバー、水用の雪を入れる袋、ろうそく。しかも、ラジオもラテルネも電池が切れていて明かりがとれない。満月の明かりがせめてもの救い。切れかけのラテルネの明かりで何とか夕食を食べてとっとと眠りにつく。
2013年12月18日(水)
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
06:00 | 起床 | ||
07:10 | 出発 | ||
08:05 | 雲峰山 | ||
09:20 | 芦別岳 | ||
10:30 | 半面山 | テント回収 | |
13:05 | 登山口 | 下山 |
テントの外に出ると、屏風岩が目の前に聳えていた。徐々に日が昇り、芦別がピンク色に染まる。
アタック装備で出発する。雲峰山の途中までスキーを使い、シーデポしてつぼ足に換える。
雲峰山で EP に切り替える。久々の細尾根での EP ワークはなかなか緊張する。
下界は雲海となっている。雲峰山からは十勝連峰がきれいに見える。ユーフレ谷側はすっぱりと切れ落ちている。芦別の美しい姿を堪能しながら進むが、時折下界から工事やらスピーカーからの音が聞こえて興ざめとなる。芦別はものすごく人間の生活圏から近い山なのだ。
芦別ピーク岩塔はどちらに落ちてもヤバい。滑落しないように慎重に進み、看板にタッチ。帰りも慎重に下りスキーを回収。
テントを回収して下りにかかる。雪が少ないので、スキーを楽しむと言うよりブッシュをよける方が大変。
やはり最後はスキーを外して渡渉。
芦別の後は、ニペソツや芽室岳方面へ行こうかと思っていたが、いろいろ忘れ物もあったので今回はこれだけにして帰ることにして、室蘭で現役の忘年会に参加することにした。