- 目的
- 積丹岳往復(途中撤退)
- 日程
- 2014年01月01日(水) - 02日(木)
- 山域
- 積丹山塊
OB会を終えておやぶんと積丹岳休憩所をベースに積丹岳を目指した。しかし、強烈な冬型の気圧配置とおやぶんの体調不良のため途中撤退とした。積丹岳登山口から休憩所付近は冬型の気圧配置の割には案外安定した天気でさほど積雪も多くなかった。積丹の東海岸は西風の時は案外荒れないようだ。
2014年01月01日(水)
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
06:00 | 起床 | ||
10:10 | チセヌプリスキー場 | 出発 | |
11:00 | リフト終点 | ||
11:40 | 下山 | ||
16:00 | 積丹岳登山口 | 出発 | |
17:05 | 積丹岳休憩所 | C1 |
今日はおやぶんと積丹岳の休憩所に行く予定だが、その前に現役たちとチセヌプリへ行くことにした。メンバーはわたし、おやぶん、とーのさん、ササオ、アスカ、樽井、辻。怪我で登れない西宮と、昨日で懲りた麻矢ちゃんは最後の後片付け。
チセヌプリスキー場跡
朝の片付けを終えて車5台でチセヌプリスキー場へ向かう。昨夜の積雪量は少なかったが、出かける頃から激しい吹雪になってきた。
スキー場に到着して、出発の準備をしていると、どでかい雷が2発落ちてきた。どうしようかとみんなで会議するが、スキー場のてっぺんまでと言うことにして出発する。スキー場を歩き始めると、天気は割と落ち着いてきた。
リフト終点ではチセヌプリのピークも見えてきたので、後ろ髪を引かれつつも引き返す。スキー場のパウダーを堪能して終了。
西宮と麻矢ちゃんも降りてきており、ここで解散。おやぶんと私は積丹を目指す。倶知安の町中に入っていくと、猛烈な吹雪となる。チェーン店以外の飲食店はほとんど休業だったので、時計台ラーメンで昼飯を食って作戦会議。
隣のマックスバリュで少し食料を買い足して積丹へ向かう。
積丹岳休憩所
稲穂峠は猛烈な吹雪。対向車の多くがハザードをつけながら徐行運転している。何とか余市にたどり着き、余市の道の駅に私の車を残置して積丹へ向かうことにした。
積丹はどんだけ大荒れだろうかと思っていたが、積丹の東海岸に入ると、割と落ち着いた天気となった。積丹岳登山口は最終人家前まで除雪されており、そこにおやぶんの車を残置して出発する。
小屋まではほぼきっちりワンピッチで到着。早速石油ストーブに火をつけて暖を取る。他に人は居らず、2人でストーブの横を陣取る。酒もビールも持っては来たが、昨夜の飲み疲れがあるので飯を食ってさっさと寝付く。明日の天気が気がかりだ。
2014年01月02日(木) 積丹岳(途中撤退)
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
05:00 | 起床 | ||
06:30 | 出発 | ||
09:00 | Co900 付近 | 撤退 | |
09:20 | 休憩所 | ||
14:00 | 出発 | ||
14:15 | 下山 |
深夜に時々ばたばたと風が叩いたが、朝は割と落ち着いている。ストーブで暖まりながら出発の準備。日が上がる少し前にラテルネをつけて出発する。
おやぶんは昨日からずっとコンコンと咳をし、寒い寒いと繰り返していたが、どうやら五色温泉で風邪を引いたらしい。
Co450 付近の尾根までコンパスを切って進む。途中まで林道らしき跡があったが、すぐに分からなくなる。テープでをと2つほど打ってコンパスを切り直す。
まったりとした尾根が続き、帰りはいかにもわかりにくそうな地形だが、思いの外標識は少ない。 Co629 でふたたびコンパスを切り直し、テープを打つ。
Co685 からは笹デポを標高差 20m 置きに打っていく。本来ここで沢を渡って左岸沿いを登るべきだったが、うっかりしてそのまま右岸沿いに登ってしまう。
途中で気がついたが、デポを打ってきており、引き返すのももったいないので P826 の脇を通ってそのまま進む。
ここまでは割と穏やかな天気だったが、 Co900 付近で急激に大荒れになってあっという間になにも見えなくなってしまった。
今後天気は好転しそうもないし、どうもおやぶんの体調が優れないようなので、ここで撤退することにした。スキーはかなりまったりだが、そこそこ楽しめる。
上部のトレースは既にほとんど消え去っていたが、下部はトレースを使ってジェットコースターであっという間に小屋に到着。
本当はもう一泊する予定だったが、明日朝の天候が心配なので、今日中に下山することにする。しかし、おやぶんは明日の朝までやることが無いので小屋でお茶を飲みながらまったりと過ごす。
13時頃から軽く掃除をして片付けて下山。林道は快調に滑りあっという間に車に到着した。おやぶんの車はさほど雪をかぶっていなかったが、道の駅に残置した私の車は案の定除雪の雪に囲まれていた。
おやぶんと別れ、セブンイレブンで帰りの経路を調べると、倶知安経由の道が示されたのでそちらを通って帰ってきた。倶知安に出てから支笏湖を過ぎるまではずっとすさまじい吹雪だった。苫小牧に出るとそれまでの吹雪が嘘のように平和な世界だった。