イベント名

昆布岳～西昆布岳縦走

日時

2013年04月21日(日)

場所

後志山群

天気が良さそうだったので、急遽新人の辻君と西宮君を連れて昆布岳に行ってきた。

例によって真夜中に起きて室蘭へ。部室で三人をピックアップする。昨日空沼に行った3人には無事に帰ったようだが、途中にわか雨に降られたりとかいろいろあったらしい。

登山口には、道路の反対側に小さな駐車スペースがあった。ぼろいトイレはまだ閉鎖されている。まだ時間が早いので、我々が一番乗り。登山口の入山届に記入して出発。

ワカンを持ってきたが、雪面はまだ固く快調。天気が良すぎて、サングラスを忘れた現役は雪目が心配。

名物めがね岩で記念撮影をして、淡々となだらかな尾根を行く。このなだらかなアプローチには何とも不釣り合いな尖ったピークが見えてくる。ピークから東に延びる尾根の向こうには羊蹄山も見えてきた。

ピーク手前の岩稜は左からトラバース。ピーク直下は全層雪崩で雪面が崩れ、ヤブが露出している。その切れ目を登ってピークへ。ピーク直下までは無駄にだらだらと長いが、最後が立っているのでちゃんと山に登った感を得られるお得感がある。

北側には1mほどの雪庇が出ていて、寄りすぎると危険。辻が何度言っても雪庇によって行くので危険だ。ピークは展望が良いが、風が冷たくて寒いので、ひとしきり記念撮影をしてすぐに下る。下りは南西尾根を降りて西昆布岳を通過していくことにする。

南西尾根の東側は雪庇が崩れて、全層雪崩の巣となっている。西昆布岳は尾根上のどうでも良いポコ。気温が一気に上がって、雪が腐ってきたので山頂に雪だるまを作って遊ぶ。

ここから下り始めると、モービルの痕跡が多い。そして尾根が無駄に長い。西宮が少しだけバテ気味だ。ようやく道に出て、さらに長い道を歩いて登山口に到着した。昼前に下山できたので、結局ワカンの出番はなかった。