- 目的
- 石狩岳シュナイダーコース往復
- 日程
- 2008年05月24日(土)
- 山域
- 東大雪
行程
- 2008-05-24
- シュナイダーコース~石狩岳~シュナイダーコース
2008年05月24日(土)
登山口に到着した時、他に車は停まっていなかったが、お湯を沸かしてカップ麺を食べていると大型四駆が一台やってきて、男性が一人降りてきた。
山の方は雲に覆われ、石狩岳を望むことは出来ない。装備を適当にランドナーパックに放り込み出発する。登山口からすぐの所に、岩が祭ってある社がある。どんないわれがある岩なのでしょうか?道はしばらく平坦な林内を進んだ後、沢沿いに降りる。沢沿いの道は目立った標識もなくやや不明瞭だ。尾根に取り付く少し手前で左岸から右岸に渡渉しなければならないが、沢はやや増水気味で橋は架かっていない。飛び石で何とか水没せずに通過する。
カメラのスーパーマクロ機能は抜群。キノコなど撮っていく。主稜線の分岐までは3ピッチかかった。このころになると雲は晴れてピークが見えてきた。山の写真を撮ると、設計などのハイコントラスト部分にカメラ搭載の液晶で10倍表示して分かる程度の色ずれが確認できる。
ピークまではまだ少し雪が残っていた。天気は回復したが、やや湿気が多く霞がかかっている。黄砂の影響もあるかも知れない。特に南方は雲が多くすっきりしない。すぐそばのニペソツも雲が多くはっきりとは見えなかった。
後続のおじさんはもう少し遅くなるかと思ったが、意外と速く、私より30分遅れくらいで稜線に着いたようだ。私はピークでしばし昼寝をしながらおじさんが登ってくるのを待つ。しかし、小一時間経ってもおじさんはいっこうに登ってこない。下を見ると、おじさんが引き返していくのが見えた。
分岐に戻る途中で近くですれ違った別のおじさんは、ヘルメットをかぶっていた。さらに、このおじさんの装備は分岐にデポされていたが、3泊くらいはありそうな装備だった。偉い重装備だが、一体どこからどこまで行くつもりなんだろう。
ピーク直下で引き返して行ったおじさんは分岐で休んでいた。聞くと、足がつりそうになって、途中であきらめたらしい。もうちょっとゆっくり登れば良かったのに・・・。ちなみに夏山ガイドでのコースタイムが 05:40 、私のタイムが 03:50 、おじさんがピークまで着ていれば 04:30 くらいなので、コースタイム的にはまだまだ余裕がある。
下りはわき目もふらずサクサクッと下る。登山口近くで、スニーカーとジーンズ姿のおじさんがやってきて、「ここって何時間ぐらいかかるの」って聞いてくる。とりあえずここからだと4時間はかかると思いますよと言っておく。しかし、12時過ぎにやってきて登れるつもりだったんだろうか。黒岳とかと同じ感覚なんだろうか・・・。全てがなめすぎている。
もうちょっとキツい登山かと思っていたが、案外楽勝だった。まあ、写真など撮りながら、かなりのスローペースだったからかな。