- 目的
- 春別岳南西面直登沢遡行
- 日程
- 2005年06月23日(木)
- 山域
- 北日高
さて、今年初の沢な分けだが、どこもかしこも雪渓が多いわけで。どこに行っても面白い山行をするのは難しそうである。こうなると、普段ならまず行かない様な糞面白くもなさそうな山域にあえていって足慣らししてくるのも悪くはない。
行程
っと言うわけで、なにやら、雲知来内岳がはやりらしいので、それではと出かけたら現地について千栄の地形図がない事が判明。あうぅ。。。仕方がないので春別岳のトメチニ沢へ変更。頂上直下の岩壁を見て帰ってきた。つーか、本当はそのまま他の沢へ行く予定が、軽アイゼンを忘れたので一端帰ってきたりして・・・むー
時刻 | 天候 | 場所 | 行動 |
---|---|---|---|
08:15 | 千呂露川林道ゲート | 出発 | |
08:40 | トメチニ沢出合 | ||
11:05 | Co930 | ||
13:20 | 春別岳南面バッドレス下 | ||
16:25 | トメチニ沢出合 | 自転車回収 | |
16:40 | ゲート | 下山 |
今流行の雲知来内岳に登ろうと千呂露へ向かう。ところが、春別林道の入り口付近で肝心の「千栄」の地図を忘れた事に気づく。仕方がないので今日の目標は急遽春別岳に変更する。
千呂露林道入口のゲートは鍵かかかって入れないので、そこからチャリでトメチニ沢出合へ向かう。出合に架かる橋から沢を覗くと、函状となってわりと良さそうな渓相に見える。左岸から流木の砂防ダムの上に降りる。2~3の小さな連釜を通過すると、沢は河原状となってその後はひたすら単調な渓相だ。左岸から落ちてくるルンゼの下には雪渓が残っている。
Co680 二股で釜を持った小さな滝が出てくる以外は何もない渓相が Co980 の屈曲点まで続く。 Co980 で沢が右に曲がると、急傾斜になって函状の中にチョックが現れる。潜る様に通過する。続くツルツルの滝は右岸を巻く。滝の上も函状が続き、沢に降りられない。中には小さな滝が2つほどある。そのまま尾根状をつたってまとめて高巻く。小さな滝と、滑滝をひとつ過ぎるとCo1060二股に出る。
左股に入ると、 Co1120 二股までは何もない。ここを三段の大滝のかかる左へ進む。サクッと直登する。沢は Co1200 付近から雪渓が埋め、沢が右に曲がると、正面には頂上西側のバットレスが切り立って行く手を阻んでいる。今日はそもそも目的が違うし、年度初めにこんな所をフリーソロで登る気にはならないので、ここで引き返す事を決める。後ろを振り返ると南西稜の凄まじい姿が目にはいる。
帰り道は登りとほぼ同様のパターンで下る。所々で、少量のギョウジャニンニクを採取。本日のおみやげとする( ̄へ ̄)。